どうも、みもです。
今回は、直針を使った真空管採血のコツについてお話します。
直針で採血した際、
- ホルダーのどの部分を持てばいいんだろう…
- スピッツを交換する度に微妙に針が動いてしまう
と困ったことありませんか?
そこでこの記事では、イラストを使って「採血管ホルダーの持ち方」を解説していこうと思います。
ちなみに、
私は、翼状針よりも直針で採血するのが好きです。(早い・安い・ゴミが少ないから)
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【直針+真空管採血】採血ホルダーの基本の持ち方
まずは基本の採血ホルダーの持ち方は、以下のイラストのように持ちましょう。
側面からみた持ち方はこんな感じ↓
ポイントは、針の近くを握らないことです。
というのも、針の近くを握ってしまうと、針に角度がついてしまい寝かせれません。
つまむように持ちましょう。
ちなみに、針は15〜20°の角度で穿刺します。(参考:新人ナースのための採血マニュアル)
…で、実際にスピッツを入れた状態がこれ↓
採血中に動かないように、しっかり固定するのがポイントです。
しっかり固定していても微妙にずれるのは、なぜ?
先ほど紹介した持ち方で採血しても、微妙に針が動いてしまうことがあります。
勢いよく血液が入っていたのに急にポタポタ…。
その原因は、スピッツの交換です。
スピッツを入れ替えるときに針が動いてしまい、血管からズレていまうことがあります。
スピッツを入れるときはゆっくり押し込み、抜くときは回しながら抜き出しましょう。
ちなみに、
スピッツの交換をゆっくりすれば、振動が少なくなるので採血時の痛みも軽減できますよ。
【まとめ】
直針での採血する際、ポイントは「スピッツ交換」です。
スピッツを入れるときはゆっくり押し込み、抜くときは回しながら抜き出す。
このポイントを気をつけるだけでもグンとよくなりますよ。
ぜひ参考にしてくださいね。
スピッツの入れる順番が覚えられないという方は、以下の記事を参考にしましょう。