もう…転職したい!
誰しも一度は「転職しようかな」と悩んだ経験はありますよね。
ですが、安易に転職するのはオススメできません。
というのも、
「転職先でも今の不満が解消されなかったらどうしよう…」とか「甘えで逃げようとしているだけかも…」とか、悩みは尽きないからです。
いっそのこと、自分が転職すべきかどうかハッキリ分かればいいのに…。
それなら辞めたい理由を書き出せば、客観的に判断できるよ。
書き出す…?
どうやるのか教えて下さい。
オッケー!
じゃあ、具体的なやり方について解説していくね。
辞めたい理由が、コントロール不可なら辞めてもOK!
そもそも書き出すだけで、なんで客観的に判断できるんですか?
それはね、
辞める理由には、自分でコントロールできるものと、できないものがあるからだよ。
自分でコントロールできない悩みなのに、うだうだ悩んだり、努力してみても、一向に解決なんてしません。
辞めたい理由が自分でコントロールできないものだったら辞めちゃっていいんだ!
でも、コントロールできるか、できないかってどうやって判断すればいいの?
なんだか難しそう…。
じゃあ、一緒にやってみようか。
お願いします!
3ステップできる!辞めたい理由を書き出す方法
辞めたい理由が、コントロールできるか・できないか判断するには、次に3ステップで進めていくよ。
【辞めたい理由が本当にコントロール不可なのかチェックする方法】
- 辞めたい理由を紙に書き出す
- 自分でできる改善策をリストアップする
- 書き出した改善策を実行する
ステップ①辞めたい理由を書き出す
まずは、杏ちゃんが今の病院を辞めたい理由を紙に書き出してみて。
残業代なんて出ないのに、毎日残業ばっかで、身体的にも精神的にも限界。
師長がスタッフを平等に扱わず、気に入ったスタッフをひいきしていて、後輩の話を聞かないこと。
プリセプターは褒めるどころか、悪いところを見つけては理不尽に怒ってばっかり。
悶々としている中、患者さんにナースコールを連打され、慌てて行くと「リモコン落ちたから拾って」って…。
めちゃくちゃわかる〜。
そんなふうに書き出せばOKだよ!
ステップ②自分でできる改善策をリストアップする
辞めたい理由を書き出したら、次は自分でできる改善策を書き出していきます。
残業代について、杏ちゃんができる改善策ってなんだと思う?
なにができるだろう…?
先輩や師長に掛け合ってみるとか?
もしそれでダメなら看護部長?
最終的には労基に報告とか…かな。
そんな感じてどんどん挙げていこう!
ちなみに、
どれぐらい改善案を出せばいいの?
理想は10個以上なんだけど…
もし絞り出しても思いつかなければ、それは今の自分ではコントロールできない悩みってこと。
ステップ③書き出した改善策を実行する
ここからが、むちゃくちゃ重要なポイント!
実際に書き出した改善策(リスト)を実行しましょう。
え…!
書き出して終わりじゃないの?
リストを消化することには、3つの意味があるんです。
1つは、悩みが解決して辞めずに済むこと。
2つ目は、転職の理由を堂々と説明できるようになること。
もし転職するとして、面接で必ず退職理由は聞かれるので、改善しようとしなかったのか…とツッコまれても安心です。
3つ目が、前向きな転職ができること。
自分がやれることをやってから辞めるから、転職したとしても後悔が少ないんです。
それに周りの人に「甘い」と言われても、胸を張って「やることはやった!」と言えますよね。
仕事を辞めたいと思ったら、自分でできる改善策をリストアップして実行してみよう
とくに1年目のときって、「辞めたらダメ」と思ってない?
そう言われたら…無意識に思ってるかも。
それも当然。
一つの病院でしか働いていないから、今いる環境がすべてだと信じ込んでしまうんです。
その結果、自分で「看護師向いていない」と追い詰めてしまう人も少なくありません。
でも、看護師向いていないって今の職場が向いていないだけ。
もし辞めたい理由が自分でコントロール不可だったら、1年目でも辞めても大丈夫です。
後悔しない転職にする方法については、以下の記事を参考にしてくださいね↓