こんにちは、みもです。
あなたは、転職すると決めたものの、同期や先輩、プリセプターに対して「申し訳ない」と思っていませんか?
そう、今の病院を辞めて転職する際、誰もが抱くのが「罪悪感」です。
例えば、
人手不足の職場で、自分が抜けることでさらに忙しくなってしまう。
とか、
一緒に頑張ってきた仲間を裏切るような気持ちになる。
とか、
何かと相談にのってもらったのに、結果的にその気持ちに答えられなかった。
など、罪悪感はさまざま。
実はこれらの罪悪感の例は、私がこれまでに退職する際に感じたものです。
たぶん、あなたも同じような罪悪感を感じているはず。
働いた期間が3ヶ月と短かろうと、
3年と長かろうと、
お世話になった人に対して、罪悪感を抱かずにスパッと転職できる人はほぼいません。
とはいえ、
看護職の離職率は10.6%、新卒は8.2%。
つまり、10人に1人の割合で看護師が辞めています。
では、みんなはどうやってその罪悪感を解消し、転職しているのでしょうか?
そこでこの記事では、転職で罪悪感を感じている看護師さんに向けて「転職時の罪悪感との上手な付き合い方」について紹介します。
この記事を書いているのは、現役ナースのみもです。
いつも「中堅ナースの日常」を読んでいただき、本当にありがとうございます。
看護師のQOLを爆上げをして「一人でも多くの看護師をハッピーにしたい!」という思いで、このブログを運営。
というのも、私たちが快適に暮らすには「お金」が必要ですよね。
他の仕事よりもちょっと給料がいい看護師を続けるのが◎。
ただし、給料に見合わない過酷な現場もあります。
…で、このブログが最終に目指すのは、「仕事も楽しい、プライベートも楽しい」そんな生活です。
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誰しも大なり小なりの罪悪感は抱くもの!転職した看護師の解消方法とは?
ここからは、中堅ナースの日常キャラクターの1年目ナース「杏ちゃん」と7年目ナース「亜子先輩」と一緒にわかりやすい解説をしていきます。
はぁ〜。
転職したいけど、申し訳なくて…。
結論から言っちゃうと、
転職時の罪悪感は誰も感じるので、どう解消するかが大事!
転職した看護師たちの解消方法は2つあります。
罪悪感よりも転職するメリットを感じること
私の経験上、
罪悪感よりも転職するメリットが大きく上回ったとき、転職に迷いがなくなります。
例えば、
人間関係は良くてもこれ以上ここにいても自分が活かせないと感じたり、将来を考えると転職で得られるもののほうが大きいと感じたり。
こんな風に罪悪感よりも転職するメリットが勝てば、スパッと転職に踏み切れるでしょう。
ただ、日本人は転職することに対して、ネガティブなイメージです。
私自身、誰から言われたワケでもありませんが、なんとなく「転職は悪いこと」と思っていました。
あなたもちょっと思っているから、罪悪感を感じているんですよね?
ですが、
今は全くそう思いません。
むしろ転職はポジティブなことだと思っています。
思考を180度ガラッとチェンジできたのは、
転職のたびに「待遇や環境が良くなる」「これまでの経験やスキルが活かせる」「経験や視野の幅が広がる」など、自分を変える絶好のチャンスだと実感したからです。
「とりあえず3年」を信じている看護師さんは、以前紹介した「とりあえず3年の働く本当の意味」の記事を読んでみてください。
仕事をしている時間ってトータルでみると人生で一番長いので、
自分にとって最も良い環境で働ける職場を優先することはとても大事だと思うはずです。
考えてみたけど、
転職するメリットがイマイチわからない、
転職するメリットが罪悪感よりも上回らないという方は、視野が狭くなっている可能性が高いので、転職のプロに相談してみるのがおすすめ。
自分では思いつかなかった転職するメリットだけでなく、現職に残るメリット&デメリットも教えてもらえるかもしれません。
自分にとって一番ベストな環境を冷静に判断したいと思っているなら、看護師転職サイトに相談しましょう。
ちなみに、私が実際に使ってよかったサイトは以下の3社です↓
登録がまだの方は、ぜひ参考にしてみてください。
周りに迷惑をかけずに辞める
同期や先輩、プリセプターなどお世話になった人に対して「申し訳ない…」と思うのは、感謝の気持ちがあるからですよね?
罪悪感を感じているなら、
できるだけ周りに迷惑にならないタイミングで辞めることも大事。
というのも、送り出すスタッフの「気持ち」に大きな差が出てしまうからです。
例えば、繁忙期に突然辞める場合。
「精神的に辛かったのかな…もっと相談に乗ってあげればよかった」と心配する声よりも、「なんでこのタイミング?嫌がらせ?」といったマイナスな感情を抱いてしまいがち…。
一方、繁忙期あとに辞めた場合はというと、
「辞めるのは残念だけど、やりたいことあるなら仕方ない…。」と思うのです。
辞めるタイミングって大事でしょ?
お世話になった人たちのことを思っているならこそ、
自分都合だけでなく、残されたスタッフのことも考慮した上で退職するタイミングを決めましょう。
退職するタイミングがわからない方は、強い引き止めをバシッと阻止する方法を紹介している以下の記事が参考になるはずです↓
ポイントだけ知っておきたい方のために簡単に伝えておくと…
- 繁忙期は避ける
- 就業規則の「退職申し出期間」を守る
- 引き止められにくい退職理由を伝える
この3つが円満退職するコツです。
もっと詳しく知りたい方は、【こちら】の記事を参考にしてくださいね。
「申し訳ない…」罪悪感で転職を諦めるリスク
転職することが申し訳ないと思い、転職を諦める。
罪悪感で転職を諦める場合、あなたにはリスクがあります。
実は…
情に流されて行動できない=自分に不利な状況を作ってしまうこと。
要するに、
成長できるチャンスをみすみす逃すってことですね。
成長できるチャンスを逃す?
成長できるチャンスを逃す…?
辞めずに現職に残ったほうが成長できるんじゃないの?
そうとは限りません。
転職したほうが成長できる場合もあります。
例えば、回復期(リハビリ)の病棟に配属された新人さん。先輩たちが優しく教えてくれても、転職したほうがいいかも。
え…先輩たちとの関係性が良くても?
新人の間にいろんな経験を積んでおきたい場合、「貴重な時間」をドブに捨てるようなものだから。
看護師1年目というのは、いくらでも失敗して大丈夫な時期ですよね。
マリオのゲームで言ったら、スターを取ったあとの「無敵状態」と同じ。
失敗したとしても、「新人だから」と許されることって案外多いのです。
それに…
回復期病棟がダメというわけではないけど、急性期と違って医療行為は少ないので、それだけ経験できることも減るよね。
実感はなかったけど、そうなんだ…。
失敗を多く経験する看護師ほど成長できるもの。
ただ、看護師人生におけるスター時間はほんの一瞬で、そのときにいろんな失敗することが大事なんです。
言い換えれば…
失敗を経験していない看護師は、「何もできない看護師」となってしまう可能性が高くなります。
…?!
とりあえず3年と思っていたけど、状況次第では転職したほうがいいんだね。知らなかった…。
教育体制が整っていない病院や、プリセプターからパワハラ・いじめられている場合なんかも成長できるチャンスを逃すことになります。
これからも看護師を続けていきたいと思っているなら、「転職したい」と思った時に即行動しないと損するってワケ!
もしあなたが、職場いじめやパワハラ、教育方針で悩んでいるなら、
過食や不眠、胃痛、頭痛など体に不調サインが出る前に、転職を視野に入れて行動したほうがいいでしょう。
自分では判断が難しい場合は、転職のプロである看護師転職サイトに相談するのがおすすめ。
冷静かつ客観的に今のあなたの状況を判断してくれるからです。
転職経験のない同期や先輩に相談するよりも、看護師転職サイトに相談したほうがいいと思いませんか?
というか、
登録は無料だし、相談だけもOK。
もしイマイチだったとしても、メールで簡単に退会できます。
(ちなみに、こちらの記事で看護師転職サイトの上手な断り方を7パターン紹介。)
とりあえず相談してみて、使えるか判断しないと損だと思いませんか?
登録がまだの方は、実際に私が使ってよかったこの3社の中から選んでみてください↓
転職が申し訳ないと感じても、将来の「自分のため」に行動しよう!
以上、退職時の罪悪感との付き合い方について紹介しました。
「転職したい!」と思ったとき、
「申し訳ない」と感じてしまうのも当然です。
今の自分があるのは、
いつも支えてくれた同期や相談に乗ってくれた先輩、優しく教えてくれたプリセプターのおかげ。
お世話になった人に感謝の気持ちがあるからこそ、罪悪感を感じてしまうのです。
が、しかし、
申し訳ないと感じても、将来の自分のために行動しましょう。
残念ながら…
同期や先輩、プリセプターに申し訳なくて転職を諦めても、誰も責任はとってくれません。
たとえ成長できなくても。
「あのとき、転職していればよかった」と後悔したくないなら、退職理由をハッキリ明確することが大事です。
転職するメリットや現職に残るデメリットが見えてくるはず。
私みたいに自分を客観視するのが苦手な方は、転職のプロである看護師転職サイトに相談するのがおすすめです。
登録がまだなら、私が使ってよかった転職サイトを参考にしてみてくださいね↓