受け持ち人数が少ないから楽勝だよね。
よくもまぁ〜色んな人に迷惑かけておきながら出勤できたよね。
私たちの時代はもっと大変だったのに、今は優しすぎる。
という嫌味を先輩から言われたことがある人も多いことでしょう。
嫌味しか言えない先輩には、顔面にパイ投げを投げろーーー!と言いたいのですが、現実的にパイを用意することはできません。
てか、用意できても投げれないんですけどね…笑
とにかく上手に交わすことができれば良いのですが、毎日先輩や上司から嫌味を言われれば、精神的ストレスを抱えてしまう人も少なくありません。
そこでこの記事では、そんな嫌味をサラリと交わす方法を紹介しようと思います。
最後まで読めば、嫌味を言う先輩を味方にできるはずです。
この記事を書いているのは、みも。
健診クリニックで働く15年目の看護師です。
病棟時代、ある先輩に相談した内容が全スタッフに筒抜けになったほろ苦い経験あり、そんな先輩たちを反面教師にすると決意!
職場にいる先輩よりも「身近で信頼できる先輩」としてあなたの力になりたくて、このブログを立ち上げました。
詳しいプロフィールは【こちら】
嫌味を言う先輩看護師ってどんな人?【5つの特徴】
何かにつけて嫌味を言う先輩っていますよね。
仕事のことはもちろん、プライベートまで嫌味を言ってくるので、話すだけでイライラしたり、ドッと疲れてしまう方も多いことでしょう。
なぜ先輩は嫌味ばかり言ってしまうのでしょうか。
嫌味を言う先輩には特徴があります。
それが次の5つです↓
- 相手を見下している
- 自分を正当化したい
- 嫉妬心が強い
- 八つ当たり
- 無神経
相手を見下している
尊敬している相手には嫌味なんて言いません。
嫌味を言う相手は、自分よりも下に見ている相手である可能性が高いでしょう。
というのも、嫌味を言えば自分の優位性をアピールができると信じているからです。
ただし、稀に無意識に嫌味を言うタイプがいますが、その場合は相手に関係なく嫌味を言います。
自分を正当化したい
嫌味を言ってしまうのは、自己評価の低さが原因です。
他人のあら捜しをして「自分は大丈夫」「自分のせいじゃない」という風に気持ちを落ち着かせる必要があります。
先ほどと同じく、皮肉めいたセリフで相手に指摘すれば自分を優位な立場にできると思っている節があるのでしょう。
嫉妬心が強い
嫌味を言う人は、嫉妬心の強いのが特徴です。
つまりは、嫉妬心の塊のような人。
「羨ましい」と思っていることを自分でも認めたくない。「羨ましい」と口に出せすのもプライドがジャマをする。
こんな風にモヤモヤした気持ちを嫌味という言葉で言ってしまうのです。
とくに新人に対しては、「自分は苦労してきたのに何で今はこんなに楽してるの?」と妬む気持ちが強くなっています。
八つ当たり
仕事やプライベートなどで何もかもうまくいかないことがあるとイライラしますよね。
大人の対応ができれば、人によって態度を変えるということはしません。
しかし、ストレスが溜まってしまい自分の感情がコントロールできずに八つ当たりしてしまう人もいます。
サンドバックと思っている相手だと、嫌味を言ってストレス発散することも。
無神経
自分が嫌味を言っているという自覚がない人もいます。
相手の気持ちを考えられないことが原因です。
自分ではコミュニケーションのつもりだと思っていますが、人が傷つくことをサラリと言ってしまいます。
【新人ナース必見】嫌味を言う先輩の一発で黙らせる方法
ここからは、具体的な黙らせ方を紹介していこうと思います。
嫌味な相手に嫌味で返すなんてナンセンス。もちろんスルーも普通過ぎます。
場面や相手によって使い分けが必要ですが、様々な嫌味をクールに対処できるはずです。
嫌味にはポジティブフレーズで返そう
まずは嫌味ばかり言う先輩看護師に効果バツグン!
1発で黙らせる効果がある「ポジティブフレーズ」で返しましょう。
ポジティブフレーズとは…
- アドバイス、本当にありがとうございます。
- なるほど、そういう考えもありますね。
- そうですよね。私もそう思います。
- 勉強になります!
「嫌味も考えようによっては成長のチャンス!」と思うのがコツ。
嫌味っぽくは聞こえないので、先輩に睨まれることもありません。
笑顔で伝えれば最強です。
先輩を褒めてみる
嫌味をいう先輩は、人よりも優越感を持ちたい人です。
つまり優越感が満たされれば、機嫌がよくなります。
「すごいですね」「さすがですね」と返答して先輩をおだてておけば、勝手に上機嫌になります。
いざこざに巻き込まれないために、大人の対応をするのも大事です。そうやって返せるあなたのほうが先輩よりも大人ですね。
オウム返しは効果アリ!
先輩の嫌味をそのままオウム返しで言うのも効果あります。
この狙いは、自分自身で言った言葉を先輩に聞かせるためです。
先輩が言った言葉は、相手を妬む気持ちから言った言葉。
オウム返しされた場合、とくに中身もない言葉なので、返答に行き詰まってしまうのです。
質問で返す
質問で返すのも効果的です。
やり方は簡単!
「何回同じミス繰り返したら気が済むの?」と言われたとしたら「ミスを防ぐために〇〇さんはどのような工夫をしているんですか?」と聞き返せばOK。
もし本当に自分のスキルアップを考えてくれる人なら、いろんなノウハウを教えてもらえるでしょう。
嫌味が言いたいだけの人なら「自分で考えなさい」と言われるだけ。
これを繰り返せば「面倒くさい相手」と認識されるので、嫌味を言うことを避けてくるようになるかもしれませんよ。
最後に…
嫌味ばかり言う人は、劣等感や不安、うまく対処できない不満を誰かに攻撃することでしか解消できない「可哀そうな人」です。
そんな人のために心かき乱される時間は本当にもったいないと思います。
嫌味を言われてもスルーすればいい。
と言いますが、スルーしても気になってしまうこともありますよね。
とくに新人の間は、先輩との関係は蜜です。
先輩に嫌われたら仕事がやりにくい…と感じている人もいるはず。
この記事で紹介した対処法を試したけど、それでも嫌味が続いていて強いストレスになっていて辛い…。
もしあなたがそう思った場合は、その先輩を見方につける方法を試してみてもいいかもしれません。
ネチネチ嫌味ばかり言う先輩を味方に…?
看護師としてだけでなく人として嫌いなのに、どうして仲良くしないとダメなの?と思う気持ちも分かります。
しかし、行動心理学に基づいた効果ある方法なんです。
「ベンジャミン・フランクリン効果」というもので、人は助けてくれた人を好きになるのではなく、助けた人を好きになるという心理があります。
あえて嫌味を言う先輩を頼ることで、助けてもらい好きになってもらおうという作戦です。
嫌味を言う先輩に「お願い事」や「頼み事」を言うだけでOK!
例えば…
「〇〇するときよく抜けるので、もし抜けていたら教えて下さい。」
「この手技、前にも説明を聞いたのですが、自信が無くて…。教えてください。」
等など、積極的にお願いをしましょう!
お願いごとをするときの注意点
先輩のお願いごとをするときに気をつけることがあります。
疑問形でお願いごとをすると、あなたが思うように先輩に伝わらなかったり、あざとく思われることも。
スマートに伝えるためには、言い切る文章で伝えるのがポイントです。
言い切る文章とは、「〇〇して下さい」という言い方なんですが、直接「〇〇して下さい」だと言いにくいですよね。
そんなときは、クッション言葉を入れるのがコツです。
- ご迷惑でなければ
- 差し支えなければ
- お手数おかけしますが
- 恐れ入りますが
- お忙しいところ申し訳ありませんが
お願いした文の前にクッション言葉を入れるだけで、聞き入れやすくなるのでおすすめ!
追伸
今回紹介した方法は、全てのケースでうまくいくとは限りません。
あなたにとって負担が少なく、うまく嫌味を買わせる方法をその時々で選択できるようにしておくといいですね。
異動や転職して「攻撃されることはなくなった」という人も一定数いるので、いざというときの逃げ道を作っておくと◎。