師長に退職したい旨を伝えてから退職する日までの期間って、めっちゃくちゃ気まずいですよね。
別に悪いことしている訳ではないのに…。
私はこれまで何度も経験してきましたが、何度やってもあの空気感は慣れません。
そこでこの記事では、私がこれまでに気まずい期間をどう切り抜けたのか、お話していこうと思います。
退職代行を使えば楽だしカンタンだよっていう話ではなく、正式に退職届を出した後の気持ちの切り替え方についての内容です。
退職を検討中の看護師さんはぜひ参考にしてくださいね。
私が経験した気まずい体験談|退職すると決まってからの期間が地獄だった
看護師でも退職したい旨を伝えてから「1ヶ月後」とか「2週間後」にスパッと辞めることは可能です。
しかし、円満退職をしたい場合は、病院ルール(就業規則)に則って退職を進めていく必要があります。
私が働いていた病院は、「退職日から3ヶ月前までに申し出る」というルール。
新卒で入った病院を揉め事は起こさず辞めたかったので、仕方なく病院ルール通りに退職を進めていった感じですね。
その結果、退職を伝えてからの期間が3ヶ月以上あるという地獄を体験することになったのです。
その病院では、面倒見のいい先輩がいて、滅多にないレア処置がある場合は新人(1年目や2年目)に声をかけてくれていました。
当時私は2年目で、出勤していれば必ず声がかかっていたんですが…
1年に1回出会えるかどうかのレア処置があったのに、私だけスルー。(先輩とバッチリ目があったのに…っていう。笑)
いや、大したことではないんですけど、地味にショックでしたね。
いつもだったら「○時から見学できそう?」と優しく声をかけてくれてたので…。
つまり、面倒見のいい先輩にとっては、私は後輩でもなんでもなくて、ただの部外者的な扱いになっていたんです。
そういう露骨な態度を3ヶ月以上も耐えるのか…と思うと正直キツかったですね。
退職を伝えた後、気まずい…。原因は、周りの目線だよね。
そもそもなんですが、
なんで退職までの期間が気まずいかって…
「周りにどう思われているかな?」とか「みんなきっとよく思っていないよね?」という周りからの目線を考えてしまうからです。
他者から自分がどう評価されているのか…というやつですね。
「やっと辞められる!(ラッキー♪)」とだけ考えられればメンタル面の心配はないのですが、前向きに考えられない人も多いと思います。
退職時は何かしら迷惑をかけるわけですし…。(戦力外の新人であっても)
ですが!
辞める理由は何にせよ、ちゃんと「退職する」と意思を伝えて退職日が決定しているのなら、もうその職場での他者評価を気にしても自分には何にもメリットはないですよね?
だって、この先の人生で関わることのない人でしょ。
つまり、周りの反応にビクビクする必要はないってわけですよ。
とはいえ、わかっているけど…気が引けちゃうんですよね。
この人たちは「一生会わない人」と割り切ると気がラクになるよ【実際に誰一人とも会わない】
もう辞めることが正式に決まったのなら、「この人たちとは一生会わない」と思うようにしたんですね。
私は今までに3回こうした気まずい機会がありました。
でもね、結局辞めたらそれっきり。(※一部、仲の良い人は除く)
もう二度と会いたくない、関わりたくないと思った先輩や同僚たちとは当然会う機会がなくなり、それ以来一度も会っていません。
だから、「今後会わない人からの視線を気にしても意味がない」と思うようにしたら、少し気がラクになったんですね。
気持ちの問題なんですが、ほんとマジ大事なこと!
というのも、新卒で入った病院を辞めたとき、すごーく気まずくてストレスが溜まりにたまって、この期間だけでうつになるんじゃない?ってくらい思い詰めました。
退職日までの3ヶ月間、解放されるどころか、より修行感が増したんですね。
当時は必死でビクビクしていたけど退職日を迎えるとあっさりで、「あそこまで神経すり減らす必要はなかったわ…」と思いましたねー。
退職日までの不安は、積極的に仕事をすることで和らぐよ!
退職日が近づくにつれて、受け持ち人数が徐々に減っていきゼロになります。
引き継ぎのことなんかも考えれば当然なんですが、居場所とか仕事をどんどん取り上げられているような感じがするんですね。
あなたはもうここにいらないって言われてるよう。
「同じ給料なのに負担が減ってラッキー♪」「定時で帰れる!」と能天気に考えられればいいのですが、ポジティブに考えられない人も多いはずです。
仕事量がどんどん減れば、誰かに負担がかかっているわけですし。
周りから「あの子辞めると決まってから仕事していない」とか「やることないのに病院にいる」と思われたらどうしよう…ってめちゃめちゃ不安になります。
これを回避するために、とにかく積極的に声をかけて手伝うようにしましたね。
サポート役に徹することを心がけて人一倍雑用をしたら、自然と不安が和らいでいきましたよ。(まぁ、私個人の経験ですが…)
【最後に】
こんな感じで、退職の意思を伝えた後の気まずい期間を切り抜けてきました。
全ての人がこの方法で切り抜けられるとは限りませんが、私の場合は気持ちを切り替えて耐え忍んできましたよ。
スパッと辞められたら楽なのに、看護師って退職意思を伝えてから退職日までの期間が長すぎですよね。
そりゃあ、円満退職したくても退職日が3ヶ月とか先だったら、退職意思を伝える際に揺らいでしまうわって話です。
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