新人看護師で「仕事の抜け」があるのは当たり前。
しかし、経験を重ねれば「仕事の抜け」が減っていくと思いますか?
今回は、仕事の抜けを自然に減らすコツをまとめました。
仕事の抜けを減らしたら自信が持てて、仕事が楽しいと思えるはず!
仕事の抜けが多い看護師の共通点はズバリ…無意識の「あの行動」です。
仕事の抜けが多い…と悩んでいる看護師さんは必ずチェックしてくださいね。
仕事の抜けが多い看護師の共通点は…無意識の「あの行動」【2つあります】

「もうアレって何?」
と気になっている人も多いので、さっさと結論から言いましょう。
仕事で抜けが多い人の共通点は2つあります。1つ目はルーチン化、2つ目は引きずる事です。
どうですか?無意識にしてますよね?
どっちも無意識な行動。
ちゃんと確認もしてるつもりなのに…何度も仕事が抜ける。よくありますよね。それは無意識な行動が原因だから。
では、どうすれば仕事の抜けを減らすかは、次の項目で詳しく解説していきますね。
【仕事の抜けが多い看護師さん必見】慣れた作業ほど慎重に!

まず「ルーチン化」ですが、聞いた事ある人も多いですよね。パターン化された業務のコトです。
看護師の仕事はほぼルーチンワーク。
一般的に外来やクリニック、老人施設、健診センターがルーチンワークのイメージがありますが、病棟だってほぼルーチンワークです。
イメージしやすいように病棟の1日を見てみましょう。
朝はバイタルチェックから始まり、清拭、点滴、オペ出し、入院の受け入れ…とこなします。昼からは、BS測定、食前薬の確認、配膳、片付け、トイレ介助、検査出し、記録、報告。
申し送りが終われば、今日の一日の仕事は終わりです。
考えて動くコトも多いですが、病棟もルーチン化されています。そこで勘違いするのが、「私できるナース」と思ってしまうこと。
ルーチン化は効率よく働くための方法ですが、ちゃんと出来ていると勘違いするナースが多いです。
それが仕事で抜ける原因。
決まった時間に作業をこなすコトに慣れてしまい、「なぜ必要なのか?」という本来の意味をスルーしている状態です。
抜けが多い看護師でチェックリストを使う人も多いですが、それでも減らないのはそこ!
慣れる=作業をこなすの考えが間違いです。
じゃあ、どうすればルーチン化で抜けを減らすかは、もう分かりますよね。
一つ一つの行動の意味を理解して行動すればOK。
「作業をこなす」⇒「意味を理解して行動する」にすれば、自然と抜けが減るはずです。
もう一つの無意識の行動「引きずる」。
仕事で抜けが多いと「あ〜なんてポンコツなんだ…。」「看護師向いていない…」と落ち込んでいませんか?

仕事の抜けが多くて引きずってもマイナスにしか進めない…【前向きに進む方法】

もう1つ無意識にするのが、落ち込むコト。
ミスしたら誰だって落ち込みます。もちろん落ち込んで反省し、同じ失敗を繰り返さないコトは大事な行動です。
でも、「あ〜今日も仕事で抜けてた…」と引きずるのだけはNG。
引きずる事は、ネガティブな行動です。
ポジティブに進みたくても気持ちがマイナスを向いている状態。それでは先に進むコトなんて出来ません。
じゃあ、どうすれば良いのか…。
カンタンな方法があります。
気持ちをリセットするだけ。たったこの行動をするだけでOKです。
だって、完璧な人はいないのだから、仕事で抜けるのはたり前。
落ち込む時間があったら、なぜ抜けてしまったかを考えないと何も改善されませんよね。
同じミスを繰り返さない人は、気持ちを切り替えるのが上手!
「今日も抜けた…」と落ち込むのではなく、「今日はちゃんと確認したつもりだったけど、やっぱり抜けた。明日は確認方法を変えてみよう!」と進むコトだけを考えましょう。
すぐには効果がでなくても、半年先、1年先…と近い将来に抜けが少なくなっているはず。
これからも看護師で働くつもりなら、今のうちに取り入れておきたいスキルですね。

最後に…
いかがだったでしょうか?
「ルーチン化」も「引きずる行動」も無意識にしていましたよね。これを克服すれば、あなたも仕事で抜けが少ない看護師の仲間入りです。
ただ、毎日のちょっとした努力は必要ですが、これを見ているあなたなら大丈夫。
それでもムリだった場合は、新しい環境でチャレンジするのも1つの方法です。
人には向き不向きがあって、病棟は合わなくてもクリニックなら合うことも。
同じ看護師資格でも、その職場によってルーチン化された作業も職場によって異なります。
しかし、自分に合うかはやってみたいの分からなりません。
だからこそ、転職のプロである「キャリアアドバイザー」に相談してみるのがオススメです。
自分では気づかない看護師の可能性を広げてみませんか?
