こんにちは、みもです。
あなたは今、
「今すぐ負のスパイラルから抜け出したい…」
「この負の連鎖を今すぐ断ち切りたい…」
と思っていませんか?
仕事で嫌なことが続くと、何もかもうまくいきませんよね。
「もう、イヤッ!!」と逃げることができればいいのですが、仕事なのでそんなワケにもいきません。
そこで今回は、「負のスパイラルを断ち切る方法」についてお話します。
「負のスパイラル」というやつは、私たちの生活に潜んでいて、出てくる機会を狙っています。
分かりやすく言うと、
負のスパイラルは「お風呂のカビ」です。
「70%以上の湿度」「15〜30度の室温」「栄養分」この3つの条件がそろうと、カビは爆発的に増殖します。
カビを吸い込んでしまうと、
かゆみ、咳、鼻水…といったアレルギー症状、過敏性肺炎、シックハウス症候群など私たちの健康に影響を及ぼすのです。
ですが、ちゃんと「原因」と「対処法」「予防方法」がわかっていれば、怖くも痒くもありません。
それは、負のスパイラルも同じ。
じゃあ、どのように対処し、どう予防すればスパッと断ち切れるのか、具体的な方法をみていきましょう。
この記事を書いているのは、現役ナースのみもです。
いつも「中堅ナースの日常」を読んでいただき、本当にありがとうございます。
看護師のQOLを爆上げをして「一人でも多くの看護師をハッピーにしたい!」という思いで、このブログを運営。
というのも、私たちが快適に暮らすには「お金」が必要ですよね。
他の仕事よりもちょっと給料がいい看護師を続けるのが◎。
ただし、給料に見合わない過酷な現場もあります。
…で、このブログが最終に目指すのは、「仕事も楽しい、プライベートも楽しい」そんな生活です。
おかげさまで月間8万PVを超え、毎日たくさんの悩める看護師さんに役立っています。
もっと私のプロフィールが詳しく知りたい方は、こちらを参照してください。
/こんな記事も書いてほしいなどのリクエストもあると嬉しいです。\
負のスパイラルは2種類ある!あなたが抜け出したいのは、どっち?
そもそも「負のスパイラル」には、2種類あります。
ちなみに、
負のスパイラルとは、悪循環。
悪いことやネガティブなこと、よくないことが連鎖的に続くことを意味します。
1つ目の「負のスパイラル」
1つ目の負のスパイラルは、「よくない出来事が続けて起こる」です。
例えば、こんな感じ↓
ステルベンに当たる→投薬ミスをする→ナースコールを押さずにトイレへ行った患者さんが転倒しているのを発見(センサーを見事にすり抜け)
このように嫌なことが連続して起こります。
2つ目の「負のスパイラル」
2つ目の「負のスパイラル」は、「1つのよくない出来事が原因で悪循環を起こす」です。
例えば、
投薬ミス→太くてまっすぐ、弾力のある患者さんの採血で失敗する→仕事の抜けが多くなり、先輩に怒られる
ドミノ倒しのように、嫌なことが次々と起こります。
「負のスパイラル」から抜け出すために知っておくべき3大原因
どうすれば「負のスパイラル」から抜け出せるのか?
あなたが知りたいのはこの部分ですよね。
先ほど、「負のスパイラル」には2種類あると言いましたが、
「よくない出来事が続けて起こる」でも
「1つのよくない出来事が原因で悪循環を起こす」でも、
どちらにしても対処法は同じ。
というのも、「負のスパイラル」に陥っている原因が一緒だからです。
というワケで、なぜあなたが「負のスパイラル」に陥っているのか、原因を探ってみましょう。
原因①考えすぎ
ノーベル経済学賞を取った心理学者作「ファスト&スロー」という本にも書いてあるんですが、
私たちは、人生で遭遇する大半のことはランダムであるという事実を、どうしても認めたくありません。
本当にそうで、
嫌なことが次々に起こると、理由探しをしちゃいます。
例えば、ステルベンが続いた場合。
「ほら、やっぱり!〇〇さんがいるからステった。」
「明日の夜勤、〇〇さんと一緒。患者さんで危ない人いるから、ステりそう…。」
と思ったことありますよね?
こんな風にランダムである事実を、それっぽい理由を探し当て、自分を納得させちゃうんです。
これが良いことなら、連鎖になっても困りません。
というか、良いことはウェルカムです!
ですが、悪いことが続けば、最悪うつなどの精神疾患になってしまいます。
原因②過剰なストレス
仕事をしている以上、何らかのストレスはありますよね。
ストレスが全くないより、適度にあったほうが仕事のパフォーマンス力が上がる。
という内容を聞いたことあるはず。
しかし、ストレス発散がうまくできず、負担になっている看護師さんは少なくありません。
過剰なストレスを抱えているときは、心に余裕がなくなるので、マイナス思考になりやすい傾向です。
普段だったら気にしないようなことでも、マイナスに考えてしまいます。
例えば、「ここ出来ていなかったよ。」と先輩から指摘された場合。
ただ指摘されただけなのに、
マイナス思考になっていると「めちゃくちゃ怒られた」や「指摘する意味ある?」とイラッとしてしまうのです。
マイナス思考って怖いですよね。
裏を返せば、ちゃんとストレス発散していれば、パフォーマンス力を上げて仕事ができるのですが…。
原因③もともとネガティブ
もともとネガティブな人は、負のスパイラルに陥りやすい傾向です。
というのも、
ネガティブな感情がさらにネガティブな気持ちを増幅させるから。
その結果、自覚していないところでネガティブな態度や行動を取ってしまい、悪い結果をもたらしてしまいます。
つまり、本心とは裏腹に、悪い結果を望んでいる行動や態度をしているのです。
仕事で嫌なことが続くのはコレが最後!「負のスパイラル」をスパッと断ち切る方法
ここからは、負のスパイラルから抜け出し、スパッと断ち切る具体的な方法を紹介します。
色んな方法がある中、
私が実際にして有効だった方法が、「気にしないこと」です。
シンプルですが、一番簡単で効果ありました。
ところが、悪いことが起きても「気にしない」「考えない」と思っていても、気になってしまうのです。
というのも、
見たらダメ。
やったらダメ。
人って、禁止されたことほど、むしろやってみたくなる生き物だから。
「だったらムリじゃない?」と思われるかもしれませんが、
要するに、
負のスパイラルをスパッと断ち切るには、いつも通り頑張ればいいんです。
「こういう日もあるよね」とさらっと受け流し、いつも通り一つ一つ丁寧に、確実に仕事をすればOK。
それが断ち切る近道です。
たったこれだけでOK!「負のスパイラル」に陥らないための予防方法
で、ここからが一番大事なポイントです。
「負のスパイラル」に陥らないためには、予防が大事になります。
美肌をキープしたり、病気にならないためにも「予防」がめちゃくちゃ大事ですよね。
ただ、予防って結構めんどくさい。
毎日続けることも大事になので、継続することがとても難しいのです。
例えば、虫歯予防のコツはこの3つ↓
- フッ素成分の多い歯磨き粉を使う
- 歯磨き+フロスでの清掃
- 毎食後に90%以上のキシリトールタブレットの習慣
どれくらいの人が1年以上、この3つのコツを継続できているのでしょうか?
その点、「負のスパイラル」の予防法はシンプル!
嫌なことが起きたら、自分へご褒美をあげるだけです。
ね、超簡単でしょ?
例えば、ハーゲンダッツを食べる。映画をみてゆっくり過ごす。自分のテンションが上がればいいので、ちょっとしたご褒美でOKです。
(私の場合、グリンティーのハーゲンダッツを食べれば、すぐに上機嫌♪)
というのも、嫌なことが起きたとき、気持ちの切り替えが重要になります。
落ち込んだとき、引きずらないための方法と同じなんです。
ところが、良いことが起きるのを待っていても、いつ起きるかなんて分からないですよね。
1時間後かもしれないし、
明日かもしれないし、
明後日かもしれません。
というワケで、待つのはやめて「自分で良いことを作っちゃえ」という方法です。
自分の感情をコントロールする裏ワザ。
簡単にできるので、ぜひ試してくださいね。
まとめ
以上、負のスパイラルから抜け出し、スパッと断ち切る方法を紹介しました。
ここまで読んでもらって言うのもなんですが…
今こうやって解決方法を検索していることが、「負のスパイラル」から抜け出せなくなっている一番の原因でしょう。笑
(とはいえ、ここまで読んでくれたことには本当に感謝しています。)
ただ、今のあなたに必要なのは、気にしないこと。
「そんな日もあるよね…」とさらっと受け流すことが大事です。
この記事を読んだら、すぐに自分へのご褒美をあげて、気持ちを切り替えてくださいね。
ズドーンと落ちていた気持ちがふわっと上がったら、
モヤモヤがスーッと晴れたら、
ぜひ他の記事も読んでもらえると嬉しいです。
まずは、今のあなたに役立ちそうな以下の記事から読むのがオススメ↓
他にも、看護技術や、職場の人間関係、効率よく仕事をするノウハウ…など、看護師のあなたに役立つ情報を紹介しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
PS.追伸
「人生には3つの坂がある」
いろんな場面で一度や二度、聞いたことありますよね。
(私の記憶の中では、ドラマ「カルテット」のセリフが印象的です。)
で、その3つの坂とは、
上り坂、下り坂、まさか。
そう、「まさか」がつきものです。
今は大丈夫と思っていても、働いていたら突然逃げ出したくなることがあります。
(経験上、10回以上あり)
いざというときの「逃げ道」は用意できていますか?
まさかに備えておらず、逃げ遅れてしまい、うつなどの精神疾患になる看護師さんは少なくありません。
だから、
今すぐ使わなくても、「まさか」に備えておく必要があります。
「まだ」という方は、こちらの記事を参考に「逃げ道」を作っておくのがオススメ↓
ちなみに、
私の場合、今の職場で働いて10年以上経ちますが、いつでも逃げられるように「情報収集」は欠かせません。
あえて看護師転職サイトは解約せずに、登録したまま。
新着求人があれば、メールで送ってもらえるようにお願いしています。
もちろん、メールで届くのは「いい条件の求人」だけ。
人気殺到する「いい条件の求人」は、募集が不定期なので、今のところ…逃すことなくチェックできていますよ。
こんなふうに負担なく、賢く
明日、突然やってくるかもしれない「まさか」に備えましょう。