つわりといっても、人それぞれ。
車酔いになったみたいに気持ち悪い。吐きたいのに吐けない。食べてないと気分が悪い…等、どう対処していいのか分からないのがつわりです。
しんどい時はゆっくり休んで…と言われても、働いているとみんなバタバタしているのに自分だけ休むことはできません。
また、言葉通りに休んだら、「甘ったれている」と言われることも。
そこで今回は、
「つわりで仕事を休んでも大丈夫かな?」
みんなは、どんな症状のときにつわりで休むのか知っておきたい!という疑問にお答えします。
✓この記事の内容
つわりが辛い看護師が、我慢せずに仕事を休む方法【たった一つ】
看護師でも仕事を休むべき【つわりの症状8つ】
休みをとった翌日の対応、あなたは大丈夫?【お詫びと感謝を伝えよう】
✓この記事の信頼性
みも(@Nurse3Info)
この記事を書いている私は、看護師14年目の現役ナースです。
看護師をしながら妊娠&出産は2回しています。
妊娠中は吐きつわりが酷くて、体重がマイナス4kgに。仕方なく、つわりで仕事を休んだこともあります。
つわりが辛い看護師が、我慢せずに仕事を休む方法【たった一つ】

結論から言うと、つわりが辛すぎるときは休みましょう。
ムリして出勤しても、通勤中や仕事中に何回もトイレに駆け込んだりして、もっと辛い状況になります。
つわりはストレスや疲労でひどくなるので、無理は禁物です。
また、発育不全による早産や低体重発育、最悪の場合は流産のリスクもあります。
朝、起きたときに「ムリそう…」と思ったら、休んだほうがいいです。
といっても、つわりで休めない看護師さんも少なくありません。
今までに妊娠したナースがいても、つわりで休んだことがない人だと、つわりで休む自分が甘ったれていると思われることも…。
そんなときは、“あるモノ”を活用すれば、甘ったれていると思われずにつわりで仕事を休むことができます。
その“あるモノ”とは…「母性健康管理指導事項連絡カード」です。
妊婦健診のときに、
つわりがしんどくてもなかなか休めない職場なので、「連絡カード」を書いて貰ってもいいですか?
と主治医に相談してみましょう。(※次の健診が2〜3週間後の場合は、別の日に相談に行ったほうが◎)
つわりの辛さを知らない看護師長、主任、お局、同僚も「甘ったれている…」とあなたのことを判断することはなくなるはずです。
とはいうものの、何度も何日も連続で休むと迷惑をかけてしまうことに…。
みんなはどんなつわりの症状があるときに休んでいるんでしょうか?
看護師でも仕事を休むべき【つわりの症状7つ】

つわりで休む目安の症状は7つあります。
- 嘔吐を繰り返している
- 水も食事も摂取できていない
- 脱水で、めまいや頭痛がある
- 体力が低下してフラフラ状態
- 極度の倦怠感がある
- 冷や汗が止まらない
- 動悸の症状がある
朝からこんな症状がある場合は、休みましょう。
ムリして出勤しても、働くことができなレベルです。(特に座り仕事を優先にしてもらっていない場合)
他のスタッフに迷惑をかけるだけなので出勤しないほうが◎
というのも、二人目の妊娠中に上の症状があるのに出勤したことがあります。
「頑張れる…。頑張るしかない…。」と思って働いていましたが、リーダー業務中に突然意識が消失して倒れてしまいました。
無理したことで返って迷惑をかけると身にしみたエピソードです。
だから、休むことに罪悪感を持つ必要はなし。
つわりはいつまで続く?
私の場合は、出産するギリギリまで吐きづわりがありました。
しかし、同じ時期に妊娠した同僚は全くつわりの症状はなし。
つまり、つわりの時期は個人差があります。
この辛いつわりは、ずっと続く訳ではありません。
今はとりあえず、ムリはせずにゆっくり過ごしましょう。
休みをとった翌日の対応、あなたは大丈夫?【お詫びと感謝を伝えよう】

つわりで休んだ翌日、あなたはどう対応していますか?
ほとんどの人が、お詫びを言っていると思いますが、全スタッフにちゃんと言っていますか?
上司(看護師長や主任)や同じチームメンバーだけでなく、他のチームのお局、同期、後輩にもお詫び&お礼は言っておいたほうが◎。
あなたが休んだことで、他のチームにしわ寄せがきている可能性もあります。
内心、あなたが休んだせいで「大変だった…」「忙しかった…」と思っていても、直接言ってくる人はいません。
「ご迷惑おかけしました。お休みをいただいたおかげで、つわりがマシになりました。ありがとうございました。」と先に伝えることで、気分はスッとするし、「大丈夫?ムリしないでね」と声かけも自然にできます。
ちょっとした気遣いも忘れないでくださいね。(※お詫びのお菓子に関しては、【こちらの記事】を参考に。)
最後に…

つわりで休むことに理解がない看護師も意外と多いです。
ムリして出勤しても、通勤中や仕事中に何回もトイレに駆け込んだりして、もっと辛い状況になります。
つわりはストレスや疲労でひどくなるし、発育不全による早産や低体重発育、最悪の場合は流産のリスクも。
ムリは禁物です。
といっても人手不足の職場ではムリをせざるを得ないこともありますよね。
だからこそ、事前に「母性健康管理指導事項連絡カード」を提出しておきましょう。
つわり症状が著しい場合、勤務時間の時短や休業などの項目があります。
診断書と同じ効果があるので、つわりに対して理解がない上司でも配慮するしかありません。
もしも、つわりが辛くて休みたい…となった場合も、「甘ったれるんじゃない…」と言われることはないです。
自分と赤ちゃんを守るために、「母子連絡カード」は出しておいて損はありません。
また、夜勤免除をお願いするときにも大活躍します。
詳しくはこちらの記事をチェックしてくださいね↓
