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看護師がもっとも「辞めたい」と感じる瞬間ランキング&よくある失敗

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看護師の仕事は、身体的にも、精神的にも大変ですよね。

仕事中に「もう辞めたい」と思ったことある看護師さんも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、マイナビが手掛ける「カンゴトーク」が実施したアンケート【最も辞めたくなる瞬間は?】の結果をランキング形式でまとめました。(893票)

亜子先輩
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対処法も紹介するので、辞めようか悩んでいる看護師さんはぜひ参考にしてくださいね。

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看護師が仕事中に「辞めたいと感じる瞬間」ランキング

さまざまな回答が寄せられた中、1位になったのは「インシデントなどミスをしたとき」です。2位以下は、「スタッフ間でのトラブルが発生したとき」「すごく忙しい勤務後」なども入っています。

意外だったのが…

人間関係よりも「仕事そのものがうまくいかない」「失敗した」というときに、看護師を辞めたくなる人が多いこと。

亜子先輩
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1位〜4位の具体例をチェックしておこう!

1位:インシデントなどミスしたとき(39.6%)

点滴速度でインシデントを起こした。

「なんであの時、気づかなかったんだろう…」と後悔ばかり…。

病院で働くスタッフの中でも、看護師のインシデント件数がダントツ多く報告されています。

それは、さまざまな場面で患者さんと関わることが多いこと、入院中に患者さんが起こした事故(転倒や点滴抜去など)も看護師の確認不足、観察不足となるため。

1度でもインシデントを起こすと頭から離れられなくなります。

上司や先輩ナースの目が気になり、今までできていたこともできなくなる看護師も少なくありません

自信喪失のタイミングで、

「まずは自分の業務をしっかりするように」「受け持ち人数を減らす」といった上司や先輩たちの対応に、さらにショックを受けてしまうのです。

また、具体的な対策も考えずに、ミスをした当人だけを責めて吊るし上げる場合も辞めたくなりますよね。

2位:スタッフ間でのトラブルが発生したとき(26.7%)

お局看護師は、新人や中途採用の看護師に対してムシ・シカトが当たり前。

業務上、必要な情報ですら報告しない、聞こうとしない。

職場はあくまでも「仕事」をする場所。

仕事上のやり取りが問題なくできれば、別にスタッフ同士仲良くなる必要なんてありません

ですが、気に入らないなど個人的な事情で、ムシやシカトして仕事に支障をきたすケースもあり、いじめパワハラに発展していきます。

3位:すごく忙しい勤務後(16.5%)

暇より忙しいほうがいい。

でも…

来る日も来る日も仕事が減らない。到底日勤では終わらない量の仕事が舞い込んでくる。

コロナになる前から、看護師の職場はどこも人手不足

辞める看護師の割合に対して、採用難や望む人材の確保が難航していて人手が足りない事態が起きています。

増やしたくても人手が増えない、従業員を雇えない。

そのため、1人当たりの仕事量は必然的に増えてしまいます

この先もずっと続くと思うと、将来が漠然と不安になり辞めたくなってしまいますよね。

4位:患者さんとのトラブルを起こしたとき(8.0%)

普通に対応していた受け持ち患者さんに「頭ごなしに否定されて嫌な気分になった。」とクレームを言われ、担当から外された。

病院の中で患者さんと一番関わる時間が長いのが看護師です。

普通だと思っていたことがまさかクレームに繋がり、精神的に落ち込む看護師さんも少なくありません。

頭からいったん消し去ろうと思っても、そのときの場面がずーっと頭の中でぐるぐるし、うまく切り替えられませんよね。

 

仕事の悩みは、「同期に相談」がダントツ多い!

では次に、辞めたい瞬間、看護師さんたちは誰に相談しているのでしょうか?

亜子先輩
亜子先輩

今度は、対処法をチェックしておきましょう!

やっぱり「同期」が相談しやすい

一番話しやすくて、状況が分かっているのが「同期」です。

同じような苦労をしているため、日頃から本音で話している人も多いはず。

信頼できる存在であり、親身になって助言してくれたり、的確なアドバイスが貰えそうですよね。

また、自分が退職した場合、一番迷惑をかけるのが同期なので、気持ちを探っておきたいという思いもあるようです。

退職意思が決まっている場合はてっとり早く「看護師長」

「看護師長」の相談も一定数います。

ただ、先ほどの同期の状況とは全く異なります。

看護師長に相談するのは、「退職意思が決まっている」とき。

つまり、報告の意味を込めて、看護師長に相談するのです。

また、看護師は噂話が好きな人も多く、他スタッフから師長の耳に入ることを防ぎたいと考える人も少なくありません。

誰にも相談しない派も多い

同期の次に多かったのが、「誰にも相談しない」です。

地方から出てきて、家族や仲のいい友達が身近にいなくて相談できない場合もあるでしょう。

また、噂好きや裏では悪口を言う看護師も多いので、職場で信頼できる人がいないことも関係するかもしれません。

ただ、相談したところで最後に決めるのは結局自分自身

あえて相談しないと思っている看護師さんも少なくありません。

 

辞めたいと感じる瞬間、1人で悩まず第三者の意見を聞こう

仕事のちょっとした悩みは相談できても、「辞めたい瞬間」は他の人に相談することに抵抗が出てしまうもの

この心理が邪魔をしてしまう看護師さんは本当に多いです。

多くの人は自分の弱みを他人に見せることを嫌がるし、そもそも自分の将来に関するデリケートな相談ができる相手ってなかなかいませんよね。

職場の仲間に相談してしまうと、噂が広がる可能性があるし、「人に相談する」ということはなかなか難しいことなんです。

ただ、自分ひとりで考えられる思考には限界があるし、悩んでいるときほど疲れが溜まっていて思考力が低下します。

だからこそ、誰かに相談したほうがいいのです。

…で、なんで第三者がベストなんでしょうか?

仕事を辞めたいとき、ベストな助言やアドバイスをもらいたいなら、以下の条件を満たす人が適任だからです。

▼仕事を辞めたいときに相談すべき人

  • 多くの看護師さんの悩み相談に乗ってきた人
  • 他人の悩みを根気よく聞いてくれる人
  • 悩みをわかりやすい言葉で表してくれる人

この上記をすべて満たす人は案外身近にいます。

それが「看護師転職サイト」のキャリアアドバイザーです。

看護師転職サイトの担当者のタイプは全4種類いて、

  • アドバイザータイプ
  • カウンセラータイプ
  • メンタータイプ
  • コンサルタントタイプ

相談に適しているのが「カウンセラータイプ」の担当者です。

聞き上手で引き出すことが得意なので、悩んでいるときの相談相手にピッタリ!

話しているうちに頭が整理されていき、モヤモヤした気持ちがスッキリするでしょう。

看護師転職サイトを使うか迷っている方は、以下の記事も読んでみてください。

自分にとってのベストが分かるはず。

【看護師転職サイトは役に立たない】それでも活用すべき理由は?この記事を読んでいるあなたは、 おそらく… 連絡がしつこい 希望条件に当てはまらない職場ばかり紹介される 強引に...

 

まとめ

後悔のもとになりやすいのが「勢いにまかせて仕事を辞めること」です。

ミスやクレームといった予期せぬトラブルで、感情が不安定になったとき「もう辞めたい…」と強く思うのもムリありません。

ただ、一時的の気持ちの揺れで決断してしまうと、見誤った判断をしやすくなります。

とはいえ、日々の業務は多忙のため、メンタルを整えるのは難しいでしょう。

だからこそ、1人で考え込まずに、転職サイトのキャリアアドバイザーに第三者からのアドバイスをもらうことをお勧めします。

ABOUT ME
みも
二児のママナース。 【経歴】看護学校卒業後、病棟看護師(内分泌内科&眼科)、眼科クリニック、呼吸器内科クリニックを経て、現在は健診クリニックで働く。副業で夜勤バイト、消化器内科クリニック、小児科クリニックの経験もあり。 ただいま、QOLを高めるために「お金」の猛勉強です!