どうも、こんにちは。
2回妊娠して、臨月までつわりが辛かった看護師みもです。
ドラマでよくあるつわりのシーンと言えば、「うぅ…ッ」とトイレに駆け込むやつ。
しかし、実際のつわりは人によって症状は全然違うし、その日の体調でもつわりの強弱もありますよね。
はぁ…今日はつわりがひどいよ。仕事休んでもいいかな〜?
と悩む人も多いです。
というのも、「しんどい時はゆっくり休んで。」と言われても、常に人で不足でバタバタしている中、自分だけ休むなんてできないですよね。
また、言葉通りに休んだら「甘ったれている」と嫌味を言ってくる人も…。
体調が悪くても休まないほうがいい。
と思って無理してしまう看護師さんは本当に多いです。
そこで今回は、つわりで仕事を休む基準を以下の順番で詳しく解説していこうと思います。
- つわりが辛いときに我慢せずに仕事を休む方法
- 看護師でも仕事を休むべき「つわりの症状」
- 休みをとった翌日の対応
切迫早産になったり、看護師はムリする人が本当に多いです。あなたがムリをしたところで職場の誰も責任はとってくれません。
もしも赤ちゃんに何かあったときに後悔するのは自分です。
だから、本当にムリだと思ったら休んでいいと思います。
【つわりで休む基準】看護師でも仕事を休むべき症状
つわりの症状は人それぞれ。
その日の体調によってつわりの強弱がありますよね。
朝起きたときに「あ、無理そう…」と思ったら仕事を休むのがベストですが、それだと毎日になることもあるので絶対に休んだほうがいい症状をまとめました。
それが次の7つの症状です↓
- 嘔吐を繰り返している
- 水も食事も摂取できていない
- 脱水で、めまいや頭痛がある
- 体力が低下してフラフラ状態
- 極度の倦怠感がある
- 冷や汗が止まらない
- 動悸の症状がある
1つでも該当していればムリして出勤しても働くことができなレベルなので休みましょう。
妊娠前よりも軽い作業にしてもらっていても、座り業務中心でない場合は休まないと途中で悪化します。
結果的に他のスタッフに迷惑をかけるだけなので出勤しないほうが◎。
というのも、実際に苦い経験があります。
二人目の妊娠中に上の症状があるのにムリして出勤しました。
「頑張れる…。頑張るしかない…。」と思って働いていましたが、リーダー業務中に突然意識が消失して倒れてしまったのです。
無理したことで返って迷惑をかけると身にしみたエピソード。
それ以降は一緒に働く妊婦さんには「休むことに罪悪感なんて持たなくていいんだよ。ムリしたら妊娠中は必ず自分に返ってくるから、ムリは厳禁だよ!」と声をかけるようにしています。
そうは言っても私だけがそう思っていると思う人も多いことでしょう。
今働いている職場に私のような人はいないから、ムリはするよ…って思ったあなたに知っておいてほしいことがあります。
人間関係の2:6:2の法則です!
あなたがつわりで休んでも休まなくても、
あなたに対して好意的な人が2割。どっちでもない人が6割。嫌いな人が2割います。
もし病棟に20名のスタッフがいる場合、あなたのことが嫌いな人が4人いるってこと。
この4人は、ムリして出勤してもあなたのことは好きにはなりません。
それどころかムリして出勤しても嫌味は言ってくるのです。
最初から相手にしなくていいので、本当にしんどいときは休んでいいんですよ。
休むべき症状を知っても、つわりで休むことにまだ抵抗がある人は次の方法を試しましょう。

これがあれば、つわりでも休みやすくなる!
朝起きたとき、「あ…最悪。」と思うほどつわりが酷いなら休みましょう。
ムリして出勤しても通勤中や仕事中に何回もトイレに駆け込んだりして、もっと辛い状況になります。
つわりはストレスや疲労でひどくなるので無理は禁物です。
また、発育不全による早産や低体重発育、最悪の場合は流産のリスクもあります。
ムリしたところでメリットは何1つないので、本当にムリなら休んでいいんですよ。
そうは言っても、つわりで休めない看護師さんも少なくありません。
今までに妊娠した看護師がいてもつわりがない人だった場合は、つわりで休む自分が甘ったれていると思われるんですよね…。
そんなときは、“あるモノ”を活用すれば、甘ったれていると思われずにつわりで仕事を休むことができます。
その“あるモノ”とは…「母性健康管理指導事項連絡カード」です。
妊婦健診のときに、
つわりが酷くてもなかなか休めない職場なので「連絡カード」を書いて貰ってもいいですか?
と主治医に相談すれば記入してもらえます。
ただ、妊娠23週までの健診は、4週間に1回のペースです。次の健診が2〜3週間先であれば、別の日に相談に行ったほうが◎。
というのも、つわりにはピークがあり、今が一番辛い時期の可能性があります。
「母性健康管理指導事項連絡カード」を職場に提出すれば…
つわりの辛さを知らない看護師長や主任、お局、同僚も「甘ったれている…」とあなたのことを判断することはなくなるはずです。
つわりっていつまで続くの?
この辛いつわりはいつまで続くの?【必ず終わりがあるよ】

つわりが辛すぎる…。
何とかしてほしいけど、つわりは病気じゃないから薬もないから耐えるしかない…。
あまりにも辛すぎて涙を流しながらただただ時間をすぎる日もあることでしょう。
ずっと続くように感じますが…
一般的には妊娠5〜6週くらいに始まり、8〜10週ごろにピークを迎え12週ごろからラクになり始めて16週には症状がなくなることが多いです。
そう、つわりには終わりがあります!
ただ私の場合は、出産ギリギリまで吐きづわりがあったので、あくまでも目安と思っておいたほうが◎。
ただ、臭いなどに対しては16週くらいにはかなりマシになりますよ。
つわりで休んだ次の対応
つわりで休んだ翌日、あなたはどう対応していますか?
ほとんどの人が、お詫びを言っていると思いますが、全スタッフにちゃんと言っていますか?
上司(看護師長や主任)や同じチームメンバーだけでなく、他のチームのお局、同期、後輩にもお詫び&お礼は言っておいたほうが◎。
あなたが休んだことで、他のチームにしわ寄せがきている可能性もあります。
口に出さなくても、あなたが休んだせいで「大変だった…」「忙しかった…」と思っていても直接言ってくる人はいません。
「ご迷惑おかけしました。お休みをいただいたおかげで、つわりがマシになりました。ありがとうございました。」と先に伝えることで、気分はスッとするし「大丈夫?ムリしないでね」と声かけも自然にできます。
ちょっとした気遣いも忘れないでくださいね。
※お詫びのお菓子を持っていくかどうかは【こちらの記事】を参考にしよう!

最後に…
つわりで休むことに理解がない看護師も意外と多いです。
ムリして出勤しても、通勤中や仕事中に何回もトイレに駆け込んだりして、もっと辛い状況になります。
つわりはストレスや疲労でひどくなるし、発育不全による早産や低体重発育、最悪の場合は流産のリスクも。
ムリは絶対にダメ!!
といっても人手不足の職場ではムリをせざるを得ないこともありますよね。
だからこそ、事前に「母性健康管理指導事項連絡カード」を提出しておきましょう。
診断書と同じ効果があるので、つわりに対して理解がない上司でも配慮するしかありません。
もし、つわりが辛くて「休みたい…」となった場合も「甘ったれるんじゃない…」と言われることはないです。
自分と赤ちゃんを守るために「母子連絡カード」は出しておいて損はありません。
また、夜勤免除をお願いするときにも大活躍します。
詳しくはこちらの記事をチェックしてくださいね↓
