こんにちは、みもです。
看護師転職サイトに登録したのに、転職がうまくいかない…。
もしかして新人だから…?
…と、心がザワザワしていたり、モヤモヤしていませんか?
結論から言ってしまうと、
転職活動がうまくいかないのは、経験やスキルが未熟な「新人看護師」だからではありません。
転職成功している看護師には共通点があります。
しかも3つも!!
あなたが転職がうまくいかない原因は、その共通点を知らないことです。
つまり、
その3つの共通点さえ知って転職活動すれば、新人でも転職がうまくいくってことですね。
というワケで、
この記事では、転職活動で苦戦しているあなたに向けて、転職成功に欠かせない3つのポイントについて紹介します。
この記事を書いているのは、現役ナースのみもです。
いつも「中堅ナースの日常」を読んでいただき、本当にありがとうございます。
看護師のQOLを爆上げをして「一人でも多くの看護師をハッピーにしたい!」という思いで、このブログを運営。
というのも、私たちが快適に暮らすには「お金」が必要ですよね。
他の仕事よりもちょっと給料がいい看護師を続けるのが◎。
ただし、給料に見合わない過酷な現場もあります。
…で、このブログが最終に目指すのは、「仕事も楽しい、プライベートも楽しい」そんな生活です。
おかげさまで月間8万PVを超え、毎日たくさんの悩める看護師さんに役立っています。
もっと私のプロフィールが詳しく知りたい方は、こちらを参照してください。
/こんな記事も書いてほしいなどのリクエストもあると嬉しいです。\
新人看護師のあなたが、転職がうまくいかない本当の理由
ここからは、中堅ナースの日常キャラクターの1年目ナース「杏ちゃん」と7年目ナース「亜子先輩」と一緒にわかり易く解説していきます。
転職がうまくいかないのは、やっぱり「新人」だからだよね…。
そんなことはないよ。
確かに、
応募条件に「臨床経験3年以上」という病院も多いけど、第二新卒ってコスパはいいから、積極的に採用する病院もあるよ。
え…そうなの?
第二新卒ってコスパはいいの?
新卒に比べて、第二新卒のほうが断然コスパが高いんです!
ちなみに、
第二新卒とは、新卒で入社して3年未満の求職者のこと。
第二新卒の場合、短期間でも社会に出た経験があるので、基本的なビジネスマナーは備わっています。
つまりは、
教育上のコストが削減できるってワケ。
一方、新卒の場合はどう?
ビジネスに関しては超素人。一から教えないとダメってこと?
そうです。
新卒の場合は、基本的な挨拶、仕事への取り組み方、社会人としてのあたり前のスキルを教えることから始めます。
第二新卒と新卒、どっちのほうがコスパが高い?
たしかに、新卒と比べるとコスパは高い気がします。
でも、中堅やベテランのほうがもっとコスパは高そう…。
普通はそう思うよね。
ところが、中堅やベテランと比べても、第二新卒のほうが断然コスパが高いよ!
なぜなら、「柔軟性」が全然違うからです。
柔軟性の良し悪しは、新しい職場での適応力に影響します。
え…?!
新しい職場での適応力?
経験年数が3年に満たない第二新卒者は、柔軟性があるので、新しい職場ですんなり適応。
一方、中堅やベテラン看護師は、柔軟性がないので、新しい職場では適応できない人も多くなります。
あれ…?
経験豊富な中堅やベテラン看護師のほうが、即戦力として働けるって意味では新しい職場に適応しやすそうだけど…?
そうとも限りません。
というのも、
中堅やベテランは、第二新卒者が持っていない「あるもの」が新しい職場でジャマをします。
その「あるもの」とは、前職での癖やプライド、独自ルール。
…!!
長年染み付いたやり方って、なかなか抜けないので、新しい職場でのやり方に納得できない人もいます。
要するに、
新人や第二新卒は教えたらスッと覚えるところ、中堅やベテランはいつまで経ってもグダグタ、文句タラタラ。
どっちと一緒に仕事したい?
新人や第二新卒です。
スキルや経験が不足していることが転職がうまくいかない理由だと思っていたけど、違う気ってことですね。
さっきも言ったけど、
転職成功している看護師には共通点があるんです。
そのポイントを知らないから、転職がうまく言っていないだけ。
転職成功している看護師の共通点は3つ!
転職成功してハッピーになる看護師の共通点は、次の3つです。
- 自分を客観視できる
- 転職理由が明確で軸がブレない
- 将来のキャリアビジョンをしっかり描けている
「転職して良かった」と言える転職にするには、今の自分をよーく知ることです。
どんな職場で働きたいのか、逆にどんな職場が嫌なのか、今後どう働きたいのかなど、見えていない部分まで把握しなくてはなりません。
自分を把握するために、次の3つの視点が必要です。それぞれ詳しく解説していきます。
自分を客観視できる
転職する際、「客観視することが大事」「自己分析がめっちゃ重要!」と聞いたことがありますよね?
私の初転職が大失敗した理由はずばり「自己分析が足りなかったこと」です。
要するに、
主観的になってしまい、自分を客観視できてなかったことが原因。
もっと自分を客観視できれば、自分の立ち位置に気づいたり、自分の希望と市場価値のアンマッチが起きていないかなど、冷静に判断できたからです。
ところが、
人のことだったら常識的に考えて分かるのに、自分事となれば途端に冷静な判断はできなくなります。
そう、案外…
自分を客観視するのって難しいのです。
生理前のイライラや暴飲暴食を制御するくらいムズカシイ…。
ところが、
転職成功者たちは、難しいと言われる「客観視」を楽々とクリアします。
どうやってだと思う?
実は…簡単な方法があったんです。
転職のプロに頼るだけ。
PMS治療薬を飲めば生理前の不快な症状が改善できるように、看護師転職サイトを使うだけで楽々クリアできます。
自分ひとりでは難しいと素早く判断して、無料で使えるものは使う。
それが賢く転職するコツですね。
ちなみに、
看護師転職サイトの流れがよく分かっていない方は、マンガで紹介している【こちら】の記事がサクッと読めるはず。
自己分析のやり方に興味がある方は、以下の記事を参考になるでしょう↓
転職理由が明確で軸がブレない
転職理由がハッキリしている人は、転職活動もスムーズに行えます。
というのも、理由はシンプル!
転職を決意した理由を基準に転職先を探せばいいからです。
転職理由が曖昧だと、「こっちの求人は給料がいい」とか「こっちは住宅手当が高くていい」など、好条件に釣られてしまい最終的に求人を絞ることができません。
転職軸がしっかりしていれば、
入職後のミスマッチも起きにくいので、転職後はハッピーになりやすいのです。
ようするに、
ちゃんと自己分析できていれば、転職軸ばブレない。
最初でつまづきたくないなら、転職のプロに頼ろうって話ですね。笑
みんなの転職理由が気になる方はこちらもチェック↓
将来のキャリアビジョンをしっかり描けている
転職理由も大事ですが、
将来のキャリアビジョンをしっかり描くことも、転職成功には欠かせません。
というのも、転職は一時的な待遇を改善するためのものではないからです。
「サービス残業が嫌で、残業時間が10時間以下」とか、
「夜勤が辛くて日勤オンリー」とか、
待遇改善のためだけに転職する看護師は少なくありません。
ですが、自分が思い描いていた理想とのギャップに苦しむかもしれません。
そのような事態を避けるためにも、将来どうなりたいのか、どんな仕事をしていきたいのか明確にイメージできているかがポイントです。
例えば、
色んな経験が積めるこの病棟で3年働いて、ディズニー看護師になろう!
訪問看護ステーションで経験を積んで、5年後にはケアマネの資格を取りたい!
将来は子育てしながらまったり看護師をしたいから、クリニック勤務に必要な採血や注射スキルを中心にマスターしておきたい!
こんなふうに3年・5年先のキャリアプランが具体的にイメージできている看護師は転職で失敗しにくいのです。
「キャリアプラン」といえば難しく聞こえるかもしれませんが、身につけたいスキルという視点で考えるだけでOK。
とはいえ、
明確にイメージできる人は少なく、ほとんどの人がぼやっとしていたり、全く先が見えていない人。
だからこそ、転職のプロに頼りましょう。
給料がアップする「看護師のさらなる資格」が知りたい方は、こちらの記事を参考にしよう↓
転職で何がしたいかわからないならプロに相談しよう!
看護師資格を取ったものの、
「特にやりたいことがない」
「何がしたいのかわからない」
このように将来がふわっとしている看護師さんは少なくありません。
看護師になったのも、生活やお金、食いっぱぐれないためって人も多いですよね。
何がしたいのかわからないときは、転職サイトで求人を探すだけでなくプロに相談するのもおすすめ。
転職活動の相談ができるサービスについて紹介していきます!
ハローワーク
まずは、ハローワークです。
聞いたことある人も多いと思いますが、
一応、サクッと説明すると、
ハローワークとは、厚生労働省が運営する公共職業安定所のこと。
全国各地に拠点があり、誰でも無料で利用できます。(※ちなみに、全国のハローワーク所在案内はこちら)
ハローワークインターネットサービスから求人の閲覧もできますが、相談したい方は窓口のみのサービスです。
もちろん在職中でも相談はOKなんですが、
ハローワークの開庁時間が平日の8:30〜17:15まで。
時間的に仕事後はムズカシイため、
平日開庁時間を延長していたり、土日に開庁して職業相談サービスを実施しているところを狙うのがオススメです。
ただ、相談相手はハローワークの職員であって、看護師ではありません。
転職のプロには変わりないですが、看護業界に詳しいわけでもないということは頭の片隅に入れておきたいですね。
ナースセンター
続いては、ナースセンターです。
なかには初めて聞いた人もいると思うので、
ナースセンターを簡単に説明すると…
各都道府県の看護協会が運営している「無料職業紹介所」のことです。
その機能をインターネット上で利用できるようにしたものをeナースセンターといいます。
「看護協会が運営」と聞いて心配なのが、利用できる人ですよね?
大丈夫です。
看護協会に入会していなくても、
退会してしまっていても、
以下に該当していれば無料で使えます。
- 就職先を探している看護職
- 看護師養成所を卒業見込みの看護学生
いわゆる…
看護職バージョンのハローワークってことですね。
先ほどのハローワークと同様、ナースセンターの開館時間は、平日の9時〜17時なので、仕事の後はムリそうです。(※各都道府県のナースセンターによって異なる)
土日の相談は行っていないので、夜勤明けのタイミングで相談に行くのがオススメ。
看護師資格を持った人が相談員となるので心強い反面、求人が少ないことが難点ですね。
看護師転職サイト
最後は、看護師転職サイトです。
私が一番オススメしたいのが、この相談方法。
というのも、
看護業界に詳しい転職のプロが無料で気軽に相談に乗ってくれるからです。
先ほどのハローワークやナースセンターのように、直接窓口へ行かずとも電話やウェブで相談もできちゃうのです。
ただ、相談する相手は慎重に選ばないと後悔します。
あなたの話を聞かずに求人を勧めたり、強引に面接をセッティングするなど、ストレスとなってしまうだけ。
じゃあ、じっくり話を聞いてくれる相談相手をどう選べばいいのでしょうか?
これまでに10社以上の看護師転職サイトを利用して分かったことがあります。
担当者の質がいい看護師転職サイトの中から、相性がよくて優秀な担当者を選べばOKです。
実際に私が選んだ方法は、以下の記事で詳しく解説しているので、気になった方はぜひ参考にしてみてくださいね↓
最後に
転職がうまくいかないのは、
- 自分を客観視できる
- 転職理由が明確で軸がブレない
- 将来のキャリアビジョンをしっかり描けている
この「3つの視点」が欠けていることが原因です。
うまくいかない看護師が一番最初に思いつく、「経験やスキルが未熟な新人看護師だから…」という理由ではありません。
むしろ経験年数が少ないというのは、小さなデメリットにしかならず、「柔軟性がある」や「中長期的な戦力」など、メリットのほうが遥かに大きいでしょう。
そのため、少しでも今の病院に疑問や不満を持っているのであれば、思い切って転職してしまうことをオススメします。
ちなみに…