それほど同期と差はないのに、自分だけ理不尽なことでいつも怒られる。
相談したことが他のスタッフに筒抜け。
パワハラまがいの先輩ナースとの勤務を外すと言ったのに改善してくれない
上司に対して、人として信用できないと思っていませんか?
信頼できない上司に出会ってしまうと部下としては辛いですよね。
「頑張ろう!」と思っていたのに、やる気がどんどん消失していきます。
私はこれまでにいろんな病院を転々としてきて、たくさんの上司と出会いましたが、残念なことに信頼できない上司は想像以上に多いと知りました。
上司といっても、ただの人間。
しかも看護師の場合、ちょっとした曲者が選ばれるから、上司との関係性で悩む人も少なくありません。
どうしようもないクズ上司である可能性も高いので、信用できない上司に出会ってしまったら、さっさと見限りましょう。
上司を変えようとアレこれ努力しても結局ムダ。
それが自分が傷つかなくていいベストな対処方法です。
そこで今回は、見限ったほうがいい上司の特徴と、見限る方法を紹介します。
信頼できない上司の元で働いてもデメリットしかない!
信頼できない上司でも上司です。
「もしかして自分が悪いのかも…」「自分がガマンすればいいだけ…」と思い悩み、無理やり信じようと思っていませんか?
その選択は間違いです。
確かに上司は、人としても看護師としても経験年数が上。
ですが、人として信用できない…とまで思い詰めるってよっぽどのことです。
ムリやり信じ込んで上司に従ってもデメリットしかありません。
我慢したところで、結局痛い目にあうのは部下であるアナタだから。
理不尽に注意されて仕事が中断する、不機嫌に当たり散らされる、監視され続ける、間違った指示に振り回される…等、つらすぎる日々が続きます。
また、そんな日々が続けば当然「よし、今日も頑張ろう!」という気持ちはわきません。
つまり、信頼できない上司は、仕事へのモチベーションまで下げてしまうのです。
「仕事で達成感が全く得られない」「ナースコールに対応しながら先輩たちの仕事もこなしているのに、報われる気がしない…」
やる気がなくなって退職した同僚や後輩ナースをたくさん見てきました。
信頼できない上司は、デメリットだらけの存在です。
こんな信用できない上司は見限ってOK!【特徴10個】
ここからは、見限ってOKな信頼できない上司の特徴を解説していきます。
自分のやり方・考えが絶対だと思っている
どの人も「自分の考えは正しい」と思って生きています。
なぜなら、自分の考え方は間違っていると思っていたら、罪悪感に苛まされて生きることさえ苦痛になるからです。
だから「自分は正しい」と思う分には全然問題なし。
しかし、限度を超えて「自分は絶対に正しい」と考えて行動することは自己中心的で、傲慢な人。
看護師に結構多いんですよね…。
いろんな苦難を乗り越えてきた自信もあって、自分とは異なるやり方・考え方をする部下を怒鳴ったり、型にはめ込もうとします。
看護観がそれぞれ違うのと同じで、看護に正解が1つとは限りません。
だから、見限ってOKです。
部下の話を聞かない
人の意見を聞こうともしない人を信用しろと言ってもムリですよね。
話を聞かない=シャットダウンしている状態。
つまり、上司自身が部下との関わりを拒んでいるってことです。
そりゃあ、誰からも信頼されません。
きっと自分しか信用できないタイプの人間なんでしょう。
人によって態度が変わる
部下によって態度が変わる人は信用できません。
お気に入りの部下はニックネームで呼んだり、シフトを優遇。
一方、キライな部下に対しては、露骨にイヤな顔をしたり、攻撃的な言い方、冷たい態度をとります。
人によって態度を変える人は、裏表がありすぎて信用できません。
「えこひいきが酷い」と感じているなら、以下の記事も参考にしてみてください。
指示がコロコロ変わる
この間はこうしろと言ったのに、今日はこうしたら違うと言われた。
しかも、そんなのは言ってないと開き直ることも…。
指示に一貫性がない上司を信じられるはずがありません。
悪口を言う
悪口を聞くことは気分が悪いですよね。
しかも、悪口を言っているのが上司であればなおさら。
信用したくても、居ない場所で悪口を言われているのかも…という不安や恐怖に思います。
信用度がゼロになって当然です。
自分の責任を認めない
「言われないと動かない人が多すぎる」「最近の子は、やる気がない」など、部下のせいにする上司も信用できません。
なぜそうなのか原因を探って対策するのが管理職の仕事です。
責任転嫁も甚だしい!
首を突っ込むくせに何もしない
何かトラブルがあったとき、とくに相談もしていないのに首を突っ込んできてあれこれ意見を言う。
手を貸してくれるのかと思いきや、何もしてくれない。
ムダにかき回すだけなので、当然部下からは信頼されるはずがありません。
相談を親身に聞いてくれない
「困ったことがあれば、すぐに相談して!」という上司ほど、相談を聞いてくれません。
「いい上司」を演じていて、自分の問題は自分で解決を…と思っています。
上司が相談を聞いてくれないと、スタッフのグチや不満がどんどん増えて、裏では悪口をいう環境ができあがります。
シンプルに言うと、ものすご〜く居心地の悪い職場です。
上司に限らず、他のスタッフも感じ悪くみえるので信用できなくなります。
「いじめ」で悩んでいるなら、実際にあったいじめ事例を参考にしてみてください。
相談した内容が他のスタッフに筒抜け
相談した次の日に、他のスタッフにバレていることもありますよね。
秘密にして!とこちらから言わなくても、立場上わかるはず。
それにもかかわらず、相談内容を他の人に言う上司は信用できません。
やるといったのにやらない
看護師はチーム医療です。
キライな看護師とペア、夜勤に入ることもあります。
最初はガマンしていても、段々つらくなれば変えてほしいと相談することも。
「チームを変える」「夜勤でかぶらないようにする」「ペアから外す」と約束したにもかかわらず、新しいシフト表をみても考慮されていない…。
約束を守れないような上司は信用できません。
信用できない上司を見限る方法とは?
- 期待するのをスッパリやめる
- 一定のキョリを保つ
- 異動・転職する
期待するのをスッパリやめる
まずは上司だから「助けてくれる」「頼りになる」と期待するのをやめましょう。
上司を選ぶのは部下ではなく、上司の上司です。
部下目線ではなく、上司の上司にとって扱いやすい人かどうか…で選ばれている可能性があります。
ちゃんとしてほしい…と思えば思うだけ、あなたはイライラするだけ。
最初から期待しなければ、苦しむことはありません。
一定の距離をキープ
職場には色んな人がいます。
合う人や合わない人、苦手な人…等など。
上司が合わない人であることは決して珍しくありません。
合う人だけで仕事をするのは現実的にムリなので、そんなときは程よい距離をキープのがオススメです。
しかし、上司が近づいてきて説教や注意など関わってくることも。
避けたくても避けれない状況なので、最終的な「異動・転職」を視野に入れたほうがいいかもしれません。
異動・転職する
親が選べないように、上司も選べません。
しかし、異動や転職すれば、変えることはできます。
・毎日怒鳴ってくる上司がいて、毎日ストレスがたまる。上司の顔をみたくない…
・ミスばかりして、他の人に迷惑がかかると言われ、仕事内容を制限させられている
・同期や他の人は教えて貰っていることを、自分一人だけ教えてもらえない
こんな人は、今スグに仕事を辞めることをオススメします。
なぜなら、毎日のように上司からストレスを与えられていると、うつ病になるリスクがあるからです。
「自分は絶対にうつにはならないから大丈夫!」「うつになる前に気づくし…」と思いますよね。
それは違います。
うつ病は誰にでも可能性のある病気で、ある日突然です。
実際に、私も「うつになんかならない。なったとしてもその前に分かる」と思っていましたが、うつ病になりました。
「わけもなく涙が出る」「気が重い。憂鬱すぎて、もう行きたくない…」と感じたら、うつに罹る前のサインなので注意してください。
もしうつ病になったら、完治するまでに何十年とかかることもあるので、うつ病になってしまう前に転職活動を始めることをおすすめします。
まとめ
見限ってOKな信用できない上司を紹介しました。
この記事で紹介した特徴10個は、私がうつ病になった看護師2年目のときの看護師長が持っていたもの。
仕事の相談をすれば「私に言われても…」とキレ気味に言われたり、「新人同士で連絡ができていない…」と怒られたり…むちゃくちゃでした。
先輩ナースたちにいい顔をしていましたが、影では悪口。
女って怖いと思った出来事です。
もし、あなたの上司に当てはまるのなら、気をつけたほうがいいですよ。
初めて転職活動をする看護師さんは以下の記事を読んでおけば、失敗しないはずです↓