知らないと損すること

看護師の守秘義務はどこまで?今つぶやいた「その一言」はアウトかも…

看護師に、守秘義務があるのは知っている。

でも、どこまでがセーフ、アウトなのか境界線がよく分からない…。

という看護師さんに向けて、この記事を書いています。

名前、年齢も書いていないし、大丈夫だろう…とつぶやいた「その一言」が実はアウトだった…なんてことにならないように、看護師の守秘義務をいま一度、考えてみましょう。

【今さら聞けない】看護師の守秘義務とは?

まずは看護師の守秘義務とは…

職務上知った患者さんのプライバシー情報を守る法律上の義務です。

看護師は、法令「保健師助産師看護師法第42条の2」で規定されています。

看護師以外の場合

  • 助産師→刑法第134条第1項
  • 保健師→保健師助産師看護師法第42条の2
  • 准看護師→保健師助産師看護師法第42条の2

助産師以外は「保健師助産師看護師法第42条の2」です。

正当な理由なく、業務上で知り得た人の秘密を漏らしてはならない。という規則。

悩む看護師
悩む看護師
もし秘密を漏らした場合は、どうなるの?

患者さんの個人情報を漏らした看護師は、懲役6ヶ月または10万円以下の罰金に処されます

患者さんの個人情報ってどこまで?

個人情報は漏洩については、看護師長から口を酸っぱく言われますが、具体的な内容まで突っ込んで教えてもらったことはなし。(私は…)

あなたはどうですか?

この記事を読んでいるってことは、あなたも詳しい説明はなかったんですよね。

個人情報でよく言われるのが、「考えたら分かるでしょ」「モラル的に分かるでしょ」です。

自分は普通と思っていたことが、他の人は非常識だったり…。常識は人によって異なります。

では、はっきり線引をするならどこか…となると、診療記録に記載されている情報は完全にアウトです。

  • 名前
  • 生年月日
  • 性別
  • 住所
  • 家族構成
  • 病歴
  • 症状の経過
  • 診断名
  • 治療方針
悩む看護師
悩む看護師
カルテに記載されていない情報は大丈夫なの?

大丈夫とは言えません。

カルテに書かれていなくても、患者さんの個人を特定できる情報は守秘する義務があります

※SNS上での個人を特定できる情報については、後ほど詳しく伝えますね。

【意外】亡くなった患者さん、退職後も守秘義務は継続する

意外と落とし穴なのが、亡くなった患者さんも守秘義務の対象です。

また、病院を退職したからといって、守秘義務がなくなる訳ではなく、働いていた時の情報はずっと守秘義務の対象です。

もう関係ない…とはならないのでお忘れなく!

 

【看護師の守秘義務】今つぶやいた「その一言」は大丈夫?

ここからはツイッターなどのSNS上の患者さんの情報漏洩について。

先ほども言いましたが、個人が分かる情報に関しては完全にアウトです。

あとここからが大事なポイント!

SNS上では、個人情報が分かる+αで危険な要素あります。それが発信している人の情報です。

顔写真のアイコン、フルネーム、勤務している病院が分かるなどの場合、「急変した患者さんが…」とつぶやく場合でも個人が特定されてしまいます。

ツイートだけでは分からなくても、発信者の情報から個人が特定できてしまう怖さ

守秘義務とは関係ないですが、

以前、顔写真をSNSに上げたら、目に写った風景から住所までたどり着いた事件があったの知っていますか?

悩む看護師
悩む看護師

マジで〜

恐ろしい…

と思ったんですが、SNS上には色んな人がいます。

10人いれば10人とも違う思考パターンです。

自分は安心と思っていても、意外な落とし穴があって個人を特定できているかも…。

つい、うっかり…は許されません。

漏洩したら、

懲役6ヶ月または10万円以下の罰金です。

看護師に限らず、ツイッターではグチ垢が人気。

何気ないツイートで、こんなはずではなかった〜と後悔しないためにも、患者さんのことはつぶやかない方が良いかもしれませんね。

 

【おさらい】看護師の守秘義務はどこまで?今つぶやいた「その一言」は大丈夫?

看護師の守秘義務は、「保健師助産師看護師法第42条の2」で規定されています。

カルテに記載されている、

氏名、生年月日、年齢、住所、家族構成、病歴、診断名、病気の経過、治療方針などを第三者に漏洩することは完全にアウトです。

また、SNS上の注意事項としては、

発信している人の情報開示によっても個人が特定されることもあります

ですので、SNS上で患者さんのことは発信しないのが◎。

さらに、忘れているのが同僚や先輩、後輩の情報です。

これも個人情報保護法に関係してきます。

身近にいる患者さん、看護師に対して不満やグチはありますが、SNSでつぶやく際は要注意。

SNS上は色んな考えの人がいるので、自分がOKと思ってもNGと思う人もいる と思っておいた方がいいですね。

みも
みも

これを書いていて、「あ〜、私もだ!」と思いました。

私もこの「中堅ナースの日常」をブログで発信。

イジメ問題オツボネのことも書いてあるので、個人情報の漏洩には気をつけて発信していこうと思います。

追伸…

病棟で働いていると患者さんとの距離は近いので、どうしてもグチ、不満は出てきます。

SNSが普及した今、休憩中にグチ垢でつぶやく気持ちも分かりますが、トラブルに発展しやすいので要注意。

SNS上では個人が特定できるようなツイートは避けたほうがいいですね。

グチを我慢しろ…ってこと?

となるのですが、そうではありません。

そもそも患者さんへのグチ、不満がいっぱい出る病院で働くことを辞めませんか?

働いていれば、仕事上のグチは出てくるもの

病棟ナースにとって患者さんは身近な存在です。

しかも、病棟は患者さんの生活の場。24時間、毎日関わるので、そりゃあ嫌な面も見えまくり〜

病棟以外の職場に転職すれば、患者さんとの距離は少しだけ離れることができます。

つまり、患者さんに対してのグチも減ってこと!

グチが減れば、患者さんに対してのツイートも減少。

つい、うっかり患者さんの秘密を漏らして、懲役6ヶ月または10万円以下の罰金に処されるリスクを減らせます

自分は大丈夫!

という人ほど、やらかしてしまうので、今一度、働き方を変えてみることをお勧めします。

みも
みも

【私が転職3回して分かった患者さんの不満】

病棟は、24時間、365日患者さんの日常のお世話をします。

生保や偉そうで傲慢な患者さん、理不尽な先輩がいると、どうしても不満、グチは多めに…。

クリニックは、常連さんとの関わりが蜜ですが、短時間で済む分、グチはそこまで引きずりません

健診クリニックは、健康な人、毎日訪れる人が異なる職場です。

態度が無愛想だった、理不尽なクレームを言われた、高圧的な態度…などのグチはありますが、職場内の共有で終わります。

家に帰ってもモヤモヤしたり、悶々と悩み続けることは一切なし。

今挙げたのはほんの一例です。看護師の職場は他にもいっぱいあります。

自分にあった職場を見つけることで、職場の人、患者さんに対してのグチ、不満から開放されてスッキリしましょう!

/転職は「心に余裕」を作ること〜。決して逃げなんかじゃない!\