新人看護師の悩み PR

知識と実践がつながる新人看護師のための「勉強方法」

記事内に商品プロモーションを含む場合があります
1年目ナースの杏ちゃん
1年目ナースの杏ちゃん

そもそも勉強しなきゃいけないことがいっぱいで、何から手をつけていいのかわからない。

みんなはどうやって勉強時間を確保してるんだろう…。

効率よく勉強する方法ってないのかな?

看護師の仕事は、資格をとって働き始めた後も勉強を続けていくことが大切です。

看護学校で疾患や看護技術、薬学などについても勉強しますが、学生の間ですべて学ぶことはできません。

また、医療現場は常に新しくなっており、看護師は常に新しい知識を柔軟に取り込まなくてはならないのです。

ところが…

「患者さんのためにもっと知識をつけなきゃ」と頑張る気持ちは持っていても、勉強が進まない方も多いかもしれません。

そこでこの記事では、どうやって勉強すればいいのかわからないという新人看護師に向けて、おすすめの勉強方法を紹介します。

具体的な勉強内容、勉強時間の確保について詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

新人看護師は、実践につながる勉強を優先しよう

看護学校や国試の勉強で学びましたが、実際に現場にでてみて「全然知識が足りない」と感じている方は多いでしょう。

しかし、1年目は学ぶことがいっぱいありすぎて、何から勉強すればいいのか悩んでしまいますよね。

とりあえず勉強しても「全然頭に入らなかった…」ということもあります。

ここでは、新人看護師が効率よく勉強を進めていく2つのコツについて紹介します。

  1. 「振り返り」を基本に勉強する
  2. 明日受け持つ患者の「ちょこっとだけ学習」をする

「振り返り」を基本に勉強する

学ぶことがたくさんある1年目ですが、まずは「目の前の実践」につながる勉強を優先しましょう。

それには「振り返り」をベースにした勉強がおすすめです。

あなたが働く病棟でよくある疾患をやみくもに勉強しても、学校の勉強のように次の日にはきれいに忘れてしまいます。

ところが、実習で学んだことはよーく覚えているはず。

つまり、実際の患者さんに結びついた勉強は実践に繋がりやすく、効率よく勉強を進められるってことです。

新人看護師の勉強の進め方は、

一日を振り返り、わからなかったこと、疑問に感じたことを中心に調べていけばOK。

7年目ナースの亜子先輩
7年目ナースの亜子先輩

業務中にわからないこと、疑問に感じたことをメモする癖をつければ、振り返りがぐんと楽になるよ。(参考:メモのとり方

新人看護師必見!仕事と人間関係を円滑にする「メモのとり方」どうも、こんにちは。看護師のみもです。 今回は、「上手なメモの取り方」についてお話します。 新しいことを覚えるとき、メモを取...

明日受け持つ患者の「ちょこっとだけ学習」をする

「振り返り」と同じように、明日受け持つ予定の患者さんの勉強も実践に結びつく勉強法です。

ガッツリ勉強する必要はなく、受け持ち患者さんの疾患の特徴、症状、治療法など「ちょこっとだけ学習」が効果的!

どういう経過をたどることが多いのか、気をつけたい観察項目、看護ポイントをさらっとメモにまとめておくだけでOKです。

まとめたポイントを見ながら情報収集すれば、現場での理解度がぐっと深まります。

7年目ナースの亜子先輩
7年目ナースの亜子先輩

わかりやすくポイントがまとめられている「病気がみえるシリーズ」を使えば、より効率的に勉強ができますよ。

【時短テク】先輩看護師と共有できる「朝の情報収集スキル」の高め方 受け持ち患者さんにより良い看護を提供するためには、朝の情報収集は欠かせません。 しかし、多くの新人看護師は「情報収集の難し...
「病気がみえる」って何?

メディックメディアが出版する

各科の主要疾患とそれに関わる解剖生理をイラスト・写真・図表・グラフなどビジュアル資料でわかりやすく記憶に残るように解説したシリーズ本です。

「配属された科の疾患を勉強したい」「参考書を探していた」という方は、購入を検討してみてもいいですね。

メモは手書きでまとめたほうがいい?

メモやノートをまとめるとき、手書きじゃないとダメ!という雰囲気がありますが、コピーでも問題ありません

たしかにイラスト付きでまとめたノートは「勉強した感」がありますよね。

しかし、キレイに書くことが目的になってしまい、それほど頭に入りません。

それにムダに時間がかかってしまうため、毎日の勉強方法には不向き

メモのまとめ方で紹介しているように、縮小したコピーを貼り、マーカーで印を付けておく程度でいいでしょう。

 

毎日ヘトヘト…。忙しい新人看護師はいつ勉強時間を確保できる?

学生時代とは異なり、現役で働く看護師は仕事をしながら勉強もこなさなくてはなりません。

仕事でクタクタなのに家に帰ってまた勉強…。やる気なんてそうそう起きないなか、勉強時間の確保なんてできないと悩む方は多いのではないでしょうか。

とくに新人のうちは、覚えなくてはならない仕事が多いため、勉強時間は計画的に確保する必要があります。

そのため、業務以外の時間をうまく使うことが一番でしょう。

例えば、出勤時間を早めて始業まで勉強する、業務終了後に残って勉強するなどの方法があります。

7年目ナースの亜子先輩
7年目ナースの亜子先輩

業務終了後は、その日に抱いた疑問を早めに解消し、スッキリした気持ちで家に帰ることができるのでオススメ。

さらに、先輩たちにやる気をアピールすることもできるので一石二鳥です。

そのほかにも、通勤中や休憩中など、スキマ時間を有効活用する方法も継続しやすいですよ。

【完全無料】新人ナースが楽しく学べる!おすすめ「勉強サイト」はこここんにちは、看護師のみもです。 今回は、新人看護師さんにおすすめ勉強サイトを紹介します。 勉強して知識をどんどん増やせば、ア...

疲れているときは無理は厳禁

勉強と同じくらいにリフレッシュも大切なので、多忙のあまり毎日が仕事と勉強で終わってしまうことは避けましょう。

ストレスや疲れが溜まって、仕事が続けられなくなってしまうかもしれません。

7年目ナースの亜子先輩
7年目ナースの亜子先輩

無理をすれば…

次に日の仕事に支障をきたしたり、仕事や勉強そのもののモチベーションまでガクンと下がってしまいます。

「患者さんのためにも知識をつけなきゃ」と頑張る気持ちもわかりますが、まず大切なのは自分の身体

患者さんの安全面からも、疲れているときは無理しすぎないことが一番です。

休みの日も勉強したほうがいい?

1年目の看護師は、頑張ることも大事だけど、同じくらい休むことも大切です。

7年目ナースの亜子先輩
7年目ナースの亜子先輩

休みの日を潰してまで勉強する必要はありません

友達と遊びに行ったり、家でゆっくり過ごしたり、リフレッシュすることをおすすめします。

ジャニーズファンのナース必見!もっと会いたいを叶えるシンプルな方法 ジャニーズに会える仕事(バイト)がしたい ジャニヲタであれば誰もが考えること。しかも推し(自担)に会えてお金がもらえた...

 

【まとめ】新人看護師におすすめの勉強方法

新人看護師に向けて、おすすめの勉強方法や時間を確保する方法について紹介しました。

毎日忙しいからこそ、新人看護師の勉強は少しずつ積み重ねていくことが大切です。

今回紹介した内容を参考に、業務以外の時間をうまく使って勉強を進めていきましょう。

もし勉強する時間もゆっくり休む時間もなくて苦しんでいるなら、転職を考えてもいいかもしれません。

あなたが安心して働きやすい職場は必ずあります。

1年目での転職のコツについては以下の記事で紹介しているので、ぜひチェックしてください。

「看護師1年目」での転職はOK?つらい環境から抜け出す方法 実際に看護師として働くことになって、「就職先について深く考えていなかった…。」と後悔する新人看護師さんは少なくありません。 ...
ABOUT ME
みも
二児のママナース。 【経歴】看護学校卒業後、病棟看護師(内分泌内科&眼科)、眼科クリニック、呼吸器内科クリニックを経て、現在は健診クリニックで働く。副業で夜勤バイト、消化器内科クリニック、小児科クリニックの経験もあり。 ただいま、QOLを高めるために「お金」の猛勉強です!