「入職して数ヶ月経っても、先輩から毎日怒られてばかり…」
こんな生活が続いていると、どんどん仕事へ行くのがイヤになりますよね。
そこでこの記事では、新人看護師が知っておくべき「叱る」と「怒る」の見分け方や怒ってばかりのプリセプターから逃げる方法について紹介していきます。
「毎日怒られてばかりで辛い…」と悩んでいる新人看護師さんの一助となれば幸いです。
この記事を書いているのは、現役ナースのみもです。
看護師のQOLを爆上げをして「一人でも多くの看護師をハッピーにしたい!」という思いで、このブログを運営しています。
このブログが最終に目指すのは、「仕事も楽しい、プライベートも楽しい」あなたがハッピーになる生活です。
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「怒る」「叱る」の決定的な違い
まずは普段、自分が「怒られているのか?」それとも「叱られているのか?」考えてみましょう。
というのも、「怒る」と「叱る」とでは意味が大きく変わります。
決定的に違うのに、
新人指導では、圧倒的に怒っている人が多いです。
例えば、「ほんと使えない…」とか「まだそんなこともできないの?」「今まで何してたの?やる気ある?」と言われたことありませんか?
言われてシュン…となって、やる気なくしたことあります。
やる気をなくすのも当然。
そもそも怒るってただ自分のイライラを一方的にぶつけるだけで、全然アドバイスにもなっていません。
さっきの例なんてまさにそれ。
それなのに怒る先輩が多いのはなぜだと思う?
ストレス…?
確かにストレスもあると思う。
看護師の仕事って、常に人手不足でバタバタ忙しいし、命に関わるプレッシャーも大きいよね。
でも、大本は自分がそうやって指導されたってのが大きいはず!
新人看護師のいじめ理由と同じです。
あ…!!
そういえばさっきいってましたね。
「新人のときに学んだことが大きく影響する」って。
新人のときの職場環境ってベースになるから超重要!
反面教師にしていく方法もあるけど、虐待されてた子がふとした瞬間に…って聞いたことあるよね?
それって、知らず識らずのうちに基盤に刻み込まれていたからだよね。
毎日感情をぶつけて怒るプリセプターや、そんな先輩が多い職場からはいち早く逃げたほういいと思わない?
理想のプリセプターは「叱る」よりも「指導」してくれる人
理想のプリセプターは、正しく「叱る」よりも「指導」してくれる人です。
もし怒るプリセプターから逃げるなら、正しく指導してくれるプリセプターのいる環境にいきましょう。
そのほうが成長が早いよ。
え、ちょっと待って…!
「叱る」よりも「指導」ってどういうこと?
あ…ごめん。
ちょっとぶっ飛んじゃったね。笑
新幹線のつもりが、ロケットに乗ったぐらいぶっ飛びすぎです。
えーっと、「怒る」はイラッとする気持ちを相手にぶつけるのに対して、「叱る」は相手をより良くしようとするアドバイス。
じゃあ、「指導」って何ですか?
「指導」は、上からではなく、対等なアドバイス。
対等…?
新人指導ってどうしても「上から下」になってしまうよね。
先輩が後輩を教えるって構図がもう上下関係。
その変なプライドが新人の成長をジャマします。
一見、アドバイスと聞こえがよくても、もし偉そうにアドバイスされたらどんな気分?
いい気分はしませんね。
だから、「叱る」よりも「指導」してくれる人が理想です。
たしかにスキルに差はあるけど、仲間として対等に指導してくれたほうが、自信や責任感も出てきます。
一緒に働く仲間として対応したほうが、双方イイコト尽くしだと思いませんか?
毎日怒るプリセプターから、新人看護師が逃げる方法
ここからは、「怒られてばかり…」と悩む新人看護師さんに向けて、逃げる方法を紹介します。
【怒るプリセプターから逃げる方法】
- プリセプターを変更してもらう
- 異動願いを出す
- 転職する
プリセプターを変更してもらう
看護師長に相談して、プリセプターを変更してもらいましょう。
精神的に限界がきていると言えば、変更を検討してくれるはずです。
ただ、こんなセリフを言われた場合は要注意!
「毎日怒るのはあなたのためなのよ」
「指導の一環」
プリセプターをかばうのには理由があります。
看護師長自身が感情をむき出しに怒る、もしくは冷静に客観的な判断ができない人です。
病棟全体が、恐怖が支配する環境の可能性が高いので、そうした職場にいるのはリスクしかありません。
今すぐ逃げましょう。
異動願いを出す
奨学金を借りている。
病棟の職場環境は悪いけど、病院自体は嫌いじゃない。
このように今の病院を辞めたくない理由がある場合は、異動したいと看護師長に相談しましょう。
ただし、
相談する時期によっては異動が難しかったり、希望が通らないこともあります。
万が一、トラブルがあっても転職も視野に入れて行動しておけば安心です。
「お礼奉公中は辞めれない」はウソ。一括返済できないときの「肩代わり」について興味がある方はこちら↓
転職する
初めての転職でも、直接応募する看護師さんは意外と多いです。
しかし、単独での転職活動はオススメしません。
というのも、デメリットがあるからです。
初めての転職のあなたにオススメなのは、看護転職サイトを使った方法。
とはいえ、看護師転職サイトを使うことに躊躇している看護師さんは以下の記事を読んでみてください↓
自分にあった転職方法を探す参考になるはず!
まとめ
以前の記事で【みんなの前で怒られるのはパワハラ?】でも言いましたが、他人が暴言を吐かれているのをみただけでも仕事のパフォーマンスが落ちてしまいます。
ようするに、
病棟全体がパフォーマンス力がダウンしているってワケ。
本来の実力が発揮できない環境で消耗するのは時間のムダだし、反対にミスが増えたり、残業が増えるなど悪影響があるでしょう。
さらに、
怒りや恐怖に耐え続けたら、どんなにメンタルが強い人でも壊れてしまいます。
心を治すには1年とか2年など長いスパンが必要です。
「あのとき逃げていたら…」
壊れてからでは、手遅れです。
その日一日頑張るのではなくて、頑張り続けるために必要な準備を整えたほうがいいでしょう。
とはいえ…
さすがに明日、プリセプターの変更や異動をお願いするのはハードルが高すぎると思います。
まずは気軽にできる看護師転職サイトに相談してみてはいかがでしょうか?
看護師転職サイトには、カウンセラータイプの担当者がいるので、相談にも乗ってくれます。
ぐちゃぐちゃの頭の中が整理され、見えていなかったことに気づくこともあるでしょう。
モヤモヤしていた気持ちを溜め込まずに吐き出せば、ピーンと張り詰めていた緊張がちょっとマシになるかもしれませんよ。