先輩たちが「今年の新人は使えない！」と言っているのを聞いてしまった。
迷惑かけっぱなしだから、自分でも「使えない」って思うこともあるけど…。
やっぱりショック…。
はぁ〜。もうそんな時期か…。
この時期になると、新人看護師に対して「使えない」って言う人がいるんだよね。
でもね、そんな先輩の言葉、気にする必要なんてないよ。
先輩に「あの子は使えない」と言われても、1ミリも気にしなくていい理由
「今年の新人、全然使えないわ〜」
こんな風に先輩たちが話しているのを聞いたら、ちょっとでも自覚がある看護師ならヘコんでしまうもの。
ですが、1ミリも気にする必要なんてありません。
教える側に問題アリ
というのも、ほとんどのケースで、教える側に問題があるからです。
プリセプターになる前に研修を受ける病院であっても、マニュアル化されていないので、対応は個人任せ。
ぶっちゃけ本番ってことです。
細かく教えてくれる人もいれば、アバウトな教え方や全く教えない人も。
教える側が統一できていないから、新人たちの知識や認識がバラバラになるのは仕方ないですよね。
個人の能力だけでなく、指導方法（内容）の違いでも、成長スピードに差が出てしまうのです。
同期は月に4〜5回夜勤をこなしてるのに、自分はまだ日勤の独り立ちもできていない。
それは単なる勉強や努力不足ではなく、指導者の教え方が悪いだけかもしれません。
思い通りに動く後輩がほしいだけ
あと、出来がよくても「あの子は使えない」と言われてしまいます。
結局のところ…思い通りに動く後輩がほしいだけ。
ちょっと言い方がきつくなりますが、自分の下僕がほしいのでしょう。
どんなにテキパキ仕事をこなしても、やり方が気に入らないだけで「できない子」とレッテルを貼る先輩も。
ほんと、看護業界は恐ろしい世界です。
必ずしも仕事ができない＝使えないではないので、気にする必要なんてありません。
恒例行事になっている
そして、最後の理由は、病棟の行例フレーズになっているから。
春になったら桜が咲いて、うぐいすが鳴く。
それと同じで、新人が出来が良かろうが、悪かろうが関係なく、ある時期になったら先輩たちがぼやくお決まりフレーズなんです。
新人だから言われただけなので、全然気にする必要なんてありません。
むしろ見限る準備を始めよう！【悪影響な先輩からは逃げるべし】
「あの子は使えない」と言われても、一切気にする必要はありません。
ですが、見限る準備は始めたほうがいいでしょう。
前章でも言った通り、指導者に問題がある可能性が高いからです。
見限る準備って具体的には何をするの？
プリセプターの変更です。
もし今のプリセプターとうまくいっていないと感じているなら、師長や主任に相談してみましょう。
ただ、プリセプターが替わっても、ずっと同じ勤務（シフト）で入る訳ではありません。
プリセプターなのに、全然勤務が被らないこともよくあること。
頑張って積極性を出しても、プリセプター不在日は他の看護師がフォローするので、結局は今と環境は同じです。
本気で成長したいと思っているなら、異動や転職も視野に入れておいたほうがいいですね。
異動届けを出しても、すぐには対応してもらえない、希望が通らないことも少なくありません。
心身ともにボロボロになってしまう前に、異動と転職の両方視野に入れて行動すれば、いざってときにスッと行動できますよ。
自宅に帰るのが20時過ぎている新人さんは、転職サイトを使おう
ほぼ毎日残業をしている新人さんは、自力での転職活動はオススメできません。
時間がないから…という理由だけでなく、ヘトヘトな状態で莫大な求人の中から自分に合った病院を選ぶことは難しいからです。
その点、転職サイトに登録すれば、自分の経験やスキル、希望を考慮して、候補先を見つけてもらえます。
さらに、履歴書の作成や面接練習、面接日の日程調整、給与交渉…等など、この先困るであろうことも手伝ってもらえるのです。
転職サイトの登録は無料。
使わない手はないですね。
どこの転職サイトがいいの？と思った方はこちらの参考に選んでください↓
最後に｜「尊敬できる先輩」からいっぱい学ぼう
以上のことから、
先輩たちに「今年の新人は使えないわー」と言われても、全然気にする必要はありません。
…といわれても気にしちゃうって人は、【スルースキルの身につけ方】を参考にしてみましょう。
そして、同時進行で、着々と見限る準備を進めるのも忘れずに！
異動か転職か…で最終的に悩んだら、今の病院が「ダメな職場の特徴10個」に該当していないかチェックしてみてもいいかも。
あとお礼奉公の期間中だから転職できないと思っている方は、ぜひこちらの記事を読んでくださいね↓
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