新卒の看護師たちは、地元に戻りたい気持ちをグッと我慢。
看護師のスキルアップのため大きな病院で働く看護師さんも少なくありません。
ゆくゆくは地元に戻ろう…とふわっと考えている看護師さんも多いですよね。
この前、休憩中に後輩と話していたら「親の介護で地元に戻りたい…」と言っていました。
「あ、そうなんだ〜」と普通に聞いていたけど、家に帰ってよーく考えると結構まわりの友達にもいたな…と発見!
そこで今回は、地元に戻りたい看護師さんが気持ちよく帰れる方法を紹介します。
今すぐ地元に戻るつもりじゃなくても、ざっくり地元に戻りたいと思っている看護師さんにも役立つ情報です。
地元に戻りたいと思う看護師たちの理由【今からでも遅くないよ】
「地元に戻りたい!」
と思う看護師の理由は人それぞれ。
冒頭でも言いましたが、後輩の場合は親の介護です。
親は60歳なので、いまは全然 介護の必要なないけど、一人っ子&片親なのでゆくゆくは戻らないと…という気持ちがあるみたい。
他にも、地元が大好きだけど、看護スキルを覚えるために都会の大病院で働いていた友達もいるし、結婚して親の近くに住みたいと思った人も。
- 親の介護のため
- 子育てしやすい環境のため
- 経済的な理由
- 都会に済むのが疲れた
- 新しい人間関係に疲れた
地元に戻れば親孝行にもなるし、生活にゆとりが出ることはメリットですね。
地元に戻りたい看護師が転職で困ること3つ【何となく転職した結果、絶望。】
地元に戻りたい!と思って転職先を決める時に困ることは次の3つ↓
- 思うように転職活動ができない
- 収入が減る
- ホワイト病院の求人が見つけにくい
転職活動が難航することが多い
看護師は、他の職業に比べて転職しやすいですよね。
だから、地方に戻りたい看護師でも楽に転職活動ができるかは…微妙です。
都会のように求人がワンサカある訳ではありません。
あと半年もある…と思っていても、思い通りに転職活動ができないのが地元に戻りたい看護師が困ることです。
今よりも収入は減る
都会と地方と比べると、看護師の収入もだいぶ違います。
「Nsキャリア」さんの、都道府県の平均年収マップをみて下さい↓
京都府が541万円で全国トップです。
最下位は宮崎県の396万円。
(1位と47位の差は145万円です。)
看護師の場合は、地方だから給料が減るとは断定できません。
今よりも減る可能性もあるという事は頭に入れておいた方が良いですね。
良い条件の求人が少なすぎる
地方の場合は、こっちの方が深刻。
都会に比べホワイト病院の求人は少ないです。
病院数が少ないのと、良い求人はなかなか辞めません。
退職すると求人が出ているのがブラック病院ばかり。だから、ホワイト病院の求人はほぼ出ません。
地元に戻りたい看護師におすすめ求人の探し方【無駄な努力はやめろ】
「地元に帰ろう!」
と思った時にアナタはどうやって病院探しをしますか?
- ハローワークで探す
- タウン誌の求人情報をみる
- 知り合いに紹介してもらう
- 転職サイト(転職エージェント)を使う
仕事を探しているときの基本の探し方4つだね!
地元に戻るときに、この4つの方法で求人探しをしたときのメリット&デメリットをまとめました。
ハローワークを使うメリット&デメリット
職探しといえば基本中の基本。
地方の病院は赤字なことが多いので、利用料金が無料なハローワークにだけ掲載しているパターンも多いです。
地元の求人もスマホで見れますが、ハローワークの求人情報を見ただけでは分かりません。
具体的な条件を聞いたり、募集は締め切っていないのか、病院の雰囲気は…等など、直接現地のハローワークに行かないと転職で失敗する原因です。
地元が近くであれば全然問題ありませんが、遠方の場合は難しいですね。
タウン誌の求人情報のメリット&デメリット
スマホに押されて廃れつつありますが、タウン誌の求人も侮れません。
クリニック系の穴場の求人が見つかることも。
ただし、タウン誌は地元でしかゲットできません。
親に送って貰うのも高く付くので、地元に戻りたいときの求人探しには使えない方法ですね。
紹介してもらうメリット&デメリット
知り合いのコネを使う方法です。
病院の裏事情も入ってくるのでオススメですが、自分に合わなかった時に困るのがこれ。
相手の顔に泥を塗ることになるので、一概に良いとは言い切れません。
転職サイトを使うメリット&デメリット
今や2人に1人の看護師が利用する転職サイト(転職エージェント)。希望を言うだけで、条件に近い病院を紹介して貰えます。
求人探しだけでなく、見学の段取り、履歴書の添削、面接の日程調整&対策等のフォローが手厚いのも魅力的。
ただし、地方によっては求人が少ない場合もあります。
ですが、地元に帰りたい看護師が絶対に知りたいことは、病院の情報です。
- 働いている人の年齢層
- 上司の性格
- 職場の雰囲気
- 給料&ボーナス
- 福利厚生
- 残業の有無
- 有給消化率
- 離職率
…等など、細かく聞きたいですよね。
だって、地元に戻る=長く働きたいから。
求人数が少なくても、地元に戻らずに転職活動するには転職サイトは必須です。
/Uターンにも強い転職サイト\
【まとめ】地元に戻りたい看護師が、転職で困らない方法
地元に戻りたい!
と思ったときに、転職先を決める時に困ることは次の3つです↓
\地元に戻りたい看護師の悩み…/
- 思うように転職活動ができない
- 収入が減る
- ホワイト病院の求人が見つけにくい
これをカバーするのが、転職サイト(転職エージェント)です。
地元に戻って情報収集せずとも、
- 働いている人の年齢層
- 上司の性格
- 職場の雰囲気
- 給料&ボーナス
- 福利厚生
- 残業の有無
- 有給消化率
- 離職率
…等などの細かい情報を聞くことができます。(裏情報も)
ただし、赤字経営の病院もあって転職サイトには掲載せず、ハローワークだけに掲載するホワイト病院も。
転職サイトだけを使うのはちょっと危険です。
ハローワークも併用しながら、複数の転職サイトを使うのがおすすめ!
情報をしっかり集めるのが地元の病院に転職できる方法です。
ただし、ハロワークの落とし穴もあるので要注意。詳しくは、次の記事で紹介しています↓
https://nurse-3.info/back-circumstances-11350
地元に戻りたい看護師が転職サイトを利用するときの注意点
以前の記事で転職サイトの掛け持ちは2つが成功率アップと言いました。
でもね、地元の転職先を決める時は3〜4つ登録した方が◎。
なぜなら…
地方は求人数が少なく、ブラック病院も多いので、複数登録して見極める必要があります。