体調不良などで今日は仕事に行けないと判断して休むとき、
職場の人に迷惑を掛けてしまう…。
本当に申し訳ない。
…と罪悪感を抱く人は実に多いです。
私たちは小さい頃から「休むことはいけないことだ」という教育を受けてきたから。
そんな価値観や考え方な環境で育っているので、
「ひとり欠けるとみんなの迷惑になる」そんな呪縛にかかってしまっているのです。
そこでこの記事では、仕事を休んだ罪悪感を帳消しにする3つ方法を紹介していこうと思います。
休む連絡がまだの人はこちらの記事を参考にしてください。
仕事を休んだ罪悪感を帳消しにする3つの方法
看護師の場合、どの職場も人手不足でギリギリの人数で回しています。
急遽仕事を休めば上司や先輩、同僚に負担をかけることになるので、罪悪感を持ってしまうのも仕方ないことかもしれません。
ただ、休むことは必要なこと。
どうしても突発にならざるを得ないときだってあるんです。
たとえズル休みであっても…。
何度も葛藤して休む決意をし、休む連絡をした後もずーっと罪悪感や後ろめたさを感じるているとゆっくり休めません。
勇気を無駄使いしないためにも、仕事を休んだ罪悪感を帳消しにする方法を試しましょう。
それは次の3つです↓
- 休むことで解雇されることはない
- チャージするため必要なこと
- 困ったときはお互い様
休むことで解雇されることはない
仕事は休んでもいいもの。←ここ重要なので覚えておいてくださいね。
「社会人になったら健康管理も仕事のうち」なんてよく言われますが、自己管理していても体調を崩します。
ましてや病院で働いていたらいろんな菌の宝庫。
多忙、疲労、睡眠不足が続いていたり、強いストレスを抱えていれば免疫が落ちてしまうので、どんなに気をつけていても体調を崩すこともあります。
で、何が言いたいかというと、急に休んでも解雇されることはありません。
※無断欠勤が続けば解雇の対象になるので、気をつけてください。
チャージするため必要なこと
仕事を休んだら他の人が忙しくのは確かです。
しかし、体が不調な状態で出勤したら余計迷惑をかけませんか?
集中力が低下してミス連発したり、思うように動けなかったり…。
体調が悪いときはパフォーマンス力が低下するので、それこそが迷惑だと思います。
チャージするために「休む」という選択肢が必要なんです。
体調が悪い状態で働くよりも、しっかりフルチャージして明日からまた頑張れば問題ないと思いますよ。
困ったときはお互い様
困ったときはお互い様。
この精神で働けば、当日仕事を休んでも「仕方ない」と思えるのではないでしょうか。
仕事を休まない人はいません。
どんなに体調管理していても崩すことはあるので、そういうときはお互い様で持たれ持ちつつでいいんじゃないかな…と思います。
今日休んだ「罪悪感」は消えましたか?
まだある…という方は次の章をチェックすれば完全に帳消しにできるはずです。
休んだ次の日の対応で完全に帳消しにできる!
ここからは休んだ罪悪感を完全にチャラにする方法です。
それは、感謝を伝えること!
受け持ち患者の人数が10人→15人になった人、緊急入院を代わりに取ってくれた人がいるかもしれません。
本来自分がすべきことを代理でやってくれた人にはしっかり感謝の言葉を伝えるようにしましょう。
ただ、看護師はシフト制なので、誰が出勤していたのか事前にチェックしておいたほうが◎。
ベストセラーと言われる「勤務表」を見てみましょう。
もしチェックできない場合はとりあえず全員に声をかけたほうがいいですね。
なぜなら、迷惑かけたのに声を掛け忘れた…ということが起きると非常にマズいからです。
「休んだくせに声を掛けてこなかった…」という悪いイメージになることもあります。
のちに無視などのイジメに発展するので、ここだけは忘れないようにしてください。
詫びの品を用意する
仕事を休んだ場合、先輩看護師から「プロ意識がない」と叱咤されることもあります。
ですが、お詫びの品を持っていくと帳消しにできることも。
というのも何だかんだ物をもらって悪い気はしないからです。
イラストでは箱ですが、コンビニのチョコの詰め合わせ、せんべいなど2〜3個持っていけば◎。
経験上みんなに喜ばれたのは「甘じょっぱいもの」や「新商品」のお菓子です。
「休憩室にお菓子置いているので、よかったら食べてください。」と伝えておけば、「申し訳ない」という気持ちが伝わるはずです。
人が休んだときは積極的に手伝う
他の人が休んだときは、「迷惑」や「社会人失格」なんて思わずに自分の可能な範囲でいいので仕事を手伝うようにしましょう。
自分が休んだときには誰かがフォローしてくれている訳なのでお互い様。
普段からそれを行っていれば、いざ自分が休んだことになっても罪悪感は感じないかもしれませんね。
最後に
休んだことに文句を言う上司がいる場合は要注意です。
そもそも仕事を休むことは労働者の権利。
文句を言われる筋合いなんてないんです。
だって、休まないことが偉いわけではありません。
人にはそれぞれ我慢できる量が違うです。
その量をずっと抑えて抑えて、壊れてしまったら本当に人生が壊れてしまうことだってある。
健康を失えば、それこそ働けなくなってしまいます。あなたの人生は、病院のものではないんだから。
体と心に異変があるなら休んでいいんです。
休むことを悪と考えず、職場内で協力しあえる病院で働きたいものですね。
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