バリバリ働く先輩も、苦手な主任&看護師長も、仕事を押し付けてくるオツボネも、みんな通ってきた道。
新人時代は看護人生の中でも一番つらいと言われています。
その理由は3つ↓
- 社会人としての常識を知らない
- 新人看護師の扱いが悪い
- おかしな看護業界のルールがある
初めて社会人として働き、仕事や人間関係などでモヤモヤした気持ちになることもいっぱいです。
また、新人看護師だけという理由で無視やイジメる人もいて、新人看護師の扱いが悪いのも関係します。
さらに、看護業界の独自のルールがあり、非常識もまかり通っています。
その結果、看護師1年目はつらいと感じる人がほとんど。
そんな訳で、
この記事は、新人看護師のあるあるエピソードをまとめました。
誰もが通る道ですが、つらいと思う程度は個人差が大きいです。
みんな乗り越えてきたからという理由で、自分にプレッシャーをかけて追い込まないためにも、ぜひ読んで下さいね。
新人看護師あるある10選【看護師1年目は辛すぎる編】
新人看護師あるある①休憩室に居場所がない
新人看護師にとって休憩時間は地獄。
というのも、居場所がないからです。
まず困るのが座る位置。
「どこでもいいよー」と言っときながら、座ろうとすると「ここは〇〇さんが座るから…」と注意されることもあります。
どこなら座っていいの?と悶々とすることも多々。
また、同期がいないと、話す相手がいません。
スマホをみて休憩していると、「あの子はスマホばかりで雑談しようとしない」と陰口を叩かれることも…。
かといって先輩ナースと話す共通の話題はありません。
新人看護師さんがゆっくり休憩時間を過ごす方法はコチラ↓
新人看護師あるある②情報収集に1時間以上かかる
看護師の仕事は、患者のお世話。
看護するためには、患者のことを把握する必要があります。
出勤前に情報収集して把握するのですが、新人看護師は要領がつかめず30分以上かかることはザラ。
最初の間は、1時間以上前に出勤する新人さんも少なくありません。
情報収集は仕事をする上で必要なのに、残業代はなしの病院も…。
新人看護師あるある③ただただ分からない
「分からなことがあったら聞いてね」と優しい先輩ナースに言われたことありませんか?
そのときは「ハイ!」と元気に答えたけど、よくよく考えると…何が分からないのかが、分からない!
質問したくても、そもそも何が分からないのか分からないので、質問できません。
新人看護師あるある④カルテが読めない
電子カルテの病院が増えてきていますが、まだまだ手書きのカルテの病院もあります。
そんな病院で困るのが、カルテが読めないこと。
- 字が汚くて読めない
- 略語が分からない
等などの理由でカルテが読めません。
新人看護師あるある⑤休みの希望が出せない
先輩たちは休み希望を出しているのに、新人ナースは希望を出せない。
そんな病院も多いですよね。
私が新人のときは、「冠婚葬祭以外の希望は出すな!」と言われ、旅行の計画すら立てることができませんでした。
休みの希望は出せないのに、有給は勝手に使われる。
そんなおかしなルールはさっさと無くなれー!
新人看護師あるある⑥家に帰ると勉強する気がゼロになる
課題や復習&予習などしないとダメなのは分かっている。
病院を出るまではやる気満々。
でも、家に帰った途端、やる気がゼロになっていませんか?
もし昔の自分にアドバイスできるとしたら一番いいたいことは、「もっと勉強しておいたほうがいいよ」です。
新人看護師あるある⑦毎朝、仕事に行きたくない
「仕事に行きたくない…。」
毎朝、こう思っていませんか?
- 挨拶しても無視する先輩
- 嫌味しか言わないオツボネ看護師
- 怒ってばかりのプリセプター
- ミスばかりしまう自分
…等など、行きたくない理由は一つだけではありません。
新人看護師あるある⑧毎日できない自分に落ち込む
はぁ〜。今日も怒られてばかり。
いつまで経っても成長できない自分に落ち込んでいませんか?
落ち込む必要はなし。
4月の自分に比べてできることが増えています。
着実にあなたは成長はしているので今のままで大丈夫。
新人看護師あるある⑨「使えない」と言われる
先輩に「使えない」と言われて、ズーンとヘコむ新人看護師さんも多いですよね。
そもそも使えるor使えないはモノに対して言う言葉です。
新人看護師さんは人なので、「使えない」ということ自体がおかしなこと。
と思っていても、使えないと思うとつらいですよね。
一瞬で立ち直る方法はコチラの記事を参考に↓
新人看護師あるある⑩理不尽なことで怒られる
働いていると、理不尽なことは沢山あります。
特に新人の間は当たりが強く、理不尽なことで怒られるシーンもいっぱい。
だからといって我慢すれば、あなたのストレスは増大し、うつになってしまうこともあります。
そうならないための対処法を知っておくといいですね。
「新人看護師あるある」がつらいと思う程度は、個人差がある2つの理由
どんなベテラン看護師も経験してきたのが看護師1年目。
みんな経験したんだから、乗り越えれる!と思っている看護師は多いです。
しかし、私はそうは思いません。
というのも、つらいと思う程度は個人差があるから。
「1年目なんだから…」と上手く流せる人もいれば、気に病む人もいます。
また、新人看護師の周りの環境&状況でも辛さが変わります。
- 相談できる先輩がいる
- つらいことを共有できる同期がいる
- 家族のサポートがある
という場合は、辛さは軽減しますが、いない場合は一人で抱え込むことに。
先輩たちが乗り越えてきたことだから…と言って、自分を追い込まないで下さいね。
「新人看護師あるある」で自分を追い込みそうになったら…
生きるのが辛いと思っているなら、新人看護師であっても仕事を辞めてしまってOK。
カラダを壊してまで働く必要はありません。
今の病院でなくても、自分にあった病院でやり直すことも可能です。
しかし、辞める前に、いま一度、自分がどうしたいのかを考えてみましょう。
毎日が辛すぎると、心に余裕がなくなり、どんどんネガティブ思考になってしまいがち。
転職できても転職先で同じような失敗をしてしまうこともあります。
だから、まずは冷静な判断ができる状況を作ること!
オススメの方法は、休職です。
今のあなたに必要なのは、仕事から離れて、心を休ませる時間。
辞めた方が、ラクになるのでは?
と思いますが、答えはNO。
辞める=給料が出ない状況です。
どんどんお金が減っていくと、不安になるもの。
休職中は、全額の給料は出ませんが、ある程度は出ます。
その間にしっかり自分の気持ちと向き合い、今後を考えてみるのがいいですね。
また、辞めると決めた際も、この休職期間中に転職活動をすることをお勧めします。
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