朝から吐き気がひどい…。
病棟上がってカルテ開いた瞬間、頭痛と吐き気、めまい…
二日酔いや食べ過ぎ、病気でもないのに吐き気があるのは、ストレスの可能性が高いです。
しかし、吐き気の他にも頭痛やめまい、動悸といった症状が出ている場合は、少しヤバい状態。
仕事のストレスで吐き気がするほどつらい毎日を過ごしているなら、「仕事を辞めたい」から「仕事を辞める」の方向性で行動したほうがいいかもしれません。
精神的に追い詰められ、心身に深刻な影響を及ぼしています。
辞めるのは逃げでも甘えでもなく、回避行動です。
実際に転職するかどうか…はともかく、一度準備だけしてみるのもいいでしょう。
「いつでも辞めれる」という事実が、パツパツだった心に「隙間(余裕)」を作ってくれるはずです。
看護師2年目で「うつ」になったとき、吐き気の症状もありました。
実体験をもとに、お話していこうと思います。
ストレス以外の「吐き気」の原因とは?
一時的な吐き気でなく継続している場合は、ストレス以外にも原因があります。
その一覧がこちら↓
- 食べ過ぎたとき
- 飲みすぎ(二日酔い)
- タバコの吸いすぎ
- 食中毒
- 薬の副作用
- メニエール病、胃腸炎、逆流性食道炎などの病気
看護師は、命に関わる仕事のためミスは許されません。
そんなストレスから暴飲暴食に走る人、たばこをスパスパ吸う人も少なくありません。
また、メニエール病や胃腸炎の場合であっても、ストレスが原因で起こる病気です。
つまり…、吐き気を治すには、仕事のストレスの解決が不可欠ってこと!
吐き気のほかに頭痛・不眠・食欲減退・下痢があれば「うつ」や「適応障害」かも…
私は看護師2年目のときに「うつ」になりました。
そのとき吐き気以外にも出ていた症状がこれ↓
- 頭痛
- 不眠
- めまい
- 食欲減退
- 慢性疲労
- 倦怠感
- 下痢
- 左手のしびれ
もし、あなたもこんな症状が出ているなら、「うつ」や「適応障害」の可能性もあります。
心の病は非常に厄介です。
というのも、一度うつになったからといって、抗体(免疫)ができる訳ではありません。
完治どころか一生付き合う必要があります。
治すのに数年以上かかることもあるので、思い当たる人はなるべく早めに受診してくださいね。
私は働いていた病院の「心療内科」に受診しました。
師長をはじめ、先輩たち全員にバレましたが、いろいろ配慮してもらえたので不快な思いはしていません。(治療費もタダだったし…。)
しかし、周りのスタッフにバレるのが嫌なら、他院への受診をオススメします。
仕事のストレスで吐き気があるときの対処法
ここからは、吐き気があるときの対処法について、経験談も交えて解説していこうと思います。
対処法①ストレスの原因を考える
そもそも吐き気が出ているのは、仕事のストレスが原因です。
ガスターを飲んで症状が落ち着いても、根本的な解決にはなっていません。
ストレスの原因を取り除かない限り症状は続きます。
吐き気を何とかしたいなら、「仕事の悩み」について付箋などに書き出しましょう。
意外と自分でも気づいていないこともあります。
何が嫌なのか、不安なのか、細かく書き出すのがポイントです!
対処法②仕事に行けないほどの吐き気なら休んだほうがいい
行くか行かないかギリギリまで悩んでいる。
病棟についても吐く。
仕事中に何度か吐く。
もしこんな状態なら、休職するのも一つの方法です。
1日くらい休んだところで良くはなりません。
それどころか逆にしんどさが増すので、まとまって休みをもらったほうがいいですね。(←経験談)
勤務する病院以外の心療クリニックに受診する場合、なかなか予約が取れないところも多いです。
そういった事情も考慮して休みを取るのもアリだと思います。
対処法③問題解決のため相談する
誰かに話を聞いてもらうだけでも、ストレスはいくらか解消されます。
しかし、同期や先輩、彼氏、家族はオススメしません。
なぜなら、第三者の立場の人に現状の問題を聞いてもらったほうが、客観的に自分を見つめ直すことができるからです。
心療内科の先生やキャリアアドバイザーといった転職のプロに相談すれば、今後の働き方についても相談しやすいでしょう。
仕事を辞めるのは、甘えでも逃げでもない理由
看護師のよくある仕事のストレスは、次のようなものがあります↓
【仕事のストレス一例】
- 職場の人間関係
- 医療ミスやインシデント
- 命に関わるプレッシャー
- 仕事の内容&量
- マンパワー不足
- 業務時間
- 新人や転職したばかりの状況
この中でとくにストレスとなっているのが「人間関係の悩み」です。
他人の行動や言動を変えることは難しく、今の職場で働き続けることで解決できることはほぼありません。
仕事だもん。慣れるまでは我慢するしかない。
それに、私だけが辛いんじゃない、みんな頑張っているし…。
と自分に言い聞かせても、身体は正直なので症状が出てきます。(←経験談)
そのまま放置すれば、メンタルが病んで取り返しのつかない事態になってしまうでしょう。
言ってしまえば…ストレスを改善するには、自分に合った仕事を見つけるしかありません。
ですが、仕事を辞めることを甘えや逃げだと思っている人もいると思います。
しかし、精神的に追い詰められているとき、仕事を辞めるのは甘えでも逃げでもありません。
むしろ自分を守るために必要なこと!
とても勇気ある行動です。
褒められることはあっても、責められることではありません。
仕事において、自分の心と身体の健康よりも最優先することなんてないのです。
では、どうやって「自分に合った仕事を見つけるのか?」その方法を今から伝えたいと思います。
仕事のストレスも吐き気も解消できる具体的な方法
自分にマッチする求人を探すには、次の3つのことが重要となります↓
- 将来のビジョン、自己分析をする
- 希望条件に合う求人を探す
- 病院に関する情報収集
自分にマッチする求人を探すには、「将来のビジョン」と「自己分析」について考えることは避けて通れません。
というのも、
「経験も浅いし採用される病院でいい」では、せっかく転職しても再び、耐えられないストレスの日々が訪れてしまいます。
もう少し臨床で経験を積みたいのか。それとも病棟以外の職場で働いてみたいのか。興味がある美容クリニックで働いてみたい…などなど。
また、自分の強みや、得意なことが分かっていると、やりがいを感じる職場を選ぶことができます。
次に、自分の希望する求人を見つけるには、どんなツールを使えばいいでしょうか。
ハローワークを使うのか、それとも求人・転職サイトなのか。
eナースを使うのか、はたまた直接応募なのか。
よさげな求人を見つけたら、その病院(施設)についての情報をできるだけ詳細にチェックしましょう。
病院の特色、職場の雰囲気、看護師長など上司の性格、再就職者の離職率、教育指導のシステム、仕事内容など。
具体的に転職活動を進めていく流れを示すと次のようなものになります↓
- 自己分析をする⇒看護roo!の転職ガイドブック「自己分析ツール」を使う
- 看護師転職サイトに相談する⇒まずはレバウェル看護(旧 看護のお仕事 )だけでいい
たったこれだけでOKです。
これまでの仕事の探し方とはまったく違うものになります。
転職サイトを使えば、あなたの強みや得意なことを分析してくれ、そこからマッチした求人を紹介してくれるので、自分で探すよりも圧倒的にマッチング率も高いです。
担当者が会いたくなる履歴書作成を手伝ってくれたり、面接対策もしてくれます。
まずは登録して、いつでも転職活動をはじめられる準備だけしておきましょう。
そうすれば気持ち的に楽になって、今の職場でのメンタルも少し変わってくるはずです。
今の職場を辞めてストレスなく充実した毎日を過ごしたい…。
だけど、どうやって仕事を探せばいいのか分からない、自分に合う職場が分からない人は、転職サイトの力を借りましょう。
ほんの少しでも頭に「転職」の文字が頭によぎったら…
「転職」の二文字が頭によぎったあなたは今すぐにでも、転職サイトに登録すべきです。
なぜ今すぐ行動に移さないとダメなのか。
次の場面を想像してください。
こんな人生を送ってきた看護師、職場にいませんか?
転職サイトは無料なだけでなく、すぐに使い始める必要もないメリットもあります。
大事なのは、まだ余裕のあるときに準備しておくこと!
転職しようかどうかは、その後からゆっくり考えればいいんです。
むしろ、いつでも転職活動ができる状態を作っておくことが、精神的にも安定します。
今の職場や自分についても冷静沈着な判断ができるはず。
なぜ「転職サイト」を利用すべきなのか?
転職は、より良い生活を選んでいくための一大イベント。
成功させるためのツールが「転職サイト」です。
使わなければ損というものではありません。
実際に看護師はハローワークや直接応募などが多いですし…。
しかし、使わなければ自己実現が難しくなるような重要ツールなのは確かです。
転職サイトは、自力では何かと面倒で厄介な転職活動を最初から最後まで、転職のプロがすべて無料でサポートしてくれます。
もし転職サイトを使わない場合、膨大な求人の中から自分に合う求人をたった1人で探さなくてはなりません。
時間をかけて見つけても、自分にマッチする職場か分からないし、採用されるかどうかも不明。
初転職のとき、自力で転職活動して失敗しました。
というのも、思い描いていた職場とはかけ離れていて、入職して5日目で退職。
その後、大慌てで転職サイトに登録しました。
転職サイトを利用するだけで、あなたに本当にマッチした求人が見つかる可能性はグンと上がるばかりか、採用率も格段に高まります。
ただし、役に立たないどころか逆にストレスになる転職サイトも存在するので注意してください。
世の中には数多くの転職サイトがあって、ネット中「ここがおすすめ」と情報が入り乱れている状態です。
「おすすめ」と書いていた転職サイトに登録して、希望しない求人をしつこく勧められたり、「電話しないで」と伝えても毎日鬼電を掛けられたことも…。
そんな経験から、当サイトでは「まずこれだけ使えばいい」という転職サイトのみを紹介します。
ここは外せない!利用満足度96.3%の「看護roo!」
内部情報をたくさん保有している「レバウェル看護(旧 看護のお仕事 )」
利用してみて合わないと思えば、また違う転職サイトを使えばいいですが、最初から目移りするのは非効率です。
まとめ
仕事のストレスによる吐き気がある場合、ガスターなど内服を飲めば身体的には落ち着きます。
しかし、ストレスを取り除かない限りは症状が続くため、精神的ケアも重要です。
体調不良を放置すれば「うつ」が悪化して、取り返しのつかない状態になる可能性があります。
休みをもらって病院へ行くなど、体のメンテナンスもきちんと行いましょう。
もし辞めたいと思うほどの症状であれば、辞めたほうがいいです。
現状維持では何も解決しません。
ムリしてその場に留まり続ける理由がないのであれば、思い切って環境を変えたほうがいいと思います。
あなたの健康を取り戻すには…。
奨学金で辞めれない場合は、こちらの記事を参考に現状から抜け出してくださいね↓