看護師が週休3日で働くことはできるの?
どうやって求人を探せばいいんだろう…?
週休3日の働き方が、自分にあっているかわからない…。
この記事では、そんな悩みにお答えします。
近頃、「週休3日制」という新しい働き方が注目されていますよね。
看護師の業務はマジでしんどいから「週休3日制は義務付けてほしい」と思っていませんか?
週休3日なればインシデントがなくなると私はいつも感じています。笑
週休3日制を取り入れる会社は増えてきましたが、看護業界ではまだまだ求人をみかける機会が少ないのが現状です。
というわけで今回は、
週休3日の働き方が適している看護師の特徴と、求人の探し方について紹介していきます。
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週休3日ってどんな働き方?パート看護師との違いとは?
「週休3日」という働き方は、プライベートを充実させたい看護師にとっては理想の働き方のようにも思います。
まずは週休3日の働き方の特徴を知っておきましょう。
週休3日制の3つのタイプ
週休3日制は、
「週4日労働、週3日休日」という形態で働く正社員の働き方を指します。
パートとは異なり、雇用形態はあくまでも”正社員“です。
週休3日制は大きく3つのタイプに分類されます。
引用:リクルートワークス研究所
病院によってどれを取り入れて週休3日制にしているか異なります。
もし週休3日で働く場合、どのパターンになるのか確認しておきましょう。
週休3日制は、幸福度があがる!
「ただでさえ業務過多なのに、休日が増えたら仕事が回らなくなるのでは…?」
と不安な看護師さんもいるかもしれません。
しかし実際は、週休3日制は仕事に良い影響を与えることがわかっています。
アイスランドでは、国をあげて週休3日制を導入し、その結果について検証を行いました。
その結果、大多数の職場で生産性が向上し、ストレスや燃え尽き症候群のリスクが減ったという実験結果がでています。
この結果を受け、週休3日制の働き方は全国各地へ広がりました。
日本でも、佐川急便やリクルート、ユニクロなど、様々な有名企業が週休3日制を導入。
週休3日で働く人口はまだ少ないものの、将来的にはスタンダートな働き方になるかもしれませんね。
主なメリットは以下のとおり↓
- プライベートの充実
- スキルアップのための時間確保
- 副業が可能
- 子育てや介護と仕事を両立しやすい
- 仕事とプライベートとのメリハリがつく
- 心身の健康維持
週休3日で働くメリットはいっぱいあります。
看護師はもともと休みが少なく、プライベートを犠牲にしている人も多いですよね。
休日が1日増えると、できることが多くなりそう!
「週休3日の常勤看護師」と「パート看護師」の違い
週休3日で働く場合、看護師に一番馴染みがあるのがパートとしての働き方です。
しかし、パート看護師と異なる点が2つあります。
1つ目は、週休3日制の多くは、社会保険・雇用保険の対象です。
パートでは条件を満たさない限り加入はできませんが、週休3日制は正社員なので加入が基本となります。
2つ目はボーナスの減額がないこと。
パート看護師でも、雇用契約書に賞与の規定があれば支給はされます。ところが、正社員とパートでは、ボーナスの金額が大きく異なるのです。
週休3日制の場合、勤務形態は正社員のため、ボーナスは通常の正社員と同等と考えられます。
休日を増やしながらもしっかり稼ぎたい看護師さんは、週休3日制はめちゃくちゃマッチした働き方です!
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週休3日制で働く看護師のデメリット
ここまで週休3日制の特徴と主なメリットについて解説してきましたが、残念ながら…いいことばかりではありません。
もちろん、
週休3日制の働き方にはデメリットも存在しています。
週休3日制で働くデメリット4つについて解説するので、検討している看護師さんはチェックしましょう!
給料がガクンと減る
労働時間に応じて従来の給与から減らすケースでは、手取りがガクンと減ります。
というのも、
1日8時間、週5日勤務の場合、1週間の勤務時間は40時間。週3日制の場合は、従来の8割である32時間となります。
つまり、労働時間が8割に減れば、給料も8割に減るってわけです。
…で、給料の低下は保険制度や年金など将来的に受け取ることができる金額にも影響を与えます。
出産手当金(産休手当)
出産手当金は、
出産日の42日前(多胎妊娠の場合は98日前)から出産後56日までの期間、出産のために病院を休んだときに支払われるお金。
1年間の月給の平均値をもとに計算され、給料(月額)の2/3程度を受け取ることができます。
当然、給料が下がれば受け取れる金額も減額となるのです。
育休手当(育児給料給付金)
育休手当は、
育休を取得し、給料をもらっていない期間、収入を補う目的で支払われるお金。
育休開始時は、給料(月額)の67%が受け取れますが、出産手当金と同じで、給料が下がると言及します。
傷病手当金
傷病手当金とは、
病気や怪我により病院を休む必要があり、十分な給料を受け取れない方に支払われるお金。
出産手当金と同じで、
1年間の給料(月額)の平均値から計算され、給料(月額)の2/3程度受け取ることがでいます。
年金
会社員が加入する厚生年金の将来の受給額は、上限こそありますが、基本的に支払った保険料に比例して増えていき、その保険料は給与に比例して高くなります。
週休3日という働き方を選択すると、多くの場合は労働日数だけでなく労働時間も減るため、給料も減ることもあるでしょう。
給料が減るということは支払う厚生年金保険料が減り、結果的に将来受け取る金額が減少するということになるのです。
週休3日制となって単純に月給が減れば、それに比例して厚生年金の金額もガクンと減ることは覚えておこう!
ただ、勤務時間が変わらない場合は、その心配はありません。
保育園の利用が難しくなる
保育園は、国が定めた規格を満たしているかで「認可」「無認可」に分けられます。
「認可」の場合、所得に応じて保険料が決定され、保育の必要度が家庭から優先に利用ができます。
各家庭の保育の必要度は、点数化することで優先順位を決めるのですが、週当たりの労働日数によって減点される場合があるのです。
例えば、大阪市の保育利用調整基準をみてみましょう。
1日8時間×週5日の場合、基本点数は100点ですが、1日6時間×週4日の場合、基本点数は80点となってしまいます…。
待機児童が多い地域であれば、減点のせいで認可保育園に入園できない事態も起きてしまう可能性があるのです。
認可保育園が利用できずとも、無認可保育園も利用することはできます。
しかし、認可保育園に比べて保育料がグンと高く、給料の半分ちかく保育料に取られ「なんのために働いているのか?」と落ち込んだり不満に感じるでしょう。
週休3日制で働きたい場合は、今あなたが住んでいる地域の点数基準を調べ、保育園に影響を与えるか検討しておくと安心です。
1日あたりの業務量が増加しストレスになる
週休3日になる代わりに、1日あたりの労働時間が増えてしまう可能性があります。
わかりやすく言うと、
日勤なのに2交代の夜勤のような長時間労働になるかもしれないのです。
帰宅時間は従来よりも遅くなり、日々の業務をストレスに感じる場合もあるでしょう。
看護師の出世に影響
週休3日制を導入している病院はまだまだ少数です。
しかも、完全に週休3日制ではなく、選択制となっているため、出世したい場合、勤務日数が足を引っ張る可能性があります。
週休3日制で働くことが適している看護師の特徴
週休3日制で働くメリット&デメリットを紹介しました。
最後に週休3日制の働き方が適している看護師の特徴を紹介しますね。
ザッと挙げると以下のとおり↓
- 副業で収入を得たい看護師
- ワークライフバランスを重視したい看護師
- 子育てと仕事を両立させたい看護師
- 家族の介護をしている看護師
- 資格取得のために勉強をしている看護師
自分の時間を作りたいと思っていても、現実は難しいと直面している看護師さんもいることでしょう。
責任感からか、
「ちゃんと働きたい」「困っている人を放っておけない」という看護師さんは多く、自分を犠牲にしてでも残業をしてしまいがち。
自分の時間を確保したい看護師にとって週休3日制は、気兼ねなく休むことができるでしょう。
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週休3日制は、メリットとデメリットが存在する働き方です。
しかし、自分の適正を考えて取り入れれば、今よりも充実させて働くことができるでしょう。
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