看護協会やめたいけど、退会ってしてもいいのかな?
それに、職場にバレたりしないか不安…。
看護協会の退会は自由だし、退会しても基本的に職場にバレることもないよ。
手続きもめちゃくちゃ簡単!
え…!?やめてもいいの??
だったら退会しちゃおう。
看護協会を退会することは別に構わないけど、これから話すことを理解した上で手続きしたほうがいいよ。
という訳で、この記事では、
看護協会を退会したいと思っている看護師さんに向けて、「看護協会について」デメリットを中心にわかりやすく解説していきますね。
看護協会には、多くの看護師が加入しています。
しかし、さまざまな理由から退会を考える方もいるでしょう。(私の場合は、転職時に考えましたよ)
ただ、看護協会の退会にはデメリットがあることも事実です。
(転職をきっかけに退会する場合、後回しにすることが多く、実際に私も退会手続きで失敗しました。ですので、その辺りも触れた内容になっています)
退会手続きをする前に、あなたが本当にやめてもいいのか、考える参考にしてくださいね。
看護協会の退会について
看護協会の退会について話す前に、
名前は知ってても意外と知らない看護師さんが多いので、「看護協会」についてザッと簡単に紹介しますね。
看護協会とは、看護師や保健師、助産師などの看護職による自主的な団体です。日本国内に複数存在しています。
代表的な看護協会は3つあることは知ってますか?
1つ目は、「日本看護協会」。(ほぼ全員知っているはず)
あと2つは「全日本看護協会」と「日本赤十字社看護協会」です。(へぇ〜という思った方も多いと思います。)
で、看護協会の具体的な活動は、「看護職」の集まりなんだから当然、
看護職の資質向上や地域医療の発展に貢献することを目的に、研修やセミナー、情報提供などの活動を行っています。
また、看護職の労働環境の改善や権益保護にも取り組んでいるのです。(まだまだ不満はあると思いますが…少しずつ良くはなってるよ。)
看護協会への加入のメリット&デメリット
じゃあ、看護協会に加入することで、私たちはどんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
ここでは「看護協会のメリット&デメリット」をざっくり紹介しますね。
(後であなたに対してどんなメリット&デメリットがあるのか詳しく解説するので省略させてください。)
まず「メリット」は以下のとおり↓
- 会員限定の研修やセミナーの受講が可能
- 労働環境や権益保護のサポートが受けられる
- ネットワークや情報交換の機会がある
- 認定看護師制度の受験資格が得られる
- 就職活動に有利になる可能性がある
次に「デメリット」は以下のとおりです↓
- 年間費や会費がかかる
- 独自のルールに縛られることがある
- イメージ戦略や政治活動に使われることがある
ここでは、ザッと目を通す程度でOK。
たぶん見てもイメージできる人のほうが少なく、看護協会を退会した場合の「あなたにどんな影響が出るのか」を判断できないからです。
というわけで、次の章で「あなたにどんな影響があるのか」一緒に見ていきましょう。
あなたが、看護協会を退会するデメリット
では、ここからは「あなたが看護協会を退会した場合、どんな影響が出るのか」が簡単にイメージできるように解説していきます!
看護協会を退会するデメリットは、以下の5つ↓
ザッと見ただけでは「????」なので、一緒に「?」を消すためにも、1つずつ詳しく解説していきますね。
デメリット①ネットワークの喪失
「ネットワークって何?」と思った方も多いはず。
あまり実感はないかもしれませんが、看護協会に所属していると、同じ組織内の他の看護師と繋がりができます。
このネットワークは、看護師としての情報交換や相談、または就職・転職においても役立つのです。
例えば、研修会やセミナーなどに参加した場合、同じような志をもった看護師たちとの交流ができますよね。
お互い情報交換したり、刺激しあったり。
(私みたいに人見知りだと、せっかく研修やセミナーに参加しても話したくても話せない方もいるかもしれませんが…)
また、就職や転職活動においては、看護協会に所属していると、その組織内での情報交換や情報提供が期待できるため、情報収集や紹介に有利な場合もあります。
(私はこのネットワーク使ったことないですが…あるみたいですよ。)
つまり、退会することによって、このネットワークを失うことになるのです。
もしあなたが…
看護師としてのキャリアアップや仕事の情報収集・紹介などを考えている場合は、転職において不利益が生じる可能性があります。
(あくまでも「可能性」の話なので、頭の片隅にヒョイッと置いておく程度で問題なし。後ほど詳しくお話していきます。ご安心あれ。)
デメリット②情報収集の困難
2つ目のデメリットは、「情報収集の困難」です。
またまた「はぁ〜?」と思った方もいれば、「あれのことかな…?」と感がいい方もちらほら出てきたはず。
そう、看護協会には「看護」に関する情報を提供する機能があります。
そのため、看護師として最新の情報を得たい場合には、看護協会に所属することが有利であると言えるでしょう。
例えば、最新の医療情報や医療制度に関する情報、看護師の資格やキャリアアップに関する情報、認定看護師教育課程の入試問題など。
師長を通して耳に入ることもありますが、看護協会新聞を通して知ることもありますよね。(あの無意味なカラーのやつです。)
また、キャリナースにログインしたら、最近の調査研究報告へのアクセスが可能だし、図書館にいかなくても「最新最新看護索引Web」で文献の検索ができますよね。
つまり、あなたが退会すれば、これらの情報を受取る手段が失われるため、最新の情報収集が困難になる可能性があるのです。
これもまた…
あくまでも「可能性」の話なので、頭の片隅にポイッと入れておく程度でOK。しつこいようですが、その理由については後ほど詳しくお伝えするので、安心してください。
デメリット③働き方の不利益
3つ目のデメリットは、「働き方の不利益」。
何やら深刻そうな話に聞こえますが、あまり影響のない人のほうが多いかもしれません。
看護協会は、私たちが「看護師」として働くうえで様々なサポートを提供しているのは知っていますか?
例えば…
看護師の労働条件や待遇の向上、職場でのトラブル解決支援、資格習得のための研修やセミナーなど。
しかし、看護協会に所属していなくても、これらのサポートを受けることは可能です。
これに関しては、頭の片隅に置いておく必要は全くありません。
というのも、
看護協会に所属している場合、看護師としての権利や利益を守るための働きかけをお願いができるってだけの話です。
だから、退会したとしても、看護師としての権利や利益を守るための働きかけが減少する可能性がある程度という認識でOK。
ただ、「職場でのトラブル解決支援」を利用したいと思っっていた方は痛手かもしれませんね。
ちなみに、看護協会の「職場のトラブル解決」支援は以下の3つ↓
- 相談窓口の提供
相談内容に応じて、アドバイスや情報提供を行い、解決策を見つけるお手伝いをしてくれます。 - 紛争調停の支援
看護師が職場で紛争を抱えた場合、看護協会の調停員が双方の話を聞き、話し合いの場を設けることで解決策を見つけるお手伝いをしています。 - 告発や訴訟の支援
職場での問題が深刻な場合は、告発や訴訟を検討することも。専門の弁護士や顧問医師を紹介することで法的な解決策を模索するお手伝いをしています。
解決してでも職場に残りたい、退職するけど許せないなどの理由がある方には、心強い味方となるため、退会すればデメリットとなるでしょう。
デメリット④福利厚生の不利益
最後のデメリットは、「福利厚生の不利益」です。
「え…?看護協会に福利厚生なんてあったの?」とびっくりする方も多いことでしょう。
看護協会にはさまざまな福利厚生があり、退会することでその特典が失われる可能性があります。
(もしかしたら今回紹介するデメリットであなたに一番影響することかもしれません。)
例えば、看護協会は会員向けに「保険制度」があり、会員が様々なトラブルに巻き込まれた際に支援を受けることができるのです。
「あ…入ってたわ。」という方も多いはず。
しかし、退会するとこの保険制度から外れてしまい、同様のサポートを受けることができなる可能性があります。
ちなみに、看護協会の保険制度は3種類あるのは知っていますか?
多くの看護師が「もしも」に備えて加入するのが、「医療賠償保険」です。看護師が業務中に医療ミスで患者に損害を与えた場合に賠償金を支払う保険。
それ以外にも看護師が安心して働けるように、「看護職員災害補償保険」や「終身医療保険」があります。
また、看護協会は会員向けに各種セミナーや研修会も行っていますよね。
実はあれも福利厚生のひとつ。
これらのセミナーに参加することで、専門的な知識やスキルを磨くことができるので、積極的に参加している方もいれば、中には職場から言われて仕方なく参加している方もいるかもしれませんね。
(ちなみに私は、ゆるく働きたい看護師だったので、仕方なく参加した1人です。笑)
あなたがキャリア志望の看護師であれば、退会することはセミナーや研修会の参加資格を失うことになります。
また、知らない方も多いのですが、看護協会は、会員向けのお得な割引特典があります。
例えば、先ほどの保険料も格安で提供してるし、書籍代の割引も。(医学書はほんと高いので、割引は助かりますよ)
他にも旅行やレジャー施設の割引も使えば、お得にストレス発散もできるってわけですね。
つまり、看護協会を退会した場合、キャリアアップにつながる機会を逃したり、生活費の節約にも影響がでるかもしれないのです。
退会しないほうがいいかも…と判断するのは、まだ早いですよ。
あなたが「看護協会を退会するメリット」もしっかり理解した上で判断しましょう。
それが賢い看護師です。
あなたが看護協会を退会するメリット
じゃあ、あなたが看護協会を退会するメリットは何があるのか見ていきましょう。
退会するメリットは以下の3つ↓
あなたがもっとイメージできるように、一つずつ詳しく解説していくので、最終判断をする参考にしてくださいね。
看護協会退会のメリット①費用の削減
まずは、多くの看護師を苦しめているであろう「年会費」をカットできることです。
別に加入してもいいけど、年会費が高すぎると思っている方は多いはず。
というのも、看護協会の費用は地域によって異なるため一概には言えませんが…
例えば、入会費が3万円、年間費が1万円とした場合。
お礼奉公中も転職できるのですが、契約期間が終了する3年後に退職する方が多く、看護協会に加入し続けると合計で6万円の費用がかかります。
(入会費3万円+年間費1万×3年間=6万円)
プリセプターをしてから辞める予定の方だと、さらに2年後になるので8万円の出費。
利用メリットを感じていない「人数稼ぎだけの看護師」にとっては、お金をどぶに投げ入れているようなもの。
できるだけ早く看護協会を退会したほうが、その分の費用を節約できるってわけですね。
看護師は給料が高いイメージがありますが、実際は夜勤や手当のないと割に合いません。
もしあなたが「1人暮らし」をしている場合、ご褒美だったり、推しに惜しみなく使える金額です。
退会するメリットは大きいでしょう。
ただし!!
一度退会して再度入会する場合、入会金を支払うことが求められることがあります。
もし再入会する可能性がある場合は、費用の削減がメリットになるかもう一度考えてみる必要があるでしょう。
え…?
別に再度入会するつもりはないけど…?
看護協会退会後のよくあるトラブルが、転職先の病院も「看護協会の加入が必須だった場合」です。
その状況を回避する方法は、後ほど紹介するので、転職検討中の方は参考にしてくださいね。
看護協会退会のメリット②看護協会に対する不満や不信感から解放される
あなたが看護協会を退会したいのって、以下のような不満があるからではないですか?
- 看護師にとって必ずしも必要性が感じられない
- 会費が高いと感じる
- 活動内容に関心がない
- 看護師の権利や利益を代表していない感じる
- 認定看護師制度への不満や疑問がある
看護協会に対して上記のような不満があれば、退会すれば解放されるでしょう。
看護協会の方針や姿勢について、個人の思想や心情と合わないという理由で不信感を持つ方もいます。
それも当然です。
お金を払う以上、何かしらメリットがないと人は納得できないもの。
言ってしまえば、NHKと同じです。
テレビがあるだけで、ほぼ見ないNHKの受信料を払うのはバカらしいですよね。
働くのも大変だし、頑張って稼いだお金を「自分のために大事に使いたい」と思うのは当たり前のことなんです。
看護協会を退会する前に「知っておくべき」4つのこと
看護協会の退会手続きのやり方を伝えたいのですが、その前にあなたが知っておくべきことが3つあります。
看護協会を退会する際、一番気をつけたいのが「期限」
せっかく退会手続きを行っても、翌年の年間費(全額)を支払った後で退会となるケースもあります。
そう、全く見ないのにNHKの受信料を取られ続けるのと同じ状況です。
「スッキリ」退会したいなら、できるだけ早く「期限」を確認しておきましょう。
実は私、無駄な出費をした経験があります。(退会のタイミングが遅くて失敗しました)
私と同じように悔しい思いをあなたにはしてほしくないので、しつこいようですが「今すぐ期限」をチェックしょう。
たぶんこの記事を読んでくれている看護師さんは、みんな優しい方なので、
「期限、期限、うるさいなー」「期限って言う割に詳しく教えないつもり?」と高圧的な態度をとる方はいないと思いますが…
ホームページを見れば分かるのですが、簡単に「期限」について話しておきますね。
なぜ私が、きげん期限うるさいかと言うと、
看護協会の年間費の支払いタイミングは、HuluやNetflixみたいに「月額制」ではなく、1年に1回の「年額制」です。
しかも、申し込んだ月からの1年ではなく、支払い期間が決まっています。
一般的には、退会したい年度の前年度末までに手続きを完了する必要があるのです。
例えば、あなたが「2024年度」に退会したい場合、2024年3月29日までに手続きを完了すればOK。
通常は、3月31日まで手続きを完了すればいいのですが、看護協会は土日祝が休みです。
2024年3月30日は土曜日で3月31日は日曜日なので、今年度できっぱり退会したい方は2024年3月29日までに手続きを完了してください。
ここまではついてきてますか?
もう少し踏み込んだ話もしていきますね。
「支払い方法」や「あなたが所属する都道府県」によっても、さらに期限が早まる可能性があります。
頭が混乱してきた方もいると思うので、「東京都看護協会」の例を使って一緒に見ていきましょう。
東京都看護協会のホームページには、「退会について」以下のような注意点が書かれています。
注目してほしいのが、赤字で書かれている部分です。
5つある支払い方法の中で「口座振替だけ」が唯一、2023年12月末までに退会手続きを完了しなければなりません。
(あとの4つは3月までに退会手続きを完了すればOK。)
余裕を持って行動している方は焦ることはないですが、中には期限が差し迫っている方もいるかもしれません。
退会手続きは至って簡単です。
今日中に手続きをすることはできますよ。
- 会員証を用意する
- 退会届に記入する
- 申請書を送付する
ただ、「完了」とするには、看護協会に受理してもらう必要があるので、余裕を持って退会手続きは行いましょう。
期限が迫っている方は、今日中に手続きは済ませるようにしてくださいね。
退会後の対策や代替手段について考えてみよう
「退会してもいいのか」とまだ迷いがある方は、「看護協会じゃないとホントにダメなのか?」を考えてみましょう。
案外、看護協会じゃなくても言い場合があります。
一例を挙げておくと…
- 看護協会の研修やセミナー⇒(代替例)オンラインのセミナーに参加する
- 最新の情報収集⇒(代替例)専門書を読んで知識を習得する
- 看護協会の医療賠償保険⇒(代替例)Willnextの賠償責任保険
こんなふうに代替手段があるのです。
ちなみに、多くの方の関心は「医療賠償保険」だと思います。
この先も看護師を続けていくつもりなら、もしものときに備えて保険は入っておきたいところ。
たしかに看護協会の医療賠償保険は、ダントツで安いです。
年間2650円の掛け金で、患者に訴えられたときの賠償金の保証はもちろん、
医療安全に詳しい相談員がアドバイスしてくれたり、2019年からはハラスメント相談窓口も設置され、公認心理師が対応・助言してくれます。
とはいえ、保険のためだけに年間数万円の年会費+掛金は負担が大きいでしょう。
看護協会への加入メリットが、格安で入れる「医療賠償保険」だけという方は、
年間費だけで済む「Willnext」に入ったほうが、補償もしっかりなのでムダな出費を抑えられるはずです。
プランは以下のとおり2つ↓
引用:Willnext
AプランとBプランは、年間500円ほどしか掛け金は変わらないので、補償金額(支払限度額)が多いBプランにしても今よりも費用をぐんと抑えることができるのでオススメ。
(ちなみに、年間掛掛金ですが…Aプランで2980円、Bプランが3440円です。)
もっと詳しく知りたい方は、【Willnext公式ホームページ】をチェックしてくださいね。
また、看護協会に代わって看護師の権利や福利厚生の向上を目的とした団体に加入することも可能です。
必ずしも「看護協会じゃないとダメ」というわけではないと知っておくと選択肢の幅が広がりますよね。
退会がバレる職場もある
ここまで読んでも「退会しても本当に大丈夫?」と不安なのは、おそらく職場にバレたくないという理由です。
看護協会の退会手続きは、基本的には個人の自己責任で行われます。
つまり、職場に退会を伝える必要はないってこと。
ただ、職場にバレない訳ではありません。
例えば、看護協会の会費の支払い方法が、給料からの天引きだった場合、バレる可能性があります。
また、職場の上司が看護協会の役員を務めていたり、看護協会と密接な関係を持っている場合は、即バレする可能性は高いですね。
(個人情報に厳しくなったのに…。)
ただ、これはあくまでも可能性の話なので、バレない職場のほうが多いでしょう。
とはいえ、一部の病院では、強制的に入会させて会員名簿を付けて管理している病院も未だにあるみたいです。
もしあなたが働く病院が「強制加入」だった場合や「非会員者がいない」ようであれば、バレてもいいタイミングで退会しましょう。
(退職日が決まった後がおすすめです。)
最後は「未来の自分」目線で考えてみる
「退会決意が固まった方」もいると思いますが、最後にもう一度考えてください。
今の自分ではなく、「未来の自分」にフォーカスして必要性を考えてみましょう。
今は必要なくても、3年後、5年後の自分にとって「看護協会」が必要な場合もあります。
例えば…
自分にあった環境や働き方で「やりがい」を感じられる看護師さんなら、「看護協会」に加入しなくてもキャリアは積めるかもしれません。
一方で、認定看護師の先輩にあこがれて、スペシャリストを目指している看護師さんなら、どうでしょうか。
「3年後、5年後、10年後、自分はどこで、どんなふうに働いているだろう?」
遠いようで近い未来を何となく想像してみましょう。
誰しも未来の利益よりも目先の利益を優先してしまうもの。
最近は物価があがり、スーパーなどで惣菜を購入する際、少量サイズを選んでしまう方も多いはず。でも、実際は愛用量のほうがコスパが高く、少量のほうが単価は高いですよね。
話をに戻して、
もちろん看護協会に加入していなくても、看護師を続けることは可能です。
しかし、看護協会には、看護師の専門的なスキルや知識を向上させるための情報提供やセミナーを開催しています。
ようするに、明らかにキャリアに支障が出る場合は、退会しないほうがいいでしょう。
(退会してもあなたのキャリアに支障が出ないと判断されるなら、退会するのもアリ。)
あなたの思い描くキャリアや人生設計に看護協会は必要ですか?
最後に…
あなたが看護協会を退会するデメリットはこれ↓
- ネットワークの喪失
- 情報収集の困難
- 働き方の不利益
- 福利厚生の不利益
ただ、看護協会を退会しても「代替手段」がある場合もあります。
看護協会への所属が必ずしも必要ではないことも理解したうえで、あなたにとって最善の選択をしましょう。(将来の自分のことも考えてね)
じーーーーーっくり考えたうえで「退会しても問題なし!」と判断した方は、「看護協会の退会方法」を参考に退会手続きを行いましょう。
最後まで読んでくれたあなたへ
「いつになったら教えてくれるの?」と冷や冷やしていた方、お待たせしました!
看護協会退会後によくあるトラブル「転職先の病院も看護協会の加入が必須だった場合」をスルリと回避する方法を紹介しますね。
一応、念の為…別に忘れていた訳ではありませんよ。(言い訳っぽいですが…笑)
転職をきっかけに看護協会を退会したい方にとっては、めちゃくちゃ大事なところなので、できるだけ詳細にお伝えしたくて、わざと最後の最後に紹介しています。
というのも、看護師が転職を希望する場合、今よりももっと良い環境に身を置きたい、もっと収入を得たいと希望を持って求人を探すことでしょう。
その求人情報を見てみると、
- 給料はいくらか
- 福利厚生にはどんなものがあるか
- 勤務時間やどんなシフトか
といった病院ごとの記載がされています。
じゃあ、そのなかに「看護協会」という4文字を見つけることはできるのでしょうか。
残念ながら、ほとんどの方が見つけることはできません。
(私はこれまでに4回転職活動をして求人情報を100件以上見ましたが、一度も見たことなし。)
転職経験がある方なら分かると思いますが、転職後に看護協会への加入を求められることはあります。
「退会したのに…」となっては後の祭りです。(また高い入会費を払うのはバカらしいですよね)
転職をきっかけに看護協会を退会したいなら、「看護協会に加入せずに働くことができる職場」を探しましょう。
いくつか方法はあるんですが、
看護師の転職活動は何かと忙しく、寝る時間を削ってまで行えば、次の日の勤務に支障が出てしまうため、時間も労力も一番少ない方法がおすすめ。
もっとも簡単なのが、看護師転職サイトを活用した方法です。
看護師転職サイトを使ったことがない方は、イメージしづらいと思いますが、看護師転職サイトに登録すれば、あなた専任の担当コンサルタントが1人つきます。
で、看護師転職サイトのサポートのひとつに、「御用聞き」のようなこともしてくれるのです。
具体的には、病院側に「聞きにくい質問」を、あなたの代わりに担当コンサルタントが代わりに聞いてくれるという、なんとも嬉しいサービス。
実は転職経験者でも病院側への質問はハードルが高いんです。
というのも、質問の仕方やタイミングが悪いと、自分の印象を下げてしまうから。
直接応募であっても、履歴書で落ちてしまい面接に進むことすらできないこともあります。
その点、担当コンサルタントは、転職のプロなので、質問の仕方やタイミングはバッチリ!
例えば、質問する際も、
看護協会に関しての問い合わせが最近多くて、もし質問があった場合に備えておきたいので確認しておいてもいいですか?
こんなふうに、私たちの心象を下げることなく、サラッと「必須かどうか」を確認してくれるのです。
ただし、すべての看護師転職サイトが行っているサービスではありません。
中には求人紹介しかしていない会社もあります。
もしあなたが、「聞きづらい質問」の代役はもちろんのこと、履歴書の添削、面接の練習、スケジュールの調整など、できるだけ手厚いサポートを期待しているなら、
私が実際に利用してよかった以下の看護師転職サイトを使ってみてください。
クリックすると「公式ページ」に行くので、この流れで登録しておくことをおすすめします。(登録にかかる目安の時間:1分)
この中で一押しは「看護roo!」です。
サポート内容が良かったのもあるけど、今登録すれば「はじめての転職サポートブック」がもらえます。
(登録だけでなく、最後まで利用しても無料で使えるので安心してくださいね。)
「転職サポートブック」の内容ですが、これまで看護roo!が培ってきた転職ノウハウを惜しみなく書かれているので、がっつり190ページ。
ちなみに、私が登録したときの特典でもらったのは「転職ガイドブック(下写真の左)」です。
私がもらった旧バージョン(転職ガイドブック)は143ページだったのですが、新バージョンは約190ページ。
上の写真を見ても分かるとおり、約50ページも増えてるので分厚くなっていました!(看護roo!の本気がわかりますね。)
以前も読みやすかったのですが、図やイラスト、例文が多めで見やすい。
内容もさらに濃くなっているので、はじめて転職する方はぜひともゲットしましょう。
(看護roo!に登録すれば無料でもらえますよ)
ただ、「はじめて転職する看護師」全員にオススメではありません。
マッチした求人紹介や面接練習など転職サポートはめちゃくちゃ満足なんですが、残念ながらエリアが限定します。
関東や東海、関西の都市部じゃないと、求人の量は満足できないかもしれません。
転職サポートブックがほしいところですが、あくまでも「おまけ」のもの。
登録特典のためだけに登録後の担当コンサルタントとの電話(面談)はコスパは悪すぎ。(面談後に「はじめて転職サポートブック」が郵送されるため、面談は必須です。)
地方で転職したい方は、転職サポートブックがなくても「ナース人材バンク」や「レバウェル看護」を併用すれば、しっかり手厚いサポートもしてもらえます。
それに、このブログ「中堅ナースの日常」は新人看護師が役立つ情報を紹介しているので、はじめて転職サポートブックとかぶる内容も多く、あなたに役立つ情報がいっぱいです。
ぜひ参考にしてくださいね。