知らないと損すること

クリニック看護師の経験者が「仕事内容」をまるっと解説!

病棟で働くのが疲れた時に、クリニックで働きたい!と思いますよね。

私もそう思った一人。

日勤帯だけだし、介護系の仕事もないし、楽そうと思って転職したのが看護師3年目です。

実際に働いて分かったのは、一概に楽とは言い切れないな…と思う部分が多いこと。

そこで今回は、クリニックで働く看護師の仕事内容をまとめました。

こんなはずではなかった…と失敗しないためにも是非、読んで下さいね。

みも
みも

クリニックに向いている看護師さんは、

  • 仕事とプライベートを両立したい
  • 自分が主体になって働きたい
  • 地域に根ざした看護をしたい

こんな看護師さんにオススメです。

クリニックでの仕事内容の一覧

まずはクリニックの仕事内容です。

一般的なクリニック看護師さんが行う業務内容は次の通り↓

診療開始前
  • 院内の清掃
  • 備品の管理や補充等
診療中
  • 診療前の問診・バイタルチェック
  • 診察の補助
  • 採血・注射・点滴
  • 心電図の測定
  • レントゲンの補助
  • 医療器具の洗浄&消毒
  • 薬品や備品の管理&発注
  • 受付や電話対応
診療終了後
  • 後片付け 整理整頓等

クリニック看護師の一番の役割は、診察補助です。

ドクターの指示で、採血や注射、点滴をしたり、心電図、レントゲン介助を行うのが看護師の仕事。

診察が混んできたなーというときは、先にバイタルを測ったりも。

看護師らしい業務はこんな感じです。

でも、それだけではありません。

結構、雑務が大半を占めるかも。

洗濯物や掃除、ゴミ出し…などの家事をこなしたり、薬品と物品の管理&発注、受付の対応もこなすなんでも屋さんです。

スタッフの人数が少ないので、一人で幅広く仕事をこなす必要があります。

 

クリニックの一日のスケジュール

クリニックの仕事内容は、何となくイメージできたはず。

次に気になるのが流れ。

私が働いていた呼吸器内科の1日のスケジュールは次の通りです↓

1日のスケジュール
  • 8:45 物品の準備
  • 9:00 午前診察スタート
  • 12:30 休憩
  • 14:30 掃除
  • 15:00 午後診察スタート
  • 18:00 診察終了してからフロアの掃除機

大まかな一日のスケジュールはこんな感じです。

一日訪れる患者数は130名ほど。

お薬を貰いにくる人もいれば、注射、点滴をしにくる常連さんも。

低周波治療器、ホットパックや吸入、健康診断も行っていたので、どの時間帯もバタバタと忙しい時間でしたね。

みも
みも

低周波治療器とホットパックって何?

  • 低周波治療器:微弱な電気を体に通すことで行われる治療法。
  • ホットパック:患部を表面から温めることで結構を促進させるもの。

低周波治療器はこんなゴツい機械でした↓


引用:低周波治療器

みも
みも

肩こりや腰痛で悩むご高齢の患者さんに人気のアイテム。

点滴と一緒に行っていましたよ。

業務の合間には、洗濯物、ゴミ出し、物品の補充もこなします

ぼーっとする時間もあるけど、午後の診療時間の1時間前くらいから片付け作業をスタート

冬になるとこの作業にインフルエンザの予防接種もプラスされるので過酷でしたね。

スケジュールを見たら分かるけど、クリニックは昼休憩が長いのが特徴です。

https://nurse-3.info/break-time-6274

 

クリニックで働く看護師のメリット&デメリット

どの職場も一長一短あります。

私が思うクリニックで働くメリットは次の7つ

クリニックで働くメリット
  • ドクターが常にいる
  • 夜勤がない
  • 日勤帯
  • 日祝の固定休
  • 介護系の仕事、記録がない
  • 委員会、看護研究がない
  • ルーティンワーク

一番心強いのはドクターが常にいること

何か困ったことがあれば、頼りになる存在がいるのは経験が浅い看護師にとっては心強かったですね。

また、日勤帯の仕事なので、規則正しい生活ができるのも◎

病棟みたいに、委員会や看護研究もないし、介護系、記録もありません。

仕事内容はほぼルーティンワークなのも魅力です。

ルーティンワークですが、大勢の患者さんが押しかけてきたときにさばいていく感じが達成感があるんですよね。やりがいも十分感じられます。

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クリニックで働くデメリット

「クリニックはいいよー」や「ラクだよー」と聞くけど、いざ働いた時に辞めたいと思うのはデメリットです。

あまり知られていない部分なので本音で話しますね。

私が思ったクリニックで働くデメリットは7つです↓

クリニックで働くデメリット
  • 人間関係が病棟よりも複雑
  • 有給を取りにくい
  • 熱が出てもやすめない
  • 最新の処置ではなく昔のやり方にこだわる
  • コストにうるさい
  • 拘束時間が長すぎる
  • 病棟には戻れない

人間関係は病棟よりもマジで複雑です。

意気投合すればいいけど、クセのあるスタッフが多いですね。

それは看護師だけでなく、受付さん、ドクターも含めて。

私がいたクリニックだけかもしれませんが、融通がきかない頑固者が多かった印象です。

だからいつも折れるのが新しいメンバー。

その構図ができているのが、働きにくい職場環境の原因です。

また、クリニックの場合、少人数がほとんど。

私が働いていたクリニックは全部で7名です。ドクター1名、看護師3名、受付3名。

熱が出ても休みづらく、有給もありましたが、他のスタッフに許可がなしでは取れないルールでした。しかも使えたのは閑散期だけ。

人間関係や有給などは覚悟していましたが、何だかんだモヤモヤしたのが昔のやり方にこだわること

呼吸器内科のクリニックだったので、吸入(ネブライザー)をした後にタッピングの流れがお決まり。

※タッピングとは、手をお椀型にして胸壁の上あたりをパコパコ叩くこと。

何度も先生に確認しましたが、患者さんが喜ぶの一点張りです。

みも
みも

ここだけの話。

タッピング=肩たたきと思っている患者さんが多かったのは事実です。止めたら吸入に訪れる回数が減るので、経営のためにナシにはできなかったのが先生の本音みたいです。

分かるけど…ってやつ。

あとは、コスト面がうるさかったり、拘束時間の長さ(私の拘束は10時間ほど)。

そして、一番のデメリットはもう病棟には戻れないことです。

といっても戻りたいと一度も思ったことありませんが……苦笑。

https://nurse-3.info/clinic-2-5635

 

クリニックで働く看護師に必要なスキル

クリニックで働きたい看護師さん必見です。

クリニックで働く看護師に必要なスキルは2つ↓

クリニック看護師に必要なスキル
  • 豊富な経験がある
  • コミュニケーション能力

クリニックで働く看護師は数名しかいないので、何でもこなせる看護師は重宝されます

やっていることはルーティンワークですが、イレギュラーなことが起きた時に先生的にも助かる存在です。

また、クリニックの顔ともなる看護師はコニュニケーション能力もあった方が◎

特に常連の患者さんはご高齢の方です。

話を聞いてもらいたくてクリニックに訪れる人も。

話を聞く、共感できれば問題ありませんよ。

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転職先を決める時に注意する3つ

クリニックを選ぶ時に、「あ〜失敗した」と思ったことが3つあります。

  • 年間休日
  • 医師国保
  • 産休・育休制度、介護休暇

年間休日は意外と少ない

完全週休2日でも、実はカラクリがあります。

水曜日or木曜日、土曜日の2日間が半日のパターンです。

つまり出勤するのは週5日。

病棟でいえば5日勤なんて地獄です。

半日とはいえ同じメンバーで毎日仕事し続けるのも飽きてきます。(みんな無言で過ごす日もあったくらい…)

医師国保のクリニックは選ばないで!

総合病院で働いていたので、「医師国保」の存在があるとは知りませんでした。

医師国保とは、ざっくり言うと医師が入れる「国民健康保険」です。

院長が医師国保にこだわる理由は、保険料金。

社会保険は事業者が従業員の保険料の一部を負担する必要がありますが、5人未満のクリニックの場合は社会保険の加入義務はありません。

だから保険料の負担がない医師国保に加入するドクターが多いのですが、妊娠を考えている看護師さんは絶対に選んだらダメ!

出産一時金は貰えるけど、社会保険ではないので産休手当&育児手当はありません

産休&育休制度、介護休暇

今は予定はなくても突然 必要になるこの2つ。

無くて困るより、あって良かった〜となった方がいいですよね。

少人数のクリニックでは制度が整っていないことが多いですが、ある程度のスタッフ数がいるクリニックなら完備されていることも。

狙うは、個人よりも大きめのクリニック(スタッフ数が10名以上)がオススメです。

ある程度 スタッフ数がいれば有給も取りやすく、トータル的に働きやすいはず

明日から産休に入る看護師さんへ。お菓子に添える「手紙」の書き方看護師で妊娠するのは本当に大変です。 こうやって無事に産休に入れるのは、周りのスタッフのおかげ。 だから、感謝の気持ちを伝え...

 

【おさらい】クリニック看護師の「仕事内容」が分かる!

クリニックといっても診療科によってやることが異なります。

また働く人数も多いので、看護師の人数が少ないと一人の仕事量の負担はアップ。

求められることも多いので、経験豊富な方がいいですね。

だからといって経験が浅い看護師は働けない訳ではありません。

転職サイトを使ってクリニックに転職するなら、先ほど紹介した『転職先を決める時に注意する3つ』+院長が求める看護師(スキル)も事前に確認しておくのがオススメです。

経験豊富な人がほしいクリニックの面接をしても採用されることはほぼありません。

最低限の採血、注射、点滴ができれば…という場合は、経験が浅い看護師でも採用される可能性も。

クリニック選びではココも大事なポイントです。

【こっそり】自分に一番合う転職サイトの選び方のコツはこちら↓

3ステップ

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【STEP2】転職意欲をアピールする

各転職サイトに「良い転職先があれば、すぐに転職したい!」と伝え、優先的にサポートしてもらう。

→今すぐにその気がなくても、絶対にアピっちゃおう♪

【STEP3】最も相性の良かった1社に絞る

担当者との相性を確認しながら本命の転職サイト1社に絞る。本格的な転職活動をスタートさせる。

→口コミや評判が良い転職サイトでも、エリアによって担当者は異なります。

どの人にも相性がいい人は存在しません。最終的に担当者さんとの相性が転職を成功させるコツですよ。

【転職サイトの裏事情】も知っておくと◎