看護師って同年代の女性に比べたら給料いいけど、将来のことを考えると不安。
看護師1年目ってどれくらい貯金できるのかな?
あと、みんなの貯金事情も知りたい。
こういった疑問にお答えしていきます。
✓この記事の内容
看護師1年目の貯金額ってどれくらい?
みんなは毎月いくら貯金してる?
看護師1年目で貯金しないと絶好のチャンスを逃す理由3つ
看護師1年目のときの私の貯金額を大公開します
✓この記事の信頼性
みも(@Nurse3Info)
この記事を書いている私は、残高が増えていく通帳を見るのが好きな看護師14年目の現役ナースです。
もちろん看護師1年目から貯金はしていました。
今回は、看護師1年目の貯金事情を紹介します。
看護師1年目のときに溜めた私の貯金額も大公開しちゃいますね。
最後まで読めば、ムリのしない程度に毎月の貯金額が決めれますよ。
看護師1年目の貯金額ってどれくらい?

看護師1年目の貯金額の前に、社会人1年目の人の平均貯金額を発表します。
2020年ソニー生命のアンケート結果では45万円でした。(引用:マネージン)
「10万〜20万」「100万以上」を貯金する人は2割超となった一方、全く貯金しない(0円)の人も16.6%。
続いていは看護師1年目の平均金額です。
残念ながら金額についてはお応えできませんが、「ナースではたらこ」の貯金額のアンケート結果では、「100万円〜200万円」が30%、「50万円未満」が26%、「50万〜100万」が17%でした。(引用:ナースではたらこ)
看護師の場合は、一般職に比べて少し高いのが特徴です。
では、実際にみんなは毎月いくら貯金しているのでしょうか?
みんなは毎月いくら貯金してる?

1年目看護師さんがこんなアンケートをとっていました。
1か月の貯金額
— 1年目看護師 (@hamuhamu847) October 31, 2020
毎月3万円までの人が一番多く、8万〜10万円という人が次に多くなっています。
この結果をみて、最近の新人さんはしっかりと将来への計画性をもったタイプが多い印象です。
おすすめの月々の貯金額は「3万円」
車を買う、留学に行く、一人暮らしをしたい、結婚資金…など、目的がある場合は、毎月8万以上の貯金でもいいと思います。
しかし、将来のために毎月8万以上の貯金は、正直キツイはず。
というのも看護師1年目の平均年収は267万円です。(以下を参考)
- 看護学校の新人看護師の平均年収は263万円
- 大卒の新人看護師の平均年収は271万円
【看護師の年収】を上げる方法に関しては次の記事で詳しく紹介しています⇒参考:看護師の年収って本当に高い?【結論、女性の中では高いだけ】
毎月の給料は19〜20万なので、そのうち8万円貯金するとなると手元に残るのは10万ほど。
実家暮らしであれば余裕ですが、一人暮らしをしている人は、家賃、食費、光熱費などがあるので完全にアウトです。
「もしものときに備えて…」や「何となく」の貯金なので、無理してカラダを壊しても意味がありません。
貯金額を決めるときに理想の割合は、手取りの1/6です。
それが大体「3万円」。
貯金はあればあるだけ困ることはないですが、継続できる金額を決めましょう。
看護師1年目で貯金しないと絶好のチャンスを逃す理由3つ

看護師1年目は貯金する絶好のチャンスって知っていますか?
看護師1年目のときに貯金できなければ、2年目、3年目になっても貯金は難しくなります。
その絶好のチャンスと言われる理由は3つ↓
- 住民税がかからない
- 爆食い、ストレス買いをストップ
- 目標ができる
看護師1年目は、「住民税」がかからない
夜勤をしていない、夜勤回数が少ない看護師1年目の手取りが20万円以下です。
貯金なんて…と思いますが、看護師1年目のときは住民税がかかりません。
住民税は前年度の年収に対してかけられる税金。
昨年までは学生だった新人看護師さんは住民税がかかりません。
住民税は住んでいる地域によっても変動しますが、看護師2年目になった場合、年収270万円(平均年収)に対して10万近く住民税が引かれます。
この時点で貯金できないと、この先も貯金は難しくなります。
絶好のチャンスを逃さないで!
爆食い、ストレス買いをストップ
看護師の仕事はストレスが溜まります。
ストレス発散方法に、爆食い、衝動買いに走る看護師が多いです。
特に夜勤明けは危険。
長時間勤務でテンションが爆上がりして、抑制できなくなります。
ジャンクフードを爆食いしたり、値札を見ずに高額なモノを買ったり…。
毎月いくらまで使えると決めていないと、爆食い、衝動買いは止めれません。
看護師1年目の時点で、金銭感覚を身に付けておくことが、貯金ゼロという結果にしないためには必要です。
目標ができる
看護学生のときは、看護師になる!という明確なゴールがありましたよね。
今はどうですか?
一人前の看護師になりたいけど…という人が多いはず。
「看護部長になりたい」「認定看護師を取りたい」などはっきり目標がある人よりも、ただ何となく毎日を過ごす看護師1年目が普通です。
だから、挫折したときに「あ〜辞めたい」と思ってしまう。
同期に励ましてもらって乗り越えるのもいいですが、「100万円貯金する!」と決めていれば、割り切って仕事ができます。
また、30代になっても貯金が50万円以下という人も少なくありません。
働いているうちは貯蓄がなくても大丈夫ですが、体調を壊したり、転職のために一旦仕事をやめようと思ったときに、貯蓄が少ないと心細いですよね。
仕事を辞めたいけどお金がなくて辞めれない…という状況に陥らないためにも貯金の習慣をつけておいた方が◎
看護師1年目のときの私の「貯金額」を大公開します【冬ボーナスを全額貯金した】

では最後に、看護師1年目のときの私の「貯金額」を発表します。
看護師1年目で溜めた貯金の総額は100万円です。
夜勤をするまでの給料は18万円で、夜勤を始めた7月から手取りは20万円以上。
夏のボーナスはなく、冬のボーナスは40万円でした。
実家暮らしだったこともあり、冬のボーナスは全額、毎月5万円の貯金をして100万円を溜めることができました。
通帳にどんどんお金が溜まっていくのが楽しくなり、看護師2年目では150万円の貯金に成功。
ただし、貯金を優先して我慢が増えると、それがストレスとなり爆発することになります。
看護師1年目で貯金を始めるのはオススメですが、ムリしない程度に始めることがポイントです。