残念ながら…性格の悪さは伝播します。
もし今あなたが働く職場に
「性格悪ッ!」という看護師が1人でもいる場合は要注意。
近い将来、
あなたも性格が悪くなってしまう危険があります。
そこでこの記事では、
性格が悪い看護師に見られる特徴を紹介します。
久しぶりに会った友達に「性格変わったね」と言われて傷つく前に、
性格悪い看護師の特徴10個に該当していないかチェックしておきましょう。
本当に性格が悪い看護師だけが持っている10の特徴
では、性格が悪い看護師の特徴を紹介していこうとおもいます。
自分に当てはまっていないかチェックしましょう。
特徴①利己的
性格が悪い人の根底には「利己的な」精神が強くあるようです。
自分が損してしまうような展開に敏感なので、何をするにしても、何を言うにしても、「自分さえよければいい」と思っています。
しかし、人からは悪く見られるのは嫌なので、周りの人を丸め込むにはどうすればいいのか?ということに頭を働かせているのです。
しかも無意識で一瞬で損得を判断できるため、ある意味「頭の回転がいい人」と言っていいでしょう。
だからこそ、厄介なのかもしれません。
特徴②本音や本性を隠す
性格が悪い看護師は、表向きは「Theいい人」と振る舞っていても、とんでもない本心を隠し持っています。
先程も言いましたが、自分優位な思いが根底にあるので、この場合の隠している本心とは相手を喜ばせるものでも、相手を心配して黙っているというものではありません。
利己的に考えてしまうため、思っていることを正直に言えば相手に引かれたり、嫌われると分かっているので隠すのです。
信頼してもらうために本心を隠すのだから、やはり頭はいいのかもしれませんね。
ただ、本心がバレたときは、必死に隠すのは無様な姿です。
特徴③優劣をつけたがる
性格が悪い看護師は、基本的にプライドが高く、相手より自分が優位じゃないと気が済みません。
そのため、相手が褒められた場合、表向きは「いい人」を演じるため、自分も褒めたり、慕っているように振る舞います。
しかし、陰ではその人の悪口を言ったり、その人の評価が下がるようなことを陥れようともすることも。
相手のステータスや評価をやたら気にしている看護師には気をつけたほうがいいですね。
特徴④他人の幸せを喜べない
何度も繰り返しますが…
性格が悪い看護師は、自分が優位じゃないと気が済まないので、表向きは「おめでとう〜」と言います。
しかし、心の中では「くっそー」と思うばかりか不幸につながることを願うのです。
例えば、
- 転職先が決まったと聞けば腹の中では…「ブラック病院だったらいいのに…」
- 結婚が決まったと聞けば…「浮気されればいいのに…」
性格が悪い人は、喜ばしいこともこんな風に思っています。
特徴⑤上司や立場の高い人には媚を売る
性格が悪い看護師は、上司や立場の高い人には媚を売ります。
というのも、利己的な考えのため、自分の得になるような相手には気に入ってもらえるように頑張るのです。
いわゆるゴマすり。
本人だけの世界でゴマすりする分には勝手にどうぞと思うのですが、巻き込まれると本当に厄介です。
例えば…いつもの勉強会はギリギリに来るのに、ドクターも集まるような勉強会のときは、早めにいって他のスタッフに「おそーい」なんて言うことも。
普段を知らない人には「できる人」と錯覚してもらえるかもしれませんが、真相を知る人からは間違いなく嫌われます。
特徴⑥自分より下の人に横柄な態度をとる
先程とは反対に、自分より立場が下だと思う相手には、横柄な態度をとるのです。
この横柄さを「かっこいい」と勘違いしている人もいるようですが、客観的にみてカッコ悪いですよね。
人がやっているとムカつくのに、自分がそれをやっていることに気づいていないケースも多いです。
自分に甘く、人に厳しい人にこの傾向が見られます。
特徴⑦自分の非を認めない
性格が悪い看護師は、自分にとって不都合なことが生じると、「〇〇さんに言われたから…」とすぐ人のせいにします。
謝らないどころか人を責めるような発言をしたり、否定的な話をするときは「〇〇さんが言っていたんだけど…」と言って責任を逃れる予防線を張っておくんです。
自分では気づいていないうちに、人に責任をなすりつけるような話し方になっていないか。
この機会に自分の話し方を確認しておいてもいいですね。
特徴⑧すぐに人の悪口を言う
本人の前ではいい人を演じて、裏では悪口を言う。
性格が悪い人は、これを平気でやっているから怖いですよね。
職場に馴染めない場合、共通の人の悪口を言うのがてっとり早く仲良くなれる方法だとか。
しかし、お互い性格が悪いことが分かるので、信用できる仲間(友達)を作るには有効ではありません。
自分が言われたらめちゃくちゃ怒るくせに、他人の悪口や噂話は大好物。
というのも、人の評価が下がっていくのが心地よく感じて、それが自分の優越感の材料になります。
特徴⑨平気でウソをつく
何度も言いますが、性格が悪い看護師は、利己的です。
自分のためなら平気でウソをつきます。
なんせ頭の回転は早いので、自分にとって都合のいいように話を持っていくのが上手で、そのためならばウソさえも足すのです。
詐欺師が使う「ウソの中にも少し真実を入れる」という手段に少し似ています。
自分にとって必要なときに必要なウソをスムーズにつけるので、世渡り上手な人とも言えるかも。
ただし、頭が良くないとウソがバレバレなので、信頼も失い、性格が悪いことがバレるだけです。
特徴⑩弱みを知りたがる
新しい職場で、笑顔で近づいてくる看護師には気をつけろと聞いたことありませんか?
性格が悪い看護師は、親切なフリをしてやたらと弱みを聞き出そうとするのです。
特に転職してきた看護師は、どんな経歴で、どんな看護スキルがあって…など、分からないことだらけ。
自分が優位に立ちたいので、弱っている状態で探りをいれてくるのです。
ただし…
本当に親切な人もいるので、近づいてきた人が普段、これまであげてきたような「利己的な人」なのかよく観察しましょう。
性格が悪い看護師の特徴10個
性格が悪い看護師の特徴はこちら↓
□利己的
□本音や本性を隠す
□優劣をつけたがる
□他人の幸せを喜べない
□上司や立場の高い人には媚を売る
□自分より下の人に横柄な態度をとる
□自分の非を認めない
□すぐに人の悪口を言う
□平気でウソをつく
□弱みを知りたがる
あなたは何個当てはまっていましたか?
もし1〜3個であれば、少し性格が悪いかもしれません。
4〜7個なら、性格が悪い看護師と言っていいかも。
7個以上の方は、残念ながら性格が悪すぎる人ですね。職場で実は…嫌われている存在になっています。
このまま性格悪い看護師はイヤ!という方に向けて、対策を考えていこうと思います。
そもそも、なぜ看護師は性格が悪くなりやすいのでしょうか。
なぜ看護師は性格きつい?性格が悪い人が多い理由
ここからは、性格が悪い看護師が多い理由を考えていきます。
世の男性からは「白衣の天使」なんて言われる看護師ですが、蓋を開ければ看護師の世界にはイジメやパワハラ、悪口、噂話などオンパレード。
看護師を10年以上やっていますが、どんな職場にも性格がきつい人、悪すぎる人がいます。
なぜ看護師は性格悪い人が多いのでしょうか?
考えられる原因は以下の通り↓
- ストレス過多
- 職場環境的に強気でいないとダメ
- 命に関わる仕事のため
- 女社会ならではの人間関係
ストレス過多
看護師はとにかくストレスがかかりやすい職業。
夜勤に、シフト勤務、残業…等など、生活リズムの乱れにより不安定になりやすいです。
ストレス発散したくても、毎日3時間の残業しているので、10時間以上病院にいることも。
さらに、食事はコンビニ弁当やカップラーメンなど不健康なものになりがちです。
疲れも全然取れず、イライラしやすくなって一時的に性格が悪くなる可能性があります。
職場環境的に強気じゃないとダメ
誰だって「天使の白衣」でいたいもの。
優しく振る舞いたいけど、そうもいきません。
なぜなら、横柄な態度のドクターや患者相手には、時には強気にでないとダメなことだってあります。
さらに、病棟には気が強い看護師が残りやすいため、対抗するには強気モードじゃないとダメなんです!
命に関わる仕事
看護師は、命に関わる仕事。
自分の判断やミスが患者さんの命に直結するため、指導が厳しくなりがちです。
また、経験年数が増えるほど、夜勤のリーダーや重症な人を担当するので、過度なプレッシャーがのしかかります。
ただでさえ、人手不足で毎日多忙なうえ、疲労が蓄積。
余裕なんてなくなり、他人への気遣いができなくなった結果、性格が悪くなってしまうのです。
女社会ならではの人間関係
男性看護師も増えてきていますが、いまだに看護業界は女社会。
悪口や噂好きの人も多く、ナースステーションでは患者さんの悪口やスタッフのミスの話をしたりすることもよくあります。
ただ、この場合の悪口や愚痴は悪影響でしかありません。
というのも、人はネガティブな空気にさらされると、わかりやすくストレスを感じるもの。
ストレスがどんどん蓄積されてしまい、イライラの原因になります。
職業柄、性格が悪くなりやすい傾向。
とはいえ、性格が悪いまま人生を過ごすのはイヤ!という方に向けて、次の章で改善方法を紹介していきます。
今らからでも間に合う!性格の悪さを直す方法
いいえ、もっと簡単です。
自分自身が嫌だと思っている性格を直す唯一の方法は、「自分を好きになること」でOK!
- 他人を見下して悪口を言う
- 他人の幸せを妬む
- 他人の不幸を喜ぶ
こんな行動は、自分に自信がないこと原因です。
その結果、他人の評価によって自分の価値を決めてしまう思考パターンに陥っています。
あなたは今のあなたでいいんです。
悪口ばかり言う自分を許してください。
そんな弱い自分を愛してください。
同僚に嫌われたっていいんです。
人と人の相性には「2:6:2の法則」があると言われています。
職場の中で相性の良い人が2割。
違和感なく付き合える普通の人が6割。気の合わない人が2割。
みんなと仲良くする必要はないんです。
今の自分を許し、自分を好きになりましょう。
そうすれば心が満たされていき、自分自身が嫌いな性格が直るはずです。
最後に…
「いい人ほど辞めていく」と思ったことありませんか?
まともな看護師ほど、自分の安全を守るとともに自身の能力を発揮できる病院を探すためいち早く組織に見切りをつける判断ができるのです。
というのも、人は良くも悪くも環境に左右される生き物。
つまり、周りに悪口ばかり言う人、人を妬んで足を引っ張る人がいる職場では、メリットどころかデメリットしかありません。
今の職場に性格が悪い看護師が少なくとも3名以上いるようでは、自分も性格悪くなる可能性があるってこと。
性格が悪くなる前に、人間関係が良くて働きやすい職場で過ごしたいと思いますよね?