どうも、みもです。
今回のテーマは、「仕事の優先順位のつけ方」についてお話します。
というのも、
新人の間は、先輩に今日1日のスケジュールを聞かれることも多いはず。
予定通り進まず「優先順位ができていない!」と注意される新人ナースも少なくありません。
そこでこの記事では、多重課題もサクサクこなせる「1日のスケージュールの組み方」について紹介します。
この記事を書いているのは現役ナースの「みも」です。
新人看護師さんや看護学生さんの
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優先順位は「時間的猶予の有無」で決める!
はぁァァ〜〜。
プリ(※プリセプター)に1日のスケジュールを言ったら、「もっと優先順位を考えて!」って言われちゃった。
どうしたら優先順位がうまくなるんだろう…。
私も新人のときそうだったけど、優先順位を難しく考えすぎちゃうんだよね。
しかし、実際はそんなに難しくありません。
先輩にこの「優先順位の基準」を教えてもらってからは、困ったことはないよ。
- 全身状態が悪い、急変リスクがあるなど、とくに注意が必要な患者さん
- 時間が決まっている薬剤投与、前処置、検査出し、観察
- 時間が予測できない検査出し(外来診察など)
- 1日のなかで実施しなくてはならない清潔ケアや処置
めちゃくちゃわかりやすい!
これを基準にすれば、今までつまずいていた優先順位もつけられそう。
先輩たちがスケジュールを組み立てる際は、この優先順位と緊急度をベースにします。
1年目ナースは、「清潔ケア」の優先度が高くなりがち
さっきの表では、清潔ケアは時間的に猶予があるものです。
清潔ケアなど時間的猶予のあるものは、隙間時間に組んでいきましょう。
【実践編】具体的に優先順位をつけてみよう!
じゃあ、実際にスケジュールを組んでみましょう。
スケジュールを組むときにベースにするのは何だっけ?
優先度と緊急度です。
全身状態が悪い、急変リスクがある患者さん。
時間が決まっている薬剤投与とか、前処置、観察を優先にスケジュールを組み立て、隙間に清潔ケアを入れていきます。
そうだね。
ただ、実際に動くことをイメージして考えるのがポイントだよ。
というのも、
広い病棟の端とナースステーションを行き来するのにも時間がかかります。
例えば、移動だけに5分かかることが5回あったら、25分も移動に使っていることになるよね。
あ…!ほんとだ〜。
その25分を1分に省略できれば、清潔ケアや記録に使えたはず。
移動キョリを短くしたり、ナースステーションに戻る回数を減らすことが、効率よく業務をする上で大切なんです。
【まとめ】優先順位のつけ方
以上、優先順位のつけ方を紹介しました。
では、最後におさらいです。
1日のスケジュールを組む際、先輩たちは緊急度や優先度をベースに組み立てています。
優先順位の高さは以下の順です。
- 全身状態が悪い、急変リスクがあるなど、とくに注意が必要な患者さん
- 時間が決まっている薬剤投与、前処置、検査出し、観察
- 時間が予測できない検査出し(外来診察など)
- 1日のなかで実施しなくてはならない清潔ケアや処置
清潔ケアなど時間的猶予があるものは、隙間時間に入れればOK。
ただ、広い病棟の端からナースステーションを行き来するのにも時間がかかるので、移動時間を減らしたスケジュール組みも心がけましょう。
また、正確に業務をこなすためにも、情報収取はめちゃくちゃ大切!
情報収集のとり方に自信がない方は、以下の記事を参考にしてください↓