どうも、みもです。
今回のテーマは、「メモ」についてお話します。
以前に「メモのとり方&コツ」や「メモでまとめておくと便利な項目」を紹介しました。
ところが、
先輩ナースに「メモをとるな」と言われて困っている新人ナースもいると思います。
実際にわたしが新人のとき、先輩に言われて戸惑いました。
結論からいうと、
はじめての業務なら、できる限りメモは取ったほうが◎。
とはいえ、
先輩ナースから「メモをとるな」とピシャリ言われたら、なかなか取りにくいですよね。
そこでこの記事を読んで、
「メモをとるな」という先輩ナースの気持ちを知り、メモの取り方を見直すきっかけにしてもらえると嬉しいです。
この記事を書いているのは現役ナースの「みも」です。
新人看護師さんや看護学生さんの
考える・見直す・はじめる、そんなきっかけになればと思い当ブログを運営しています。
最終目標は、あなたのQOLを爆上げすること。
もっと私のプロフィールが詳しく知りたい方は、こちらを参照してください。
/こんな記事も書いてほしいなどのリクエストもあると嬉しいです。\
【メモを取るちょっとした工夫】要点だけとり、後でまとめる!
杏ちゃんは1年目だからメモする機会が多いと思うけど、なんでメモを取ってるの?
メモとる理由は、忘れないためです。
メモは基本的にあなた自身が見るためのもの。
すでに覚えている内容や不要と判断した内容はわざわざメモする必要はありません。
つまり、メモはあくまでも一時的な情報の保管先ってことだね。
メモのとり方が下手で…。
どうしたらうまくなりますか?
それは簡単!
要点だけを簡潔にメモして、本当に残したい情報はまとめ用メモに落とし込む。
たったこれだけで劇的にメモのとり方が上達するよ。
メモのとり方については後半で紹介しますが、その前に「メモをとるな」という先輩の気持ちをのぞいて見ましょう。
「メモをとるな」という先輩ナースの気持ち
「メモをとれ」と言われるのはわかるけど、「メモをとるな」っていう気持ち全然わかなんない…。
教えてもらう側だとつい忘れてしまうのですが、教える側も同じ分だけ時間を使っています。
先輩ナースは通常業務の中で指導する時間を作っているため、実はものすごくカツカツ。
「〇〇さんの清潔ケアをしたいのに…」と思っている状況で時間を割いて教えているのに、時間をかけてメモを取っていたらどんな気持ちになる?
メモはいいから、しっかり聞いて!と言いたくなってしまうかも…。
こんな状況が「メモをとるな!」を生んでいる可能性があります。
メモをとってもいいけど、なるべく簡潔にして相手に時間を使わせない意識がとても大切です!
気をつけます!
こんな懸念もある!
メモをとることに集中しすぎると、肝心の内容が頭に入っていないという懸念もあります。
たしかに…。
その場で確実に話を理解させたり、相手に危機感を持たせるために「メモをとるな」と言っている可能性もあるでしょう。
ただし、メモを全くとらないと教えてもらったことを忘れてしまい、同じ質問をするリスクがあります。
「前にも言ったよね」とチクリと言われるやつですね。
「要点だけメモして、後ほどメモをまとめてもいいですか?」と断りを入れておきましょう。
振り返りの時間をきちんと作る意図を伝えれば、先輩ナースも納得してくれるはず!
新人ナース必見!メモの上手な取り方&コツ
ここからは、メモのとり方のコツについて紹介します。
詳しい内容は「仕事と人間関係を円滑にするメモのとり方」で解説しているので、要点だけをサラッとお伝えしますね。
メモをとる際、「走り書き用メモ」と「まとめ用メモ」の2冊を用意しましょう。
先ほどもちらっとお伝えしましたが、
先輩ナースから教えてもらう際、要点だけをメモします。
ただ、要点だけだと後からみたときに「どういうこと?」と困るため、まとめておくと安心です。
自分だけのマニュアルを作成するってこと。
というワケで、
要点だけを書く「走り書き用メモ」と「まとめ用メモ」を使い分けましょう。
「走り書き用メモ」をとるコツは、以下の3つです↓
簡潔にメモした走り書き用メモを「まとめるコツ」は以下のとおり↓
詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてくださいね。
【まとめ】先輩ナースの「メモをとるな」「メモをとれ」どっちが正解?
「メモをとるな」と先輩に言われても、
はじめての業務ならできる限りメモは取ったほうがいいでしょう。
同じ質問をするリスクがあり、先輩をイラッとさせる可能性があるからです。
その場合は、
「要点だけメモして、後ほどメモをまとめてもいいですか?」と断りを入れておけば◎。
もちろんスピーディにメモする工夫もしてくださいね。