教えてもらって、当たり前と思わないで!
これ、私が新人のときに言われた先輩看護師からの一言です。
どう思いますか?おかしいと思いますよね。
新人に教えるのって当たり前なんですが、こんな風に攻撃的に言われました。
その瞬間、鬼の形相で言われたので「すみません…」というのが精一杯。
看護師って怖〜〜い…
と思ったエピソードです。
これを言われたのは10年前の話ですが、今でも攻撃的な先輩看護師は多いですよね。
どうして看護師に多いのだろう…。
ということで今回は、攻撃的な女性の心理を暴き、効果的な対処方法を紹介します。
攻撃的なのは意図的なケースもありますが、看護師の場合は無意識です。
だから、攻撃を受ける側が上手に対処するのが◎。
攻撃してくる看護師の心理を知って、うまく乗り切れば日々のストレスが軽減できますよ。
職場に攻撃的な先輩看護師がいる
攻撃的な先輩が怖い
という新人看護師さんは、ダメージを最小にするためにぜひ読んで下さいね。
自分を守るために、【対処方法】は知っておいたほうがいい!

攻撃的な先輩が指導者(プリセプター)で、どう対処して良いのか困っている。
という新人さんは多いもの。
どんな場所にも「攻撃的な人」は存在しますが、攻撃的な人にターゲットにされて何度もダメージを受けるのは、精神的に辛いですよね。
やっぱり看護師って怖すぎる!
わたし、看護師向いていないんだ…
と人間関係に恐怖心を抱いてしまい、誰も信じられなくなり孤立する新人さんも…。
そうならないためにも、攻撃的な先輩に当たったときに、どう対処すれば良いのか知っておくことは、自分を守るために大事なことです!
攻撃してくる先輩は、明らかにパワハラと分かる人だけではありません。
- 裏でコソコソと悪口を流す陰湿なタイプ
- マウンティングするタイプ
- 無視する、仲間外れにするタイプ
意図的に行う人もいれば、無意識にする人も。
10年看護師をして感じるのは、意図的というより無意識でする看護師が多いという印象です。
だからこそ、攻撃を受ける側が上手に対処することができれば◎
どうやって対処すればいいの?
対処方法を考える前に、どうして攻撃的な態度を取るのか…の確信に迫っていきます。

【衝撃】攻撃的な女性は、実は…「心に傷を負った人」だった!

攻撃的な看護師の多くは、自分に自信が持てない人です。
バリバリ仕事をこなしていたり、プライベートが充実していて幸せな人が、わざわざ他人を攻撃する必要はないですよね。
自分が思っている以上に、行動と言動は自分の心を反映させるもの。
幸せを感じていたら、優しくなったり、親切にできます。
例えばですが…
今日は彼氏とデート。
久しぶりに会えるの楽しみだな〜♪。
と思ってたら、嫌なことでもスルーできますよね。
他にも、私は経験ないけど宝くじで100万円当たったら、ルンルン気分が凄いはず!
反対に幸せじゃないときって、モヤモヤが解消されずに人に当たってしまうこともありませんか?
攻撃的な先輩は一見強そうに見えますが、自信のなさ、自己肯定の低さなどでコンプレックスを感じていて、幸せを感じにくい人です。
つまり、心に傷を負った人である可能性が高いですね。
先輩看護師の「心に傷ができた理由」とは…?

心の傷は、育ってきた環境が影響します。
健全な親子関係ができず(過干渉、子を私物化する親など)、自信が持てなくなるパターンも多いのですが、看護師の場合はちょっと違うような気がする。
というのも、看護師になるまでは優しくて、思いやりのある子が多いんですよね。
人に尽くそうとする職業です。
もともと性格がキツめであろうと、根が優しくないと志そうなんて思えません。
何が言いたいかというと、看護師の場合は新人時代によって「心に傷」ができるのではないかと持論。
新人時代の悪しき風習はいっぱいあります。
- 就業前の1時間以上前に来て、朝の情報を取る
- 情報収集に慣れていない新人が救急カートの点検をする
- 新人の間は残業代はでない
- 先輩のやり方を見て覚えろ
- 分からないことは調べてこいと言われる
- 課題は徹夜して仕上げろ
- 勝手に有給を使われる
上7つ以外にも、まだまだ出てくるはず。
さらに看護業界は、常に人手不足です。
激務な上に、できて当然の精神。
できなかった場合は人格否定されるまで怒られ、追い詰められます。
はっきり言ってこんな環境は、「心に傷」ができることが当たり前です。
攻撃する先輩の本当の正体は、ブルブル震えている仔犬
心に傷がある人は自己肯定が低い人です。
入職したときは、何もできなかったけど、今はどうですか?
少しずつできることが増えていますよね。
その事について先輩から、「できるようになったね!」「もう〇〇は完璧だね!」と褒めてもらっていますか?
残念ながら私の新人時代では、褒めてもらった記憶はなし。
それどころか「〇〇できていなかった…」と注意される日々でした。
だから、同期は〇〇できているけど、私はまだ一人立ちできていない…等、他人と比べて自分に自信が持てない毎日。
かなり自己肯定が低い新人看護師だったと思います。
ただし自己肯定が低い=攻撃的になる訳ではなし。
もちろん自信が持てないけど、自分の弱さ、みじめさはちゃんと理解していれば攻撃的になることはありません。
攻撃してくる看護師さんを例えるなら…ブルブルと怯え震える仔犬です。
ちょっと触ろうと思うと、威嚇してきますよね。
- 自分が傷つけられる前に、傷つけて己を守る
- 人は自分を傷つけてくる存在
という自己防衛の心理です。
攻撃的な先輩は、心の傷に真正面から向き合う勇気がなく、もがき苦しみながら誰かを傷つけたり、自分を傷つける負のループから抜け出せなくなった人。
攻撃する先輩の本当の正体は、ブルブル震えている仔犬です。
決して怖い相手ではありません。
怖い…と思って萎縮していると、先輩は過去の自分を投影して、さらに攻撃を強めることも。
怖いと逃げるのは、得策ではありませんね。
では、どう対処すればいいのかは次の項目で…

【対処法】攻撃的な先輩は、堂々とした態度をすればいい!

まず、攻撃的な先輩に苦しむあなたに言いたいことがあります。
先輩が攻撃してくるのは、あなたが悪い訳ではないです。
先ほども言いましたが、原因は先輩にあるのは明らかですよね。自分の弱さ、欠点を受け入れず、もがき苦しんでいる状態です。
「私がポンコツすぎて攻撃されているんだ…」と自分を責めないで下さいね。
自分を責めたり、自己否定すると、攻撃してくる先輩のように心に傷を作る原因になります。
まずは「攻撃する先輩に問題がある」と思い、自責しないことが大事です。
堂々とした態度を心がける!
攻撃してくる先輩は、ブルブルと震える仔犬です。
萎縮しているあなたの姿をみて、過去の自分を思い出し、さらに攻撃してきます。
だから、堂々とした態度で接するのが◎。
厄介事、トラブルに巻き込まれた時に、相手のペースに流されるのが一番ダメなことです。(相手の思うつぼですね…)
つまり、堂々とした態度=相手のペースに巻き込まれない。
また、堂々としていると、攻撃する先輩は「やりがい」を感じなくなり、手を緩めることもあります。
どんな時も、凛とした態度で関わったほうがいいですね。
味方を作っておく
堂々とした態度よりも、もっと大事なのが「味方を作っておく」です。
同じように苦しむ同期、先輩はいます。
周りに理解者をたくさん作っておけば、いざとなれば相談できますよね。
グチを言って笑い飛ばしたり、励ましあったり、庇ってくれたり…、味方が多いほど乗り越えれます。
攻撃的な先輩にフォーカスを当てて対策を立てるより、信頼できる仲間と楽しく過ごしたほうが有意義な時間です。
いざ攻撃されてもダメージは最小で済みますよ。
【おさらい】攻撃的な先輩には「堂々とした態度」これが効果あり!
攻撃的な先輩には、「堂々とした態度」で臨んでください。
ただし、周りに理解者をたくさん作っておくのも忘れずに!
堂々とした態度でも、体調が悪いときに攻撃されるとヘコみます。そんなときにグチを言うだけでもスッキリできますよ。
最後にあなたに伝えたい大事なことがあります。
今はよく分からない…と思うかもしれませんが、「攻撃的な先輩=悪者」と思わないほうがラクです。
思い込むと生きづらくなるんですよね…。
10年看護師をしたのと、子育てをして実感。思い通りにいくことなんてほんの僅かです。
人を傷つける人は、悪いことですが、先輩=絶対悪か…と言われるとそうじゃない。
絶対なんてあり得ないし、攻撃的な先輩にも良いことろはあります。
攻撃してくる先輩を悪者と捉えると、自分自身に大きなストレスを抱えるだけ。
そこで1つ提案です。
看護師を10年で習得したストレスを抱え込まない裏ワザが、攻撃してくる先輩を「褒める」方法。
褒められると嬉しいですよね。
それは新人だけでなく、先輩も同じです。
ゴマすりをする訳ではなく、純粋に「先輩のように〇〇できるようになりたいです。どうやるのがコツですか?」と聞くだけでいい。
時間はかかるけど、攻撃が和らぎ、普通に接してもらえる日もきます。(実際に来ましたよ。)
ただし、ムリは厳禁です。
ムリに仲良くなったり、褒める必要はなし。
仕事しやすい関係にしておくとグンとストレスが減るので試してみる価値はアリだと思います。
できることからチャレンジしてみて下さいね。
https://nurse-3.info/human-relationships-1639
追伸…
攻撃的な先輩が多いと、毎日辛いですよね。
辛い=我慢しているってこと。
看護師さんってがんばり屋さんの人が多いから、今は我慢のコントロールできていても、ある日突然…「もうムリ!」となる人も少なくありません。
というのも、看護師の悩みは攻撃的な先輩だけではないですよね?
仕事のミス、人間関係、サービス残業、委員会、患者さん…等など、悩みは尽きません。
複雑に絡み合ってちょっとしたきっかけでどうでも良くなる事が…。
そうなったら、もう何もかもがイヤになります。
転職したいのに、ハロワに行けない。それどころか転職サイトに登録することもできなくなります。
また、思考がストップするので、ブラック病院を見極めれなくなったり、良い求人を逃しがちです。
だから、今の段階で転職サイトに登録しておくのが◎。
いますぐ転職する気がなくても、気になる求人をストックしたり、新着情報をゲットすることができ、いざという時に行動できますよ。
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登録は1分ほどで完了。
また今度、明日しよう…と先延ばしにする人ほど、転職したい時に「早く登録しておけば良かった」と後悔している。
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