看護師はいかなる時も身だしなみが大切。
忙しくても患者さんやスタッフに信頼されるには、清潔感あるまとめ髪にするコトが必須です。
それは分かる。
でも、なんでまとめ髪=お団子ヘアなの?
と疑問に思ったことありませんか?
ショート、ボブヘア以外を除いて、病棟にいる看護師はみんなお団子ヘアです。
しかし、病棟から一歩出て、街医者へ行ってみるとどうでしょうか?
ロングヘアでもお団子にしていない看護師もいます。
ですが、ポニーテールをしている看護師はいません。
そこで今回は、看護師のまとめ髪は、なぜお団子ヘアなのか?ポニーテールがダメな理由を紹介します。
看護師のまとめ髪は、なぜお団子ヘアなのか?
まずはこの疑問から解決しましょう。
なぜ看護師のまとめ髪は、お団子ヘアが多いのか…?
何でだろう…と考えたときに、あることを思い出しました。
今は廃止されましたが、ナースキャップの存在です。
看護師のシンボルであり、憧れた女性は多いはず。
ナースキャップが廃止されて20年以上経つと思うのですが、その廃止された理由を知っていますか?
- 固く糊付けされているため、細菌が付着しやすい(感染源になる)
- 輸液ライン、カーテン、患者さんにぶつかる
- 男性看護師の増加
この3つの理由で廃止されるまでは、ナースキャップをかぶったヘアスタイルが基本です。
それがお団子ヘアと何が関係するの?
と思う人もいますが、かぶったことがある人は分かるはずです。
ナースキャップって上にポンとかぶるものではなく、頭のてっぺんから後頭部にかけてしっかり固定しなくてはなりません。
ナースキャップと頭の間に空洞ができるので、そこにお団子を入れたら日中どんなにアクティブに動いても乱れる心配はなし。
それでお団子ヘアにする人が多かった気がします。
看護師のまとめ髪、ポニテールがダメな理由はアレだった…!
看護師のイメージといえば、清潔感があって、きっちり感もある。
それがお団子ヘアです。
パリッとした制服、まとまった髪型の看護師は誠実に見えます。(実際はそうじゃなくても…)
第一印象を決めるのは、3〜5秒です。
これはアメリカUCLA大学の心理学者 アルバート・メラビアンが1971年に提唱した概念。(⇒詳しくは「メラビアンの法則」で。)
つまり、目の前にいる人が信頼できる人がどうかが、この3秒の間に判断されます。
だからこそ、看護師は見た目も大事!
ダサい・おしゃれの問題ではなく、信用の問題です。
後ろ姿もすっきり見えるお団子ヘアが看護師には求められています。
ただし、病棟を一歩出て街医者に行けば、一つくくりの看護師さんも多いです。
じゃあ、ポニーテールでも良いのでは?と思いますが、やめておいた方が◎。
ロングヘアで、一つくくり、ポニーテールをした場合、患者さんの顔に髪の毛を当ててしまうことがあります。
患者さんだけでなく、自分の顔にもビシバシッと当たって痛いし、点滴台に当たったり…。
そう、馬のしっぽのように暴れます。
名前を呼ばれて振り向いただけでも、しっぽは暴れるので、お団子にまとめておくことをお勧めします。
看護師向けのまとめ髪が知りたい人は【ヘアアレンジ特集】をチェック!
跡がつかない&ゴム一本でできるお団子ヘア、前髪あり・なしのアレンジ、お団子できない人向けのアレンジ…等など、あなたがしたい仕事ヘアが見つかるはずです。
まとめ
看護師のヘアスタイルは基本お団子。
ショートやボブヘアの場合は、無理にお団子にする必要はありません。
そのまま下ろした髪型でも問題ありませんが、採血やルート…などの処置時に前かがみになると髪がジャマになることも。
ワックスをつけたり、ピンで留めれば問題なし!
ボブヘアのおすすめのアレンジはこちらの記事で紹介しています↓