はぁ…。仕事行きたくない。
最近、疲労感がヤバすぎて、仕事をズル休みしたい衝動がすごい。
月曜日はとくにズル休みしたいよ…。
誰しもこんな風に思ったことは、一度ならず二度どころか何度もあるはず。
そこでこの記事では、ズル休みしたい新人看護師さんに向けて、「看護師の休みに対する意識」について紹介していこうと思います。
「仕事を休む=悪いこと」と思ってしまう理由
体調が悪いから休む。
簡単そうに見えて凄く難しいことですよね。
なぜ、体調が悪くても仕事を休めないのでしょうか。
休んだら他のスタッフに迷惑がかかってしまうから、申し訳ない…。
という人も多いと思います。
こう考えてしまうのは、私たちが育ってきた環境が大きいでしょう。
皆勤賞の本当の意味
日本では、小さいときから「休むことはいけないんだ」という教育を受けています。
おそらく学校の皆勤賞はそういう教育の一環だと思う。
「休むことは悪いこと」と育ってきたので、熱があっても休むことに罪悪感を抱いてしまうのです。
実際に仕事を休んだときに、職場の人に白い目で見られたり、「体調が悪いだけで休むんだ…」や「体調管理ができていない」なんて嫌味を言われることも。
それは、「休むこと=悪いこと」と思っているからです。
でも、考えてみてください。
休むことって本当に悪いことなんでしょうか?
私はそうは思いません。
たとえズル休みであっても。
「ズル休み」なんて本当はないんだ!
「新人のくせにズル休みした」とバレるのが怖くて休めない人もいることでしょう。
なぜズル休みがダメなんでしょうか?
風邪じゃないから?
熱が出ていないから?
体調不良でなければ休んだらダメなルールなんてありません。
負のループから抜け出せない
本当に休みたいと思ったときに、休むことは何も悪いことではないのです。
しかし、職場には休むことが許せない人が一定数います。
その人の特徴として「自分も休めないのに…」という呪縛にかかっているのです。
自分は我慢しているから。
自分も休みたいのに…。
そんな気持ちから他人が休むことも許せないのです。
休めない⇒休んだ人はズルい⇒批判する。
私たちは小さい頃から、こんな負のループから抜け出せなくなっています。
本当に怖いのがこれ!
本当に休みたいときに休むことができる人は、人が休むことも認めれる人です。
しかし、看護師の場合、こう考えれる人は少ないかもしれません。
どの職場も看護師不足が深刻で、ギリギリの人数で回しています。
ただでさえ一人あたりの仕事量が多いのに、休んだ人の分までプラスになれば大迷惑と思う人も。
「自分も休めないのに休むなんて…」という負の感情が強くなり、休んだ人に嫌味を言ったり、無視、イジメ…などでストレス発散します。
そんな光景をみて、仕事を休めない看護師は多いです。
また、夜勤業務も休めない理由のひとつ。
夜勤メンバーは2〜4名と少数で行います。
一人でも欠けると回せないので、高熱でも休まずに解熱剤を飲んで働く人も多いはず。
私は、この状態がとても危ういと感じています。
「本当は辛い…休みたい。でも、行かなくちゃ」とムリしている状態。
自分の本当の気持ちに蓋をし、無理して一生懸命頑張って、最後に壊れてしまったら全く何の意味もありません。
我慢できる容量って人それぞれ違う。
抑えて、抑えて、我慢して壊れてしまったら本当に人生が壊れてしまうことだってあるんです。
辛さはその人にしかわかりません。
「自分の代わりはいない」と思えば、自分の身体が優先って思えるはずです。
最後に…
本当に休みたいと思ったときに、休むことは何も悪いことではありません。
「休みたい」という気持ちに理由なんて必要ないし、その気持を大切にしてもいいと思います。
ただ、今の時点では体調不良などのやむを得ない事情で休む以外は「ズル休み」と言われてしまうので、欠勤理由は以下の記事を参考にしてください。
誰かが休んでいても「何で休んだの?」など休んだ理由を聞くのではなく「ゆっくり休めた?」と聞く。
「休むのはお互い様だよ。」と言って、休むことの罪悪感を抱きにくい職場環境や人間関係を作ることが大事だと思います。
それでも休むことに抵抗があるなら、以下の記事を読んでください。
そんなことで悩みたくないなら、年間休日130日以上、有給が取りやすい職場で働くのもありだと思います。