頑張っているつもりなんだけど、たしかに積極性がないのかも…。
師長が注意したということは…つまり、
明日からどうしたらいいんだろう…?
たしかに、ピンチな状況だね。
でもね…新人看護師が、仕事で積極性ないと言われるのは仕方ないのかも。
というのも…
新人看護師が消極的になってしまう原因があるから。
それも3つもあるんです。
- やるべきことが理解出来ていないので行動できない
- 先輩が怖くて話しかけられない雰囲気
- 不安があって行動する勇気がでない
こんな原因があるとはいえ、このままでは
「あの子は使えない」
…と言われたり、信頼されないまま1年目が終わってしまう可能性があります。
そこでこの記事では、この3つの原因をクリアして積極性を身につける方法を紹介します。
積極性を身につけて、信頼を取り戻すヒントにしましょう!
なぜ積極性がないと言われたのか?
まずは、なぜ積極性がないと言われたのかを考えてみましょう。
あ…そういえば、この前プリセプターに
「やったことない処置があれば、積極的に先輩に声を掛けて!」と注意されたんだった。
と思い当たる節がある人も多いと思いますが、中には
という人もいると思います。
いずれにしろ、明日から積極性があるところをアピールしなくてはならないのです。
てっとり早く積極性を理解するためにも、積極性の意味を調べてみましょう。
国語辞典で調べると、
積極性とは、進んで物事を行おうとする性質
だそうです。
積極性のある人の特徴
つまり、積極性のある人とは、
自分の掲げた目標や目的に応じて、積極的に行動できる人。
めちゃくちゃポジティブな意味合いが含まれています。
冒頭で挙げた「消極的になる理由」って、ネガティブな要素たっぷり…。
そりゃあ、先輩たちにすればイライラしてしまうのも当然かもしれませんね。
…と開き直っている場合でありません!
積極性を身につけるためにも、消極的になった原因を振り返っておきましょう。
新人看護師が、消極的になってしまった3つの原因
多くの新人看護師は、働くうちに積極性が失っています。
そう、最初は積極性があったのに、消極的になってしまったのです。
その原因は次の3つ↓
- やるべきことが理解できていないので行動できない
- 先輩が怖くて話しかけれない雰囲気
- 不安があることで行動できない
同じ過ちを繰り返さないためにも、積極性をキープする方法を参考にしましょう。
原因①やるべきことが理解できていないので行動できない
病棟の仕事はほぼルーティンワーク。
勤務歴が長くなれば一日の仕事の流れはもちろん、どう動けばいいなど効率よく働く術を把握できるようになります。
しかし、新人看護師は、そもそも全体把握できていません。
つまり、やるべきことが見えていない状況!
「優先順位が立てられない」とか「時間内に終わらない」と悩む新人さんは案外多いですよね。
それは、やるべきことが理解できていないから起きています。
先輩としては「あれもやってほしい」「こう動いたほうがいい」と思いますが、それは全体を把握できているからこそ見えているもの。
先輩看護師と新人看護師では見えているものが違うのです。
新人には見えていないので、行動できないだけ。
先輩こそがナビゲートしていく必要があると思いますが、全体像を把握するには「段取り力」を鍛える方法を参考にしましょう。
原因②先輩が怖くて話しかけれない雰囲気
「こう言ったほうがいいな」ということは、1年目さんも分かっていますよね。
ですが、先輩が怖くて話しかけられない、言いづらいと思っている新人さんは少なくありません。
挨拶するだけでも無視する先輩もいます。
その相手がペアやフォロー看護師だったら、「〇〇さんの処置、見学させてください」なんて声を掛けることができません。
また、積極的に報告しても「そんな報告はいらない!」とか言われたらショックですよね。
声をかければ嫌な顔され、声を掛けなければ怒る。
どうしたらいいのーーォ!?
と新人看護師は彷徨い、どんどん積極性が失われていくのです。
このタイプの看護師は、どっちに転んでも怒るので気にしないのが◎。
怒られても平気な人がしている3つの習慣を参考にしましょう。
原因③不安があることで行動できない
やることは頭で分かっていても、不安があれば行動できません。
誰だって初めてのことはビビるし、やらなきゃダメと分かっていても行動できないのです。
とくに怖い先輩に処置の見学とか処置の見守りをお願いするときなんて…。
「調べてきたの?」や「変なことしないか見てるわ」などプレッシャーをかけてきたら、消極的になるのも当然です。
こんな理不尽な先輩は「気にしないマインド」等の有効な対処法で乗り切りましょう。
詳しくは理不尽な先輩に有効な5つの対処法を読んでくださいね。
実践編!積極性を身につける方法
ここからは実践編です。
ステップ①目標を立てる
積極的に行動するには、目標を立てる必要があります。
目標…?
そんなの特にないよ。
とりあえず平穏に一日が終わればいい。
と思っている人もいることでしょう。
ただ、それでは積極的に行動はできません。
もっと具体的な目標が必要なんです。
目標と言われると実習目標みたいに難しく考えがちになるけど…
定時で帰りたいとか、ルートキープや採血の自立とかでOK!
ステップ②自分の現状をしっかり把握する
目標が決まったら、今の自分に足りないことを考えましょう。
自分の状況が把握できれば、どう行動すれば良いのか…が見えてくるはずです。
もし分からないことがあれば、1人で悩まずに先輩に相談するのが◎。
ステップ③失敗を恐れない
積極性のある人は、失敗を恐れずにいつも前向きな姿勢で仕事に取り組んでいます。
比較的ポジティブな性格ってのも関係あるかもしれませんが、失敗から学べる人でもあると思うんです。
最初からできる人なんてほぼいません。
どんどんチャレンジして、失敗を次に活かす。
そうすれば目標達成できるはずです。
最後に…
積極性を身につけたいなら、あなたが積極的に行動しなくてはなりません。
といっても、難しく考えなくて大丈夫。
まずは目標を立てることから始めましょう。
あまりにもざっくりだと曖昧になり行動しづらくなるため、具体的な目標を立てるのがコツですね。
そこでオススメなのが、看護スキルの自立に関する目標です。
採血やルートキープの自立は、1年目の転職でも有利になるし、いざというときの逃げ道を作ることができますよ。
ただ、あなたが思い描くキャリアプランによって、有利になる看護スキルは異なるため、一度転職のプロに相談してみてもいいですね。
目標がハッキリし、積極的な行動が取りやすくなるはず。
ちなみに、看護師転職サイトは相談だけでもOKです。
ただ、求人メインのサイトもあるので、不安な方は「実際に私が利用してよかった看護師転職サイト」の中から選ぶと安心ですね。
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